チヒロの失踪 パート2 [Loby家のエピソード]
チヒロの失踪、パート2です。
パート1(前回)では、予想もしなかったような反響があり、Lobyもおどろきました。
さて、前回はLoby家の3匹のネコたちを屋外追放した話まで書きました。
屋外追放といっても、昼の間は自由に出入りさせ、夜になると家の中から閉め出すだけなのです。
これで朝起きてクサ~イネコのオシッコやウ◯チの匂いを嗅ぐことがなくなります。
こうしてカーニバルの期間中は何事もなく過ぎ、連休が終わってお兄ちゃんも帰ってきましたが、
ネコたちを夜、外にだすようにしたことについては何も言わず、平穏無事に日は過ぎて行きました。
ところがカーニバル連休が終わってから一週間ほどしたある朝、毎朝、Lobyが起きてすぐにキャットフードをネコたちにあたえるのですが、いつもは走ってくるチヒロの姿が見えません。
チグレーザとジージョは脇目もふらずフードを食べています。
その時はあまり気にしませんでした。
食い意地がはっているようなチグレーザと違い、ジージョやチヒロはそれほどガツガツしてないから、あとからノンビリとやって来て食べるだろう...と思ったのです。
ところが...
その日も
その翌日も
その翌々日も
チヒロは現れませんでした。
さあたいへんです。
早速、チヒロ捜索隊(奥さんとお兄ちゃん)が結成され、ご近所さんに聴きこみ調査をはじめました。
その結果、わかったことは、Loby家の真向かいのエンゾ君(ユウちゃんの友だち)の家には
チヒロやチグレーザが時々おじゃましていたものの、ここ数日は見てないとのこと。
こと、ここに至っては、最悪の事態を考えなければなりません
「チヒロはネコ嫌いの者に殺されたか、トトロのように誘拐されたのかも...」
「............」
奥さんも何も言いません。
過去にそういうことがすでにあったからです。
5、6年ほど前か、やはりLoby家でネコを飼っていたとき、そのネコはどこか隣近所で毒を盛られたらしく、変死してしまったのです
そんな酷いことをする人間もいるのですから油断は禁物なのです。
誘拐というか、よその家の犬やネコを拐って行く者もいます。
これなどドロボウと同じです。
トトロもそういうふうにして拐われたのです。
七日経ち...
十日経ち...
Loby家の人間がなかばあきらめ始めたころ...
ある朝、起きてキッチンに行くと、
な、なんと、チヒロがキッチンにいました。
いつもは遅起きのお兄ちゃんも起きています。
話を聞くと、明け方、チヒロがお兄ちゃんの部屋の窓の外で
「ニャ~ン(お部屋に入れ~て)」
と鳴いたのだとか。
見るとかなりやつれています。首輪もありません。
たぶん、Lobyの家の近くの人がチヒロを家の中に閉じ込めておいたのでしょう。
(首輪には名前も住所も書いてないし...)
それにしても、首輪があるネコは飼い猫だとわかるのに、十日以上も閉じ込めておくなんてヒドイ話しです。
おそらく、チヒロはその誘拐犯(?)が油断して窓かドアを開けた隙に逃げ出してきたのでしょうが、もし、逃げ出さなかったら、死ぬまで拐われっぱなしだったかも? (トトロのように...)
チヒロも懲りごりしたようで、遠出はしなくなり、いつも見えるところにいるようになりました。
チヒロの二の舞いを避けるため、ニャンコカーニバル作戦は中止となり、ネコたちはふたたび夜は家の中で寝るようになりました。
あ、クサ~イネコたちのオシッコやウ◯チの問題は、トイレの砂箱を外に出しておくことで解決。
ネコたちも朝になって、Lobyがドアを開けるまでガマンしているようで、開けるとトイレに走って行きます。
えっ、腹具合が悪くなって、夜、トイレをしたい時はどうするか、ですって?
その時はまた考えましょう
インコの受難
このエピソードもカーニバル連休が終わったころに起きました。
Loby家ではインコを飼っています。
これは犬やネコのように“実用本位”ではないので、本当のペットです。
以前、つがいがいたのですが1羽がカゴから逃げ出し、犬にアタックされ死んでしまいました。
しばらくして、1羽だけだとカワイソウだと思い、Lobyがもう1羽買って来ました。
インコって結構うるさい鳥ですけど、カワイイのですよね
暑い時期は、夜も外(ガレージの壁)に鳥かごをかけっぱなしにしているのですけど、
秋も深まり、寒くなると、夜は家の中に入れます。
そして、毎朝、インコのカゴを外に出してあげるのがLobyなのですが...
