ハッブル望遠鏡大活躍 [宇宙のロマン]
その昔、航海時代に大海原を見て人々が未知の大陸発見に大きな情熱と好奇心をもったように、現在、私たちは壮大な宇宙を見上げて未知の天体発見や宇宙の不思議探求に大いに想像力を働かせ、好奇心をもちます。
天体観測にもっとも使われるのは天体望遠鏡で、中でもNASAのハッブル宇宙望遠鏡は1990年にスペースシャトルディスカバリー号によって打ち上げられて以来、数々の大成果をあげています。
【ハッブル宇宙望遠鏡】
それらの成果の中で特記に値するものを下記すると、
シューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突する様子を克明に捉えた(1994年)。
太陽系外の恒星の周りに惑星が存在する証拠を初めて得た。
銀河系を取巻くダークマターの存在を明らかにした。
宇宙の膨張速度が加速しているという現在の宇宙モデルはハッブル宇宙望遠鏡の観測結果によって得られた。
多くの銀河の中心部にブラックホールがあるという理論は、ハッブル宇宙望遠鏡の多くの観測結果によって裏付けられている。
1995年12月18日~28日、おおぐま座付近の肉眼でほとんど星のない領域について10日間に亘り観測を行い、「ハッブル・ディープ・フィールド」と呼ばれる千五百~二千個にも及ぶ遠方の銀河を撮影した。
南天のきょしちょう座付近において「南天のハッブル・ディープ・フィールド」 観測を行った。 双方の観測結果は非常に似かよっており、宇宙は大きなスケールに渉り均一であること、地球は宇宙の中で典型的な場所を占めていることを明らかにした。 (以上Wikipediaより抜粋)
などなどですが、残念なことにハッブル望遠鏡は当初から色々とトラブルが発生し、NASAは数回にわたって修復を実施しています。
【ハッブルの修復作業】
そして今回、NASAは最終修理後にハッブル望遠鏡が捕らえた新画像を発表しました
こんな天体写真を見るとワクワクしますね(゜ー゜)(。_。)ウンウン
【蝶の羽根の形をした星間ガス(?)超新星の痕跡?】
【NGC6217銀河】
【銀河団エイベル370による重力レンズ効果】
【ステファンの五つ子銀河】
【NGC6217銀河】
【紫外線写真と赤外線写真で撮ったカリーナ星雲】
さて、このように素晴らしい写真や成果をわれわれにあたえてくれたハッブル望遠鏡も、じきに使用期間が20年になり、NASAでは今後メインテナンスをしない方針を決定しているため、残念ながら宇宙粗大ゴミと化してしまいます
まあ、粗大ゴミになるまでに、今回のパワーアップによって、さらに数々の新しい発見&観測をしてくれると思いますけどね。
NASAでは、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機としてジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST) を2013年に打ち上げる予定だそうです。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の主鏡の直径は約6.5メートルでハッブル宇宙望遠鏡よりもさらに高性能だそうです(ただし観測波長域は近赤外線・赤外線のみであり、近紫外線・可視光の観測能力は持たない)。
さらにジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、地球と太陽のラグランジュ点 (L2) に位置することで、地球近傍のチリの影響を避け、より高精度の観測を可能とするそうです。
最近、NASAは予算削減の影響で数々のプロジェクトをキャンセルしたり、縮小、または延期をしていますが、せめて>ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡計画は計画通りに実施してほしいものですね。
【ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡完成予想図】
天体観測にもっとも使われるのは天体望遠鏡で、中でもNASAのハッブル宇宙望遠鏡は1990年にスペースシャトルディスカバリー号によって打ち上げられて以来、数々の大成果をあげています。
【ハッブル宇宙望遠鏡】
それらの成果の中で特記に値するものを下記すると、
シューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突する様子を克明に捉えた(1994年)。
太陽系外の恒星の周りに惑星が存在する証拠を初めて得た。
銀河系を取巻くダークマターの存在を明らかにした。
宇宙の膨張速度が加速しているという現在の宇宙モデルはハッブル宇宙望遠鏡の観測結果によって得られた。
多くの銀河の中心部にブラックホールがあるという理論は、ハッブル宇宙望遠鏡の多くの観測結果によって裏付けられている。
1995年12月18日~28日、おおぐま座付近の肉眼でほとんど星のない領域について10日間に亘り観測を行い、「ハッブル・ディープ・フィールド」と呼ばれる千五百~二千個にも及ぶ遠方の銀河を撮影した。
南天のきょしちょう座付近において「南天のハッブル・ディープ・フィールド」 観測を行った。 双方の観測結果は非常に似かよっており、宇宙は大きなスケールに渉り均一であること、地球は宇宙の中で典型的な場所を占めていることを明らかにした。 (以上Wikipediaより抜粋)
などなどですが、残念なことにハッブル望遠鏡は当初から色々とトラブルが発生し、NASAは数回にわたって修復を実施しています。
【ハッブルの修復作業】
そして今回、NASAは最終修理後にハッブル望遠鏡が捕らえた新画像を発表しました
こんな天体写真を見るとワクワクしますね(゜ー゜)(。_。)ウンウン
【蝶の羽根の形をした星間ガス(?)超新星の痕跡?】
【NGC6217銀河】
【銀河団エイベル370による重力レンズ効果】
【ステファンの五つ子銀河】
【NGC6217銀河】
【紫外線写真と赤外線写真で撮ったカリーナ星雲】
さて、このように素晴らしい写真や成果をわれわれにあたえてくれたハッブル望遠鏡も、じきに使用期間が20年になり、NASAでは今後メインテナンスをしない方針を決定しているため、残念ながら宇宙粗大ゴミと化してしまいます
まあ、粗大ゴミになるまでに、今回のパワーアップによって、さらに数々の新しい発見&観測をしてくれると思いますけどね。
NASAでは、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機としてジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST) を2013年に打ち上げる予定だそうです。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の主鏡の直径は約6.5メートルでハッブル宇宙望遠鏡よりもさらに高性能だそうです(ただし観測波長域は近赤外線・赤外線のみであり、近紫外線・可視光の観測能力は持たない)。
さらにジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、地球と太陽のラグランジュ点 (L2) に位置することで、地球近傍のチリの影響を避け、より高精度の観測を可能とするそうです。
最近、NASAは予算削減の影響で数々のプロジェクトをキャンセルしたり、縮小、または延期をしていますが、せめて>ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡計画は計画通りに実施してほしいものですね。
【ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡完成予想図】
2009-09-10 10:17
あしあと(10)
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