金星食を見ました [宇宙のロマン]
東京オリンピックが開催されることが決まった翌日。
つまり、日曜の夜(ブラジル時間)のこと。
『ディスカバリーチャンネル』を見ていると、奥さんが
「あなた、テラスに出て見て!下弦の月の真横に大きな星があるわ」
「どれどれ…」
と重い腰をあげておもむろにテラスに出てみると…
まさに!
早速、カメラと三脚を用意して撮ってみました。
ついでに、この現象についてサーチして見ると、なんと『金星食』でした。
日本で金星食が見られたのは2012年の8月14日だったようですね。
(ちなみに、日本で次回、金星食が起こるのは2063年だそうです)
奥さんに、「金星食だって」と言うと、
「ふーん… 金星っていう星なの?」
「星じゃない、惑星だよ」
(冥王星を格下げするのはいいけど、金星を恒星に格上げしないで…)
普通のコンデジ(例のLUMIX)なので、やはりこんなモノしか撮れません。
先週購入したSONYのNEX3は、ちょうど配達に来たときに誰もいなくて受け取れませんでした
息子はいたのですが、ナイトゲーム(一晩中ゲーム)のあとだから、ぐっすり昼寝していたのです
なので新カメラの試し撮りは今週になりそう…
これが一番、月の輪郭が出ていますね。
でも、一番きれいに撮れたのはこれかな?
それにしても、天体写真って撮るのが難しいですね。
三脚で固定するのは基本ですけど、ターゲットを焦点に合わせるのが難しい。
調整のため、カメラをちょっと動かしても、すぐカメラの視野から外れてしまいます
ブログでよく月の写真など載せている方がいますけど、たいへんなのでしょうね…
つまり、日曜の夜(ブラジル時間)のこと。
『ディスカバリーチャンネル』を見ていると、奥さんが
「あなた、テラスに出て見て!下弦の月の真横に大きな星があるわ」
「どれどれ…」
と重い腰をあげておもむろにテラスに出てみると…
まさに!
早速、カメラと三脚を用意して撮ってみました。
ついでに、この現象についてサーチして見ると、なんと『金星食』でした。
日本で金星食が見られたのは2012年の8月14日だったようですね。
(ちなみに、日本で次回、金星食が起こるのは2063年だそうです)
奥さんに、「金星食だって」と言うと、
「ふーん… 金星っていう星なの?」
「星じゃない、惑星だよ」
(冥王星を格下げするのはいいけど、金星を恒星に格上げしないで…)
普通のコンデジ(例のLUMIX)なので、やはりこんなモノしか撮れません。
先週購入したSONYのNEX3は、ちょうど配達に来たときに誰もいなくて受け取れませんでした
息子はいたのですが、ナイトゲーム(一晩中ゲーム)のあとだから、ぐっすり昼寝していたのです
なので新カメラの試し撮りは今週になりそう…
これが一番、月の輪郭が出ていますね。
でも、一番きれいに撮れたのはこれかな?
それにしても、天体写真って撮るのが難しいですね。
三脚で固定するのは基本ですけど、ターゲットを焦点に合わせるのが難しい。
調整のため、カメラをちょっと動かしても、すぐカメラの視野から外れてしまいます
ブログでよく月の写真など載せている方がいますけど、たいへんなのでしょうね…
宇宙ビジネス、民間企業の時代の幕開け [宇宙のロマン]
今日は久しぶりに「宇宙テーマ」です。 米宇宙企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)がNASAの技術&資本協力を得て開発した無人宇宙船『ドラゴン』が5月22日打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)への物質輸送ミッソンを無事に終え、5月31日朝、米ロサンゼルス沖合数百キロの太平洋に無事に着水したとのニュースが報道されています。
国際宇宙ステーションとドッキング中の『ドラゴン』の想像図
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エンデバーと国際宇宙ステーションのドッキング [宇宙のロマン]
5月16日に米国フロリダのケネディ宇宙センターから打ち上げられ、様々な宇宙実験用機材や測定・探索用装置などを国際宇宙ステーション(ISS)に運んだスペースシャトル・エンデバー号は6月1日にケネディ宇宙センターに無事帰還し、最後のミッションを終えました。
エンデバー号と国際宇宙ステーションのドッキング動画はこちらです。
ISSとスペースシャトルのドッキングが撮影されたのは今回が初めてだそうです。 それは今まではドッキングを撮影するほかの宇宙船がなかったためですが、今回ははちょうど折りよく、ソユーズTMA-20宇宙船がISSから離れ、地球に帰還すべく飛行していたため撮影できたそうです。
エンデバー打ち上げの瞬間 (Credit: NASA)
今回のエンデバー号のミッションで興味深い映像が公開されました。それは、宇宙ステーション(ISS)とドッキング(米国東部時間5月23日17時35分に行われた)している様子を撮影しためずらしい映像を公開しました。
国際宇宙ステーションとドッキングしたエンデバー (Credit: NASA)
ISSとスペースシャトルのドッキングが撮影されたのは今回が初めてだそうです。 それは今まではドッキングを撮影するほかの宇宙船がなかったためですが、今回ははちょうど折りよく、ソユーズTMA-20宇宙船がISSから離れ、地球に帰還すべく飛行していたため撮影できたそうです。
NASAはすでに報道されているようにスペースシャトル計画を今年でもって打ち切る方針で、あと残っているのは7月8日に打ち上げが予定されているアトランティス号だけになりました。
スペースシャトルは同計画開始以来、30年間という長期間にわたって膨大なミッションを遂行して来ており、チャレンジャー号(1986年)、コロンビア号(2003年)の事故があり、計画に大きな支障をきたしたものの、宇宙向け貨物運搬船としての多大な功績は否定できません。
