陸上の孤島から孫を救い出せ! [Loby家のエピソード]
先週半ばまでは夏にしては涼しすぎるような日々が続いていましたが、週末が近づくにつれて気温は上昇、連日30度を越す、夏らしい気温になってきました。とくに日曜からはメチャ暑くなり、飲み水も冷蔵庫に入れて冷やしたのでないと生ぬるくて飲んだ気がしないほどです。
(冷たいほうがおいしいのはビールだけではなかった…)
昨日はTVニュースでリオデジャネイロの気温は44度に達し、体感温度はなんと55度!とか言ってました
まあ、リオの夏の暑さは...
6年ほど経験していますので、カリオッカ(リオっ子)たちは白い砂浜のビーチやビールガーデンなどで思う存分夏を楽しんでいるだろうな~と想像(・・*)。。oO
しかし、上のニュース動画の中でも解説していますが、今年の気温は例年より6度高いそうです ( ̄◇ ̄;)エッ
異常気候はどんどん進行してるのですね...
暑くはなっても雨はほとんど毎日といっていいほど降っています。
それも気温が暑いので昼過ぎからの大雨、というかバケツをひっくり返したような豪雨が多い…
TVニュースでは昨年末から今年はじめにかけての大雨関連の災害(洪水、川の波乱、土砂崩れ等)による犠牲者は150人にものぼり、家が水に漬かったりして避難した者の数は1万5千人にもなるとか報道していました
左上から右下にかけて横切る大湿気流がブラジルの南部、南西部に大量の雨をもたらしている
大雨による被害や交通マヒは対岸の火事ではなく、Loby自身、先週実際に経験することになりました。
生まれて1週間目になる孫を先週木曜日の午後に初めて娘と奥さんといっしょに小児科のお医者さんに連れて行ったのですが、午後4時の予約時間に間に合うよう家を出ました
診察には40分ほどかかるというのでLobyは一度家に帰り、あとで迎えに行くことにしました。
ところが家に戻る途中から空は真っ黒な雨雲に覆われはじめ着く前に雷をともなうどしゃ降りに!
家に着くとすぐに開けっ放しでいた窓やドアを閉めて雨が過ぎるのを待ちましたが、なかなか止みそうにありません。
どしゃ降りは1時間も続かなかったけど、そのあともしばらく雨は降り続いていました。
診察が終わったら迎えに行くために電話をかけるように娘に言っていましたが、待てども電話はかかりません…
こちらからも娘の携帯電話にコールするけど留守番電話に入るばかりで連絡がとれません…
”あれだけ大雨が降ったなら、町の中心街にアクセスする通りは水に漬かっているんじゃないかな...”
とLobyは心配していました。
町の中心に近いところには幅4メートルほどの小さな川が流れていて、大雨が降るとよく氾濫して交通ストップになるのです。
かれこれ2時間ほど待って、もし、氾濫していても少しは水が引いただろうと思ってクルマで迎えに行きました
ところが町に近づくに連れてクルマの渋滞が!
やっぱり川が氾濫して交通に支障をもたらしているようです
横道に入ったりして渋滞を抜け出し、小児医院のある中心街にあと500メートル、というところまで近づいた時、前方の交通信号がある十字路に交通整理の係員がいて直進をしないで左折進行するように指示していました。
係員に訳を話して直進させてくれるようにお願いしたところ、
「中心街にはボートでないと行けないよ」との回答!
「えっ」
”でも、もしひざくらいまでの水なら、氾濫した水がないところにクルマを駐車して迎えにいけるのでは...”
と考えて、許可をもらって十字路を通過しましたが、100メートルも行かないうちに前方で川の水が轟々と道路の上を流れているのが見えました
ひざ上どころでなく、おへそあたりまでありそうで、もちろん流れが激しいから渡ることなんて不可能です
仕方ないのでUターンして家に帰りました。
まあ、3人とも雨に濡れているわけではないし、また小児医院はビルの高い階にあるので安全だと分かっているのでちょっぴり安心です。
娘と奥さんは多少はおなかがすくかも知れないけど、孫は娘のおっぱいがあるのでおなかをすかすことはないでしょう (゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン
結局、無事に連れて帰ることが出来たのは完全に水が引いた夜の7時半でした。
小児医院のお医者さんたちは、「陸上の孤島」事態に慣れていて(?)、
「あわてずに水が引くのをゆっくりお待ちなさい」
とアドバイスしてくれたそうです
また、電話連絡ができなかったのは、雷雨のせいかなにかで通信システムがトラブっていたみたい...
こちらから娘に電話できなかったのと同時に娘からもLobyの携帯電話に電話できなかったとのこと。
やれやれ、それにしてもみんな無事でよかったです。
教訓:① 次回の診察は雨の少ない午前中にすること
② クルマの屋根にゴムボートを装備すること(ちょっと実現難しい...)
(冷たいほうがおいしいのはビールだけではなかった…)
昨日はTVニュースでリオデジャネイロの気温は44度に達し、体感温度はなんと55度!とか言ってました
今夏最高の気温44度!(リオデジャネイロ市)を報道したTVニュース動画
まあ、リオの夏の暑さは...
6年ほど経験していますので、カリオッカ(リオっ子)たちは白い砂浜のビーチやビールガーデンなどで思う存分夏を楽しんでいるだろうな~と想像(・・*)。。oO
しかし、上のニュース動画の中でも解説していますが、今年の気温は例年より6度高いそうです ( ̄◇ ̄;)エッ
異常気候はどんどん進行してるのですね...
