官報に載ったラブレター

 　前々回から紹介してきた「飛行機雲を追って」、最後の数枚です。

 

通りに面して商店がならぶ… 

飛行機雲は広がってきました 

 

 交番です　警察呼出番号190が壁に記されています

飛行機雲はかなり薄くなりつつあります 

 こちらはお肉屋さん　カラフルなお店です

飛行機雲はかなり拡散しています 

  教会…　飛行機雲はもうかすかです

 

 

 

 

本題に入って、最近はニュースを見ても深刻なものばかりなので、今日はちょっと大いに笑えそうなニュースを紹介します。

 

そう、題名を読んで分かるように、ブラジルの官報に載ったラブレターの話しです。

 

パライーバ州地方裁判所の2月16日付けインターネット官報には、予定されていたある裁判の結果を公表する代わりに、あるカップルの関係の終焉を仔細にわたって縷々と綴ったラブレターが載せられました。

官報に記載されたラブレターのニュース動画 

  ka 

ラブレターの載った官報

パライーバ州の位置

大きな地図で見る  

ラブレターは、ある女性が恋人に対して” 三角関係 には耐えられない…”と訴えて、恋人との関係に終焉を告げている内容で、通常のラブレターであったとしてもそんなものが堅苦しい裁判所の官報に載るというのは由々しきことなのに、三角関係とはまったくもって驚くべきことです

そもそも、どうしてそのようなことが起きたかというと、その女性とは裁判所関係の事務行事に携わる公務員で、恋人であるパーソナルトレーナーの男性が、彼の元恋人とよりを戻し、その女性公務員に三角関係の維持を要望したからだそうです。 

その女性公務員は裁判所に20年以上務めるキャリアウーマンで、官報内容にアクセス（&編集？）できる権限をもっていたのを利用して、恋人に送るつもりで作成したメール内容を裁判結果とすり替えたものだとか… 

彼女は、公表されたラブレターの中で、”なんでもありの関係なんて私には合ってない。でも、あなたたちはそれでもOKと考えているということは、私だけがのけ者ということで、どこか別の惑星ででも一人で暮らせばいいということでしょう。私はあなたにはすでに彼女がいるということを承知の上で交際を始めたわ。だけど、あなたと彼女といっしょの関係なんてとても耐えられない…”と縷々と真情を吐露しています。

裁判所関係者は、 ラブレターがインターネット官報に公表されてすぐ気がついたそうですけど、公報扱いの官報内容の取り消しにはブラジリアの元締め官庁（高等裁判所）の承認が必要で、その承認が出るまではインターネット上に公表され続けるそうです。

ちなみに、その女性公務員は問題が公になった時点で辞表を提出したとか…

それにしても、この女性公務員のとった行動は、ここまでその内訳を知ると可哀想になって、とても笑うどころではありませんね。

 

今日もご訪問有難うございます♪ 

 

コメント 19

おはようございます。
ホントにブラジルの空は見事な青空が広がっていますね。
連日こんな感じなのでしょうか。気持ちがいいです！
官報にラブレターですか？日本では考えられませんね。
by kuwachan (2012-03-03 09:13) 

おはようございます。
官報にラブレターとは、これまたすごい出来事ですね！？
しかも、内容が内容だけにすぐにでも削除したい（すべき？）
にもかかわらず、ここはお役所仕事になっちゃうんですね＾m＾
取り消しの承認待ちとは・・・（笑）

by perseus (2012-03-03 09:22) 

やりますねー。
人を馬鹿にするナーーー。て、聞こえてきそうです。
by 楽しく生きよう (2012-03-03 13:03) 

笑いたいけど笑えないわ。日本じゃありえないか。
by さきしなのてるりん (2012-03-03 16:27) 

へ～、ブラジルでは、190 なんですか！
消防は何番なんでしょうか？
世界各国の番号を調べたら、面白いかもしれませんね
…すいません、記事と違う話になってしまいました。
by 駅員3 (2012-03-03 18:02) 

＞Kuwachanさん、おはようございます。
　最近は連日こんな調子です＾＾ｂ
　散歩をするのには気持ちがいいです。
　ただし、お昼からは猛烈に暑くなります^^;
　官報にラブレターは、日本なら起こらないでしょうね…

＞perseusさん、おはようございます。
　すごいでしょう？ブラジルならではのことでしょう^^;
　取り消すのに上の役所（高等裁判所）の承認がいるというのも、典型的なお役所ぶりです。。。

＞楽しく生きようさん、まったく女性をバカにしたヤローですよね。可哀想なのは、そんなことで20年も務めた仕事をやめるようになったことでしょうか…
　”恋は盲目”とはいいますが。。。

