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蛙(かえる)路地 [ブラジル雑学]

 今朝は息子のクルマを運転してVWのディラーまで。
先月買ったばかりのGolの新車だけど、先週だったか、ちょっと運転したときに運転席のダッシュボードが路面の悪い道などを走るときにキシキシ音を立てるので、そのことを息子に言うと、彼は知らなかったようで少々驚いていた。
で、週末に運転して、彼もその音に気がついたようで、「お父さん、週末明けにちょっと僕のクルマをディラーに持っていって見てもらってくれない?」と頼まれたので二つ返事で引き受けた次第。

8時過ぎに家を出て、ちょっと用事をしてからディラーに持っていって事情を話すと、係りの人がすぐ私といっしょにテスト・ドライブしてやはり音が出るのを確認。
調べて直す(ネジ締め付け?)のに1日か2日程度かかるというので、クルマを置いて散歩代わりに徒歩で帰ることに。
ディラーから家までは4キロ半くらいの道程だけど、9時20分だというのに日差しはかなり暑いε-(´o`;A アチィ
おまけに道は起伏がかなりあるので、上ったり下ったりでかなりの運動になります ε-(;ーωーA フゥ…
結局、家に帰り着いたのは10時。40分で4キロ半だからまあまあの徒歩速度です。
けっこう汗をかきました。
天気予報によると、今日は33度程度にまで気温が上がるそうです。


        【ベコ・ド・サッポ(Beco do Sapo) Loby撮影】
DSC00002(1).JPG◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

この写真は、Beco do Sapo(カエル路地)という面白い名前の路地で、M市の中心に近いところにある広場の横にあります。 このように整備されてちょっと洒落た路地になっていますが、ごらんの路面は石畳で、おそらく200年以上は前に出来たものでは?と思われます。
というのは、M市が最初に部落として創設されたのはサンパウロ市より古く、1560年だからです。
M市はブラジル発見後の調査&開拓時代に、同地を横切るチエテ川を利用して多くのポルトガル人たちが奥地へ出発する前にいったん寄り、休息・物質の補給などをする場所となっていたようです。チエテ川は延長1100キロもあり、海岸山脈からサンパウロ州の奥地(西北)に流れているため当時は便利な交通水路となっていたのです。
というわけで、M市には今でも馬車が主な交通機関として使われていた時代の、せまい石畳の道があっちこっちに残っていますし、結構古い建物も残っているのです。
 
                  【1940年代のM市】
   M.jpg


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