暑くはなっても雨はほとんど毎日といっていいほど降っています。
それも気温が暑いので昼過ぎからの大雨、というかバケツをひっくり返したような豪雨が多い…
TVニュースでは昨年末から今年はじめにかけての大雨関連の災害(洪水、川の波乱、土砂崩れ等)による犠牲者は150人にものぼり、家が水に漬かったりして避難した者の数は1万5千人にもなるとか報道していました
左上から右下にかけて横切る大湿気流がブラジルの南部、南西部に大量の雨をもたらしている
大雨による被害や交通マヒは対岸の火事ではなく、Loby自身、先週実際に経験することになりました。
生まれて1週間目になる孫を先週木曜日の午後に初めて娘と奥さんといっしょに小児科のお医者さんに連れて行ったのですが、午後4時の予約時間に間に合うよう家を出ました
診察には40分ほどかかるというのでLobyは一度家に帰り、あとで迎えに行くことにしました。
ところが家に戻る途中から空は真っ黒な雨雲に覆われはじめ着く前に雷をともなうどしゃ降りに!
家に着くとすぐに開けっ放しでいた窓やドアを閉めて雨が過ぎるのを待ちましたが、なかなか止みそうにありません。
どしゃ降りは1時間も続かなかったけど、そのあともしばらく雨は降り続いていました。
診察が終わったら迎えに行くために電話をかけるように娘に言っていましたが、待てども電話はかかりません…
こちらからも娘の携帯電話にコールするけど留守番電話に入るばかりで連絡がとれません…
”あれだけ大雨が降ったなら、町の中心街にアクセスする通りは水に漬かっているんじゃないかな...”
とLobyは心配していました。
町の中心に近いところには幅4メートルほどの小さな川が流れていて、大雨が降るとよく氾濫して交通ストップになるのです。
かれこれ2時間ほど待って、もし、氾濫していても少しは水が引いただろうと思ってクルマで迎えに行きました
ところが町に近づくに連れてクルマの渋滞が!
やっぱり川が氾濫して交通に支障をもたらしているようです
横道に入ったりして渋滞を抜け出し、小児医院のある中心街にあと500メートル、というところまで近づいた時、前方の交通信号がある十字路に交通整理の係員がいて直進をしないで左折進行するように指示していました。
係員に訳を話して直進させてくれるようにお願いしたところ、
「中心街にはボートでないと行けないよ」との回答!
「えっ」
”でも、もしひざくらいまでの水なら、氾濫した水がないところにクルマを駐車して迎えにいけるのでは...”
と考えて、許可をもらって十字路を通過しましたが、100メートルも行かないうちに前方で川の水が轟々と道路の上を流れているのが見えました
ひざ上どころでなく、おへそあたりまでありそうで、もちろん流れが激しいから渡ることなんて不可能です
仕方ないのでUターンして家に帰りました。
まあ、3人とも雨に濡れているわけではないし、また小児医院はビルの高い階にあるので安全だと分かっているのでちょっぴり安心です。
娘と奥さんは多少はおなかがすくかも知れないけど、孫は娘のおっぱいがあるのでおなかをすかすことはないでしょう (゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン
結局、無事に連れて帰ることが出来たのは完全に水が引いた夜の7時半でした。
小児医院のお医者さんたちは、「陸上の孤島」事態に慣れていて(?)、
「あわてずに水が引くのをゆっくりお待ちなさい」
とアドバイスしてくれたそうです
また、電話連絡ができなかったのは、雷雨のせいかなにかで通信システムがトラブっていたみたい...
こちらから娘に電話できなかったのと同時に娘からもLobyの携帯電話に電話できなかったとのこと。
これがLobyが経験した町の中心部の氾濫です。友人がアップしたものです
やれやれ、それにしてもみんな無事でよかったです。
教訓:① 次回の診察は雨の少ない午前中にすること
② クルマの屋根にゴムボートを装備すること(ちょっと実現難しい...)
2010-01-13 01:51
あしあと(10)
コメント(7)
おはようございます。
直接の被害は無くて良かったですね、
水入りは後片づけも大変ですよ(経験者はとして)
by y-tanaka (2010-01-13 05:21)
わぉ!!
こっちは雪国…そちらは灼熱!!
体感温度がすごいですねぇ。。。
脳みそ溶けますね。。。
Lobyさん、大丈夫!?
by おりおん星人18号 (2010-01-13 10:43)
y-tanakaさん、うちは高台にあるので水害の恐れはないのですが、この時期(雨季)は昼過ぎから出かけるときは十分注意しないとたいへんな目にあうリスクがあります><
by Loby (2010-01-13 21:16)
大変な目に遭われましたね。
でも、ご無事で本当に良かったです。
気温は38度までは体験したことがありますが、
44度となると・・・想像だに出来ません。
by 青い鳥 (2010-01-13 21:17)
青い鳥さん、こんにちは。
まあ、こういうこと(大雨の後の氾濫)には慣れている(?)ので娘も奥さんもゆっくりと水が引くのをまっていたようです。ただ、家にいるものはさすがに心配しますね... 電話でも連絡取れなかったので。
リオの暑さはもう想像以上です><
by Loby (2010-01-14 22:44)
もうね、コチラは毎日寒くて。まあ、虫がいないのがイイけど。w (^ω^)b
夏はキンキンに冷やした麦茶がウマーですよね。夏が懐かしい。w
それにしても、極端に異常気象来ておりますね。たぶん、アマゾンの開発は中止した方が良いですね。 (´∀`)ノ
(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2010-01-14 22:45)
モッズパンツさん、もう一月の辛抱ですね。
3月になると寒さも峠を越すでしょう。
アマゾンの開発はどんどん進んでいます。
同時にアマゾンの破壊も...><
by Loby (2010-01-15 10:34)