銀河の降る霊峰 [宇宙のロマン]
まず最初にこの素晴らしい動画を堪能してください(提供 BBC-Brasil:動画アドレス)。
この動画はTerje Sørgjerd(テリエ・スールヤル)氏というノルウェーの有名な風景写真家・映像撮影家の作品です。
天の川には20億の地球型惑星が… [宇宙のロマン]
今日は久しぶりに「宇宙もの」テーマです。
宇宙にはときたま我々の想像を絶するような事象や現象がおきます。
3月23日にNASAが発表したMWC922星雲がまさしくそれで、なんと四角い形状をしています。
レッドスクエア星雲と呼ばれるMWC922
なんとも摩訶不思議な形状をした星雲ですが、この形状のため「レッドスクエア星雲」と呼ばれているMWC922は2007年に発見されたもので、2007年の4月に発見が発表されています。
今回の写真はパロマ山にあるヘール望遠鏡とハワイのマウナケア山にあるケック天文台の2号望遠鏡で赤外線撮影されたものを合成したものです(そのため赤色に写っている)。
MWC922星雲がなぜ、このような形状をしているかという理由について、現在のところ考えられている仮説は…
3月23日にNASAが発表したMWC922星雲がまさしくそれで、なんと四角い形状をしています。
レッドスクエア星雲と呼ばれるMWC922
なんとも摩訶不思議な形状をした星雲ですが、この形状のため「レッドスクエア星雲」と呼ばれているMWC922は2007年に発見されたもので、2007年の4月に発見が発表されています。
今回の写真はパロマ山にあるヘール望遠鏡とハワイのマウナケア山にあるケック天文台の2号望遠鏡で赤外線撮影されたものを合成したものです(そのため赤色に写っている)。
MWC922星雲がなぜ、このような形状をしているかという理由について、現在のところ考えられている仮説は…
ボイジャー1号、太陽圏の遙か彼方へ [宇宙のロマン]
1977年にNASAが打ち上げたボイジャー1号が太陽圏の果てに達しました。
秒速約17.07km(時速6万キロ以上)という超スピードで人類が達したことのない星間空間へ進みつつあります。
ボイジャー1号は、2010年12月16日GMT1時55分現在、地球から174億1260万6446 Km 離れたところを飛行中です。 詳しい情報はVoyager web siteで得られます。
星間空間を進むボイジャー1号の想像図
ダイヤモンドの惑星 [宇宙のロマン]
宇宙は無限に広く、そこには人知を超えるような事象や天体が無数にあります。
と書くのは簡単ですが、事象の方はブラックホールの”事象の地平面(シュヴァルツシルト面)”なんていう想像を絶するような奇妙なところもあるようですが、今回、英国の天文学チームが発見したのは非常に高密度の炭素をもつ惑星で、地球から1200光年離れたところにあるWasp 12bと呼ばれる惑星です。
と書くのは簡単ですが、事象の方はブラックホールの”事象の地平面(シュヴァルツシルト面)”なんていう想像を絶するような奇妙なところもあるようですが、今回、英国の天文学チームが発見したのは非常に高密度の炭素をもつ惑星で、地球から1200光年離れたところにあるWasp 12bと呼ばれる惑星です。
ダイヤモンド星と言ってもこのようなものではありませんが…
「あかつき」の失敗とグリーゼ581g [宇宙のロマン]
金星探査機「あかつき」の周回軌道投入失敗という本当に残念なニュースが、こちらの新聞でも取り上げられています
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表では、6年後に再び金星に接近するときに再度軌道投入をトライする予定だそうです。
しかし、トラブルの原因であると考えられている”世界初のセラミック製のエンジンノズル”の問題の
ために再投入の失敗するのではないか、と専門家たちは見ているようですが、
失敗にめげずに宇宙への夢を育んでほしいものです(それと政府はもっと宇宙開発予算を増やしてほしい!)。
金星に接近する「あかつき」の想像図
しかし、トラブルの原因であると考えられている”世界初のセラミック製のエンジンノズル”の問題の
ために再投入の失敗するのではないか、と専門家たちは見ているようですが、
失敗にめげずに宇宙への夢を育んでほしいものです(それと政府はもっと宇宙開発予算を増やしてほしい!)。
帰りの切符なしの火星旅行? [宇宙のロマン]
宇宙モノの話題にかなり関心をもっているLobyが今日見た衝撃的なニュースとは…
そう、月の次の目標とされている火星への有人飛行計画で、NASA(米国航空宇宙局)が帰還を考慮しない有人飛行を計画している、というものでした
思わず、エッ、エッ、エ~ッ!!!
と叫んでしまいました。
話題の発端は、ワシントン州立大学の地質学者Dirk Schulze-Makuch教授とアリゾナ州立大学の宇宙学者Paul Davies教授の二人が先週のJournal of Cosmology紙に掲載した、大胆すぎるともいえる火星有人飛行計画です。
火星への有人飛行 [宇宙のロマン]
前回の続きです。
火星に生命が存在するかどうかについては、昔からいろいろ議論されて来ました。
古くはイタリアの天文学者ジョバンニ・スキャパレリが火星に運河を発見し、火星全体の表面に線状模様があることを発見し、Canali(イタリア語で溝・水路)と記述したものを、カミーユ・フラマリオン(フランスの天文学者)が翻訳する際にCanal(フランス語で運河)と誤訳し、「それは運河である」ということになってしまったそうです。(これには異説があり、フラマニオンは実際に人工構築物が火星表面にあると信じていたという)
人類が火星で知的生物に遭遇する可能性はあるのだろうか?
シンデレラのガラスのシューズと同じですね。