ある朝見ると、インコが1羽しかいないではありませんか
驚いて、奥さんに報告(彼女がインコの世話係なのです)
「インコが1羽しかいないよ」
「そうなのよ... 1羽が鳥かごの戸を開けて逃げちゃって、夜になって帰って来たところをチグレーザにやられちゃったらしいの...」
「え~っ!」
「朝見たら、ドアの下に首なしで落ちていたワ... 」
奥さんの話によると、夜になってお腹が減ったインコが帰って来て、勝手口のドアのところで(入ろうとして)バタバタやっていたのをチグレーザがとって、ジージョにあたえたのだろうとのこと。
それをジージョは頭だけ食べて、残りは放っておいたのでしょう
前回の記事のコメント欄でも書きましたけど、ネコは一人でネズミなどをとることは覚えません。
野生のライオンや肉食獣などと同じで、母親が狩りの仕方を子に教えるのです。
なので、育て親なしで育ったペットのネコはネズミをとりません。
(でも、ネズミは本能的にネコを天敵と知っているので、ネコの匂いがするだけでネズミはいなくなるはずです)
で、ネコ科はオス(ジージョ)も狩りをするかどうか知りませんが、チグレーザはいつも小ネズミやヤモリ、ゴキちゃんなどをとってジージョにあたえているのです。
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チヒロちゃん無事に戻ってきて良かったです(^^)
インコさんは・・・受難でしたね・・・
by isoshijimi (2014-05-02 08:08)
チヒロちゃん、災難でしたが、戻れて良かったですね(^^)v
にゃんこさんの狩りって、習うんですね(^^;)知らなかったので、勉強になりました(^^)
by さうざんバー (2014-05-02 08:10)
ペットはお別れの時が辛くて飼えません、
我が家はメダカのみです。 p(^-^)q
by himanaoyaji (2014-05-02 08:43)
何でも思い通りにはいかないんですね。
by チングルマ (2014-05-02 13:34)
チヒロちゃん戻って来て良かったですね。
どんな目にあっていたんでしょうか。
もう、懲りて家の中で遊ぶんでしょうね。。
インコチャンも可哀想でしたね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-05-02 21:54)
帰ってきて良かったですね。
by Silvermac (2014-05-03 08:22)
>isoshijimiさん、本当によかったです。
でも、インコは可哀想でした (;_;)
>さうざんバーさん、チヒロが帰って来てくれて、ホッとしました。
ネコ科などは、母親が子に狩りを教えますね。
犬はどうか知りませんが...
>himanaoyajiさん、人間もペットも、生きているものは、
いつか別れなければなりませんね。
メダカはいいですね^^b
>チングルマさん、朝令暮改です^^;
まあ、拐われたり、毒を盛られたりするよりマシです。
>なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん、たぶん、家の中に閉じ込められていたのだと思いますよ。
仔ネコならまだしも、成猫は新しいオーナーにはなつきにくいですからね。 インコも可哀想でした。また相棒を買ってあげないと...
>Silvermacさん、本当によかったです^^b
by Loby (2014-05-04 01:27)
チヒロちゃん、戻ってきて良かったですね。ホッとされたことでしょう。
インコは可哀想でしたが・・私が子供の頃飼っていた十姉妹のお父さん、自分の息子にいじめられていたので隔離していたら、ちゃんとした籠じゃなかったのでお隣の家で飼っていた猫にやられてしまいました。
by kuwachan (2014-05-04 15:26)
見つかってよかったですね。うちに近くの公園に野良猫ちゃんがいますが、大人しい猫ちゃんが居なくなると聞いた事があります。大人しいから、連れて行かれるのか、きちんと飼ってもら得てたらいいのですが、ちょっと怖いなって感じもしましよね。
by youzi (2014-05-04 19:15)
ひどいことをする人もいるんですね。ずっと閉じ込めていたなんて、とてもかわいそうです。でも、チヒロちゃん、痩せてしまったけれど無事に帰って来れてよかったですね。 ^^
by moz (2014-05-05 09:44)
>kuwachanさん、本当によかったです。
ネコはあまり好きではありませんが、やはりいなくなると心配します。
インコは可哀想でした。これで二度目です ><
>youziさん、本当によかったです。
公園の野良猫をひろって行く人もいるのですね。
ちゃんとかわいがって飼ってくれればいいですけどね。
>mozさん、本当にヒドイことする人間がいます。
まあ、毒を盛られるよりマシですけど。
チヒロも懲りたようで、もどって来てからは、あまり遠出しなく
なったようです^^;
by Loby (2014-05-05 23:41)