ハッブルに負けてないすばる望遠鏡 [宇宙のロマン]
昨日は、修復後のハッブル宇宙望遠鏡が新しい映像を届けつつあることについて書きましたが、天体観測に関しては、日本はハッブルのような宇宙望遠鏡こそもってはないものの、ハワイのマウナケア山(標高4205メートル)に「すばる望遠鏡」(正しい名称は「国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡」)をもっており、ハッブルに勝るとも劣らない成果を出しているのですw( ̄o ̄)w オオー!
これは日本人として本当に誇らしいことです(゜ー゜)(。_。)ウンウン
すばる望遠鏡が天体観測を開始したのは1999年ですから、早くも10年経ったことになります。
ちなみに、今年は『国際天文年』だそうなので、天文学は好きだけどあまり詳しくない(だから、国際天文年ということも今日知ったのです)私も出来るだけ天文関係のニュースなどをこのブログで取り上げたいと思います。
【ハワイのマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡】
ちなみに、すばる望遠鏡の諸元は、
主反射鏡
有効直径:8.2m
厚さ:20cm
重量:22.8t (重い...)
素材:超低膨張ガラス
望遠鏡本体
高さ:22.2m
最大幅:27.2m
重量:555t (すごく重い...)
ドーム
高さ:43m
基本直径:40m
重量:2,000t (超重い...)
(Wikipediaより引用)
すばるの主反射鏡は、建設当時は世界一だったそうだけど、今は世界3位(?)くらいかな
で、この反射鏡、完成までになんと7年かかったそうです
すばる望遠鏡は、可視光から赤外線領域をカバーする観測装置をもっているため、幅広い観測ができるそうです。
なお、「すばる望遠鏡ここにあり!」的な発見は、128億光年という想像を絶する超遠距離にある銀河「IOK―1」を今からちょうど3年前に発見したことです。 (詳しく知りたい方はここを見てね)
【すばる望遠鏡が撮影したIOK-1銀河】
これがなぜスゴイかというと、宇宙の誕生は約137億年前といわれており、128億年ということは誕生から“たった8億年”しか経ってない時なのです ( ̄0 ̄)/ オォー!!
これは、別の言葉で言えば、ビッグバンの8億年後にはすでに銀河が形成されていたという証拠なのです ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
天文学的には、ビッグバン後の38万年~9億年までの期間は観測ができないことから『宇宙の暗黒時代』と呼ばれているそうで、このすばる望遠鏡の発見によって宇宙の暗黒時代に一条の光が当てられたことになります (゜ー゜)(。_。)ウンウン
すばる望遠鏡の主な成果は、
宇宙の大規模構造の元となる、フィラメント状星雲の発見。
銀河系の10倍以上の質量を持つ、銀河団の元となる星雲を発見。
赤外線によって、宇宙の最遠の超新星爆発を捉える。
太陽系外にある微惑星のリングを捉える。
2005年2月 くじら座の方向に観測史上最遠(距離128億光年)の銀河団を捉える。
2006年5月 ガンマ線バーストの解析により、宇宙の再電離はビッグバン後9億年まで遡ることを確認。
2006年8月 かに座の方向に日本人の発見したものとしては最遠となる127億光年離れたクエーサーを発見。
2006年9月かみのけ座の方向に、天体観測史上最遠となる128億8000万光年離れた銀河を発見する。 (以上、Wikipediaから引用)
このような成果を見るとますます誇らしくなります^^b
一方、なぜ、すばる望遠鏡が遠方銀河観測で世界トップの成果を上げれるのか?
それは、満月1個分の広さを一度に撮影できる主焦点巨大デジタルカメラが装備されているからだそうです。この反射鏡の上約15メートルに設置されている巨大デジタルカメラでは、ハッブル宇宙望遠鏡だと100晩かかる範囲を一夜で撮ることができるのだそう (゜0゜*)ホ--ッッ!!!
さすがデジタルカメラでは世界のトップを行く日本だけあって、こんなところにもその技術が生かされているのですね。
ちなみに、ほかの8~10メートル級望遠鏡には、これほど高い位置に大きな装置を取り付けられる構造になってないそうです。( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
さらにすばる望遠鏡は、大気で天体の光がぼやけるのを補正する装置のセンサーを増やし、解像度を10倍アップ(2006年)、レーザー光を大気に照射し、光のゆらぎの補正を助けるシステムを設置(2010年予定)、反射鏡の性能を最大限に引き出し、視野をさらに10倍に広げる新たな主焦点カメラの設置(2012年予定)と今後もさらに観測力を上げるためのパワーアップを続けており、じきに世界をまた驚愕させる大発見をすることは間違いないでしょう。(参考資料:すばる望遠鏡10年)
これは日本人として本当に誇らしいことです(゜ー゜)(。_。)ウンウン
すばる望遠鏡が天体観測を開始したのは1999年ですから、早くも10年経ったことになります。
ちなみに、今年は『国際天文年』だそうなので、天文学は好きだけどあまり詳しくない(だから、国際天文年ということも今日知ったのです)私も出来るだけ天文関係のニュースなどをこのブログで取り上げたいと思います。
【ハワイのマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡】
ちなみに、すばる望遠鏡の諸元は、
主反射鏡
有効直径:8.2m
厚さ:20cm
重量:22.8t (重い...)