＞さきしのてるりんさん、可哀想で笑えません(-_-;)
　ブラジルならではの出来事ですね。

＞駅員3さん、110番は日本だけですね。
　米国も違うし…
　全然かまいませんよ、写真に関連するお話しですので＾＾ｂ

　
by Loby (2012-03-03 20:37) 

ポップな交番やお肉屋さん、いいですね～。なごみます♪
ラブレターを官報に載せちゃうなんてあり得ないことが、
起こっちゃったんですね。
他人事だと笑えるかもしれないけど、
本人はよほど思いつめていたのかもと思うと、
少し可哀そうな気もしました。
by mizuho (2012-03-03 23:08) 

綺麗な空の色に似合う少しポップな風景。
日曜日の朝に拝見するには最高の風景ですね^^
”ラブレーター事件”確かに可哀想ですが、そこまで感情を表現できるということも大切かな。と思います。どんな仕事をしていてもはやりそこは人間、ってところがいいですよ。
by orange (2012-03-04 08:43) 

仕事のできるキャリアウーマンでもやっぱり女性ですよね！可哀想です・・・
ポップなお肉屋さんいいですね～「お肉食べたら力でまっせ！」みたいな感じ（＾０＾）／
by リキマルコ (2012-03-04 16:13) 

ブラジルの空の青さ、気分がすっきりします＾＾
なかなか日本ではありえないニュースですね。
びっくりです。
by ゆうゆう (2012-03-04 17:06) 

こんにちは＾＾）
オトコは理性をもって世間体を大事にしますが
女性は・・・という点がありますよね（＾ｍ＾）
by rtfk (2012-03-05 14:05) 

まさに『一矢を報いる』ですね！
すぐに削除できない、という点がかなりきつい一矢ですｗ
男と女では大事にする点の視点が違いますからね～ｗ
by nana_hyr (2012-03-05 15:24) 

Lobyさん、こんばんは。

今日のお写真もyomogiはとても好きです。（●＾o＾●）
青い空とかわいらしい建物。いいですね。

それにしても、
「男と女の間には、深くて暗い 川がある・・・」
って感じなんでしょうか。(^_^;)
by yomogi (2012-03-05 22:23) 

＞mizuhoさん、カラフルなお店やモダンな交番だと思います＾＾
　ラブレターのエピソードは、恥も外聞も仕事も、すべて捨てる決意をした女性の生き様ですね…
　評価は分かれるでしょうけど、やはり可哀想ですし、そんなエピローグを取ることを余儀なくさせた男性に憤りを覚えます。

＞orangeさん、どうもありがとうございます。
　そうですね、ラブレターの件では、”女性の意地”というものを世間に見せたと言えますね。

＞リキマルコさん、やはり誰でも人間であり、幸せを求めているのですよね。結末はたしかに可哀想です。
　こちらのお店はカラフルなのがあります＾＾

＞ゆうゆうさん、この辺はスモッグが少ないので青空が澄んでいます＾＾
　ラブレターのニュースはたしかに日本あたりでは考えられないことですね。

＞rtfkさん、こんにちは。
　あまりにもドンフアン氏が、恋人を馬鹿にしすぎた事をしたことのツケと思いますが…

＞nana_hyrさん、まったくおっしゃる通りだと思います。ラブレターの官報記載くらいでは”報復”としては軽すぎる感じがするのは私だけでしょうか？

＞yomogiさん、こんばんは。
　どうもありがとうございます。
　「男と女の間には、深くて暗い 川がある・・・」
　この言葉も言い得て妙ですね♪


by Loby (2012-03-06 00:02) 

恋愛も、千差万別ですからねぇ・・・＾＾；
by たいへー (2012-03-06 07:54) 

官報にラブレターとは、開けてますね。お国柄かな？日本では間違ってもあり得ないことです。
女性の見事な意地、すごいですね。
by rabbit (2012-03-06 16:02) 

＞たいへーさん、いろいろな恋がありますね^^;

＞rabbitさん、そうですね、やはり外国だからでしょうね。日本あたりだったら考えられないことですね。
　女性の意地もすごいですけど、恋人だった男性もアホです^^;

by Loby (2012-03-06 21:52) 

キャリアもそれなりの職権も持っていたのに、
それを全て捨てる覚悟でこんな手段を選択した彼女の気持ちを考えますと
やりきれなくなります。
このことで相手の男性はどれくらいのダメージを受けるのでしょうね？
by 青い鳥 (2012-03-07 11:31) 

＞青い鳥さん、今回のエピソードで取り返すことのできない損をしたのは、やはりこのキャリアウーマンの女性ですね。　仕事を棒に振り、世間の好奇心に晒され、職業上の信頼も失くす…　あまりにも酷な結果です。　
　男性は…　せいぜい友人たちの笑い話の種にされた程度でしょう。　あまりにも不公平な結果です。

by Loby (2012-03-08 10:09)