自然選択 [Loby家のエピソード]
【自然選択説】 進化を説明するうえでの根幹をなす理論。厳しい自然環境が、生物に無目的に起きる変異(突然変異)を選別し、進化に方向性を与えるという説。1859年にチャールズ・ダーウィンとアルフレッド・ウォレスによってはじめて体系化された。自然淘汰説(しぜんとうたせつ)ともいう。(Wikipediaより)
さて、Loby家には3匹のミニピンチャー(雄1匹、雌2匹 すべて雑種)がいます(その他にネコ3匹)。
その中のニーナ(2歳)が9月2日に3匹の子を産みました。
パパは...
この人、いや、この犬です。
実はこのパパ(スヌーピ)は、ママであるニーナのパパなのです
つまり、手っ取り早くいうと イ・ン・セ・ス・ト
Loby家の犬たちが”恋の季節” に入ると、そういった事態を避けるために犬たちをつないでおくのですが、
なんたることか、ニーナがチェーンからはなれてしまって実のパパとラブラブをしてしまったのです
まあ、動物の世界ではイ・ン・セ・ス・トなんてフツーなようで、ニーナとパパのラブラブも今回が初めてではなく、
今までにすでに2回も起こっており、その度に子犬を生んでいるわけですが...
(ペットの管理がだらしない、とお叱りを受けそうです)
今回、3匹生まれた子犬のうち、1匹が小さすぎて(少々未熟?)ほかの兄弟に押しのけられて
満足にママのお乳を吸えないようだったので、このままでは死んでしまう...
見るに見かねて奥さんが哺乳瓶でミルクをあたえることに。
もっとも、ニーナの子犬に哺乳瓶でミルクをあたえるのは今回が初めてではなく、去年も同じことをやっていました。
去年の授乳の様子 『ニーナのお産』 立って籠の中の子を見ているのがニーナ
それで、最初はがミルクをあたえ始め、ついでお兄ちゃんも授乳チームに参加し、
二人で交代で3時間毎に授乳するようになりました。
ところが...
ミルクをあたえはじめて一週間経ったころ
奥さんが「この子犬、なんだかおかしいワ...」と言い出したのです。
「えっ、どうしたの?」
奥さんが「この子犬、どうも首も座らないし、ミルクを吸うのも上手じゃないし...」
奥さんが、よく見たところ、なんとこの子犬は体に異常があることが判明したのです
ほかの兄弟たちがすでに自力で歩くようになっているのに、この子犬は満足に自分動くこともできないのです。
道理で...
奥さんがミルクをあたえはじめる前に、
「ほかの体の大きい子犬たちを母犬から1時間ほど遠ざけて、
その子犬がひとりで乳を吸えるようにしたら...」
とLobyが提案したとき、その通りにやってみても子犬は母親の乳を吸えなかったはずです。
体に異常があるとわかった日から
奥さんは、きっぱりミルクをあたえるのを止めました。
(このあたりの ←この人の冷静な決断力には怖ささえ感じてしまいます...)
最初は三日もすれば死んでしまうだろうと思っていましたが、
やはりミルクを一週間もらって少しは体力もついていたのか、母親の乳を吸うこともいくどかあったのか
一週間生きのびることができましたが、それが限度だったようです...
すくすくと育っています
ペンと比べてみても小さいのがわかります
今回のエピソードで思い浮かべたのが、ダーウィンの『自然選択』でした。
かくして、自力で生存できないものは『自然淘汰』されるのが自然の掟なのです。
ヘタに人為的なことを介入させると、とんでもない結果になりかねません。
今回の出来事をLobyたちは大きく反省し、二度と同じようなことが起きないように
トラブルの元凶(?)であるパパ犬を去勢(手術)することを決定しました
自然選択とは初めて知りました。(/_\)はずかしぃ
たしかに飼育管理が充分じゃないですね。ブリーダー仲間も
自然淘汰はあるようです。柴犬の系統を守る為のようです。
パパ犬の去勢手術は当然ですよね。
話は変わりますが、前々記事にコメント投稿したのですが
エラー続きで投稿できませんでした。エイリアンじゃなかったんですね
業者さんも責任転嫁することなく、対応が見事でしたね(^^)//""
by SIBA-dog (2014-09-27 14:46)
つらい選択でしょうけど・・・
自然のすごさを感じたお話でもありました。
by isoshijimi (2014-09-27 18:29)
何でもそうですが、人間が手を出すと良くないですね。
何事も、自然の摂理で。。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-09-27 20:11)
動物に限らず、川や森などもそうですよね。
人間が手を加えることによって災害が起きることもあります。
by kuwachan (2014-09-27 21:44)
母犬は老犬でしょうか。
by Silvermac (2014-09-27 21:56)
辛い選択ですが自然のおきてを守るのも大事ですね。
by ja1nuh (2014-09-28 21:08)
あらららら、そんなことが起こるんですね。
自然の摂理とは言え、子犬ちゃんかわいそ。
でも最近人間界でもひどいことが多くて怖いけど。
by がり (2014-09-29 21:23)
>SIBA-dogさん、近い血縁でそういうことが起こるのは良くない
と知っているので隔離策をとってはいたのですが、
「愛の力」(本能?)の方が強かったようです><
『ハプニング』の方は、おかげ様で解決に向かいつつあります。
>isoshijimiさん、人為的な介入はほどほどにしないと、たいへんな荷物を背負い込むことになりかねません。
>なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん、おっしゃる通りです。
自然に任せておくのが一番なんですけど、どうも憐憫の情がわきますね。
>kuwachanさん、自然というのは見事にバランスをとりますからね。
弱いものは消えて行き、適応できるものだけが生存します。
自然も同じですね。
>Silvarmacさん、記事中に2歳と書いてありますけど?
>ja1nuhさん、自然には手を出さないほうが賢明ですね。
>がりさん、どうやら先天性異常だったようで、自力で生き延びることは
できなかったようです。
情が移ってしまったので、とても可哀想でした (;_;)
by Loby (2014-09-30 01:12)
こんにちは‼
自然の動物の世界では自然淘汰は普通の現象でしょうネ。
何匹もペットを飼った事が無いので、親近交配?は知りませんが、
あり得る事なんでしょうネ...避ける為の去勢はしないと
いけないでしょう...
少しでも手をかけると愛情がわきますよね・・・亡くなった子犬ちゃんは
仕方無かったのでしょう,,,安らかに!!
by ちゃーちゃん (2014-10-03 18:21)
>ちゃーちゃんさん、こんにちは!
動物の世界ではごく普通のことでしょうけど、やはり先天性異常の子が生まれると悩みます(;_;)
やはり、これも心が痛みますが去勢手術しかないようです><
by Loby (2014-10-03 23:06)