素材:超低膨張ガラス
望遠鏡本体
高さ:22.2m
最大幅:27.2m
重量:555t (すごく重い...)
ドーム
高さ:43m
基本直径:40m
重量:2,000t (超重い...)
(Wikipediaより引用)
すばるの主反射鏡は、建設当時は世界一だったそうだけど、今は世界3位(?)くらいかな
で、この反射鏡、完成までになんと7年かかったそうです
すばる望遠鏡は、可視光から赤外線領域をカバーする観測装置をもっているため、幅広い観測ができるそうです。
なお、「すばる望遠鏡ここにあり!」的な発見は、128億光年という想像を絶する超遠距離にある銀河「IOK―1」を今からちょうど3年前に発見したことです。 (詳しく知りたい方はここを見てね)
【すばる望遠鏡が撮影したIOK-1銀河】
これがなぜスゴイかというと、宇宙の誕生は約137億年前といわれており、128億年ということは誕生から“たった8億年”しか経ってない時なのです ( ̄0 ̄)/ オォー!!
これは、別の言葉で言えば、ビッグバンの8億年後にはすでに銀河が形成されていたという証拠なのです ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
天文学的には、ビッグバン後の38万年~9億年までの期間は観測ができないことから『宇宙の暗黒時代』と呼ばれているそうで、このすばる望遠鏡の発見によって宇宙の暗黒時代に一条の光が当てられたことになります (゜ー゜)(。_。)ウンウン
すばる望遠鏡の主な成果は、
宇宙の大規模構造の元となる、フィラメント状星雲の発見。
銀河系の10倍以上の質量を持つ、銀河団の元となる星雲を発見。
赤外線によって、宇宙の最遠の超新星爆発を捉える。
太陽系外にある微惑星のリングを捉える。
2005年2月 くじら座の方向に観測史上最遠(距離128億光年)の銀河団を捉える。
2006年5月 ガンマ線バーストの解析により、宇宙の再電離はビッグバン後9億年まで遡ることを確認。
2006年8月 かに座の方向に日本人の発見したものとしては最遠となる127億光年離れたクエーサーを発見。
2006年9月かみのけ座の方向に、天体観測史上最遠となる128億8000万光年離れた銀河を発見する。 (以上、Wikipediaから引用)
このような成果を見るとますます誇らしくなります^^b
一方、なぜ、すばる望遠鏡が遠方銀河観測で世界トップの成果を上げれるのか?
それは、満月1個分の広さを一度に撮影できる主焦点巨大デジタルカメラが装備されているからだそうです。この反射鏡の上約15メートルに設置されている巨大デジタルカメラでは、ハッブル宇宙望遠鏡だと100晩かかる範囲を一夜で撮ることができるのだそう (゜0゜*)ホ--ッッ!!!
さすがデジタルカメラでは世界のトップを行く日本だけあって、こんなところにもその技術が生かされているのですね。
ちなみに、ほかの8~10メートル級望遠鏡には、これほど高い位置に大きな装置を取り付けられる構造になってないそうです。( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
さらにすばる望遠鏡は、大気で天体の光がぼやけるのを補正する装置のセンサーを増やし、解像度を10倍アップ(2006年)、レーザー光を大気に照射し、光のゆらぎの補正を助けるシステムを設置(2010年予定)、反射鏡の性能を最大限に引き出し、視野をさらに10倍に広げる新たな主焦点カメラの設置(2012年予定)と今後もさらに観測力を上げるためのパワーアップを続けており、じきに世界をまた驚愕させる大発見をすることは間違いないでしょう。(参考資料:すばる望遠鏡10年)
2009-09-11 10:19
あしあと(7)
コメント(3)
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nice!&ご訪問ありがとうございます。
いろいろと深いですね、宇宙って^^
by lock (2009-09-11 22:08)
nice!&ご訪問ありがとうございます
いろいろと深いですね、宇宙って^^
by lock (2009-09-11 22:09)
Lockさん、nice&コメントありがとうございます^^
宇宙って知れば知るほど不思議ですね♪
by Loby (2009-09-12 02:54)