ハードワーク (汗)(汗)(汗) [日記]
理由は、13日に急な翻訳の依頼が入ったからです。
60ページもあるポルトガル語の契約書を日本語で10日ほどで翻訳して欲しいというモノでした。
なんの契約書かというと…
いえいえ、電車の説明書の翻訳ではありません。
地下鉄関係の翻訳です。
サンパウロ市の地下鉄は、郊外では地上を走るのです。
正確には、サンパウロ市地下鉄新路線建設計画に関する長期融資の契約書の翻訳です。
モチ、原文はポルトガル語。
それを日本語に訳すわけですが、翻訳とか専門用語の和訳などを探した方とか、翻訳をやったことのある方ならご存知だと思いますけど、法律用語だらけの契約書ってのは本当にムズカシイのです。
サンパウロ地下鉄の駅
ちなみに、サンパウロ市の地下鉄網は現在、総延長80KM程度(6路線)とまだNYとかロンドンとか東京やパリなどの地下鉄とくらべてもまだまだ小規模なものです。
が、利用者数は毎日500万人近くで年間でも180万人くらい。
開業が1974年と歴史も浅く、これからさらに路線&総延長を増やし、多くのサンパウロっ子に利用してもらわなければないないのですが、世界の主要な地下鉄とくらべて見ると、その小規模さがわかります。
① ニューヨーク (1904年開業) 468駅 総延長 375km 年間利用者数18億人(世界第7位)
② パリ (1900年開業) 380駅 総延長 400km 年間利用者数14億人(世界第8位)
③ ソウル (1974年開業 ) 311駅 総延長 142Km 不明
④ 東京 (1927年改行) 282駅 総延長 330Km 年間利用者数28億人(世界第2位)
サンパウロ地下鉄の駅
翻訳依頼者から送ってもらった原文を見ると、やはり結構ムズカシイ内容です。
おまけに時間的にタイトだし…
で、危ない橋は渡らないLoby、
「内容が内容だし、10日間で60ページはムリですよ」
と正直なところを話しました。
依頼して来た人も一応翻訳業をやっているので、そこのところは理解してくれて、別の翻訳家を探してLobyと二人で半分づつ(つまり一人30ページ)ではどうか?と聞いてきました。
それなら出来なくもないと考えたのでOKしました。
こんな感じで翻訳作業をします。
デスクトップPCの画面。
上段に原文のファイルを開き、下段のファイルに翻訳をしていきます。
上の写真で見えるノートブックは、翻訳文の確認や、翻訳をサーチするためのものです。
こうすると、メーンPCの文章編集ソフトの画面から出ることなく、効率的に作業ができます。
Lobyが持っている辞書(ポルトガル語/日本語辞書とポルトガル語/日本語の法律用語辞書)や、インターネットで探してもわからないワードは、仕方ないのでこんな分厚いポルトガル語辞典で探します
横に建てたボールペンと比べると、その分厚さがわかりますね…
Lobyの翻訳スピードはかなり速く、大体、一日あたり10ページほど訳します。
しかし、今回は事情が少々違います。
ポルトガル語の契約書の文章って、ふつう読んだだけでは(法律専門家でなければ)まったく理解できないような、独特の書き方をしている上に、専門用語だらけ。
初日は2、3ページしかできなくてかなり焦りました。
でも、4、5日もたつと脳のポルトガル語文章理解をやる分野のニューロンが目覚めた、というのか、活発化したというべきか、かなり文体に慣れたようで翻訳スピードが上がり始めました。
ところが、翻訳にかかってから二日目ころか、もう半分を受け持つことになった翻訳家さんから連絡があり、「自分には難しすぎるので、Lobyさんに(自分が受け持った分を)もう10ページやって欲しい」との依頼がありました。
まあ、スピードもあがったことだし、あと10ページくらいは問題ないのでOKしました。
すると、「もっとやっていただけませんか?」
との再依頼
さすがに、これ以上引き受けると仕事の内容に自信がもてなくなるし、時間もさらにタイトになるので断りました。
プロだから、出来上がったら何回も何回もチェックして完全を期します。
だから時間に余裕が必要なのです。
いい加減な仕事はやりません。
サンパウロ市地下鉄新路線の駅
それで、
寝る間も惜しんで…
翻訳作業に
没頭…
した、とお思いですか
まっさか~ぁ
Loby、この歳になって、
そんな身を粉にして働くようなことはしません。
悠々と…
とまでは行かないかも知れないけど、
いつも通りに朝起きて、朝食をとり、
TV体操を10分、エアロバイクを30分こいで、それから汗をシャワーで流してから
おもむろに翻訳にとりかかります。(9時半ころ)
それから、11時半~12時頃に昼食をとり、
ちょっと作業をしたあとはゆっくりシェスタ(お昼寝)をします
以上述べたことはLobyのふつう日課なのです。
(土曜、日曜は体操も運動もしませんが…)
ムズカシイ、あまり時間のない翻訳の依頼が入ったからって、
この聖なる日課は変えれません
頭を使う作業って、あまり根を詰めると能率が下がるんですよね…
(とか自己弁明している)
でも、夜はけっこう遅く(って、11時頃までですけど)までやっていました。
そんなこんなで悪戦苦闘して(どこが?)
ようやく期限の一日前に仕上げることができました。
約束は守る男なのです!
みなさんのブログもまたご訪問することが出来るようになりました
私もTV体操やってますよ~
専門用語のない滅茶判りやすい契約書の翻訳を望みます。
by ちんぐるま (2015-11-27 14:31)
お疲れ様です。さすがドン・Loby・コルレオーネさん(笑)
Lobyさんが日本語に翻訳したということは、日本が長期融資の契約をしているってことなんでしょうか。
by tsun (2015-11-27 15:31)
こんにちわ!
お疲れさまでした・・・肩こりは大丈夫でしたか?
流石のLobyさんですね。
此れからもお仕事が増えるかも知れませんね・・・のんびり出来ないかも知れませんし、お身体に無理なさいません様に(^_-)-☆
NHKのTVはブラジルでも見れるのですネ・・・此の時間は私は韓流ドラマを見ています。
見てなかった時は、朝ドラ見てから体操をやっていましたよ。
今は毎週金曜日に地域の仲間でやっている桑名いきいき体操と言うのを
やっています・・・(午後1時半から2時過ぎ迄)
by ちゃーちゃん (2015-11-27 16:06)
それでも、夜の11時までのお仕事は大変でしたね。
お仕事、お疲れさまでした。
by ヨッシーパパ (2015-11-27 17:55)
東京の地下鉄は都心メインの狭い範囲ですが、路線の数は鬼のように走ってますので、東京人でさえ乗り換えに悩むときがあります(笑)
by ちょんまげ侍金四郎 (2015-11-27 18:10)
電車の顔のデザインが仮面みたいです。。(^^)
最後のドイツの車両・・・ディーゼル車では無いですね。(^_^)
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-11-27 22:01)
契約書は日本語でも難しい文字ばかり並んでますよねー(^^;;
大変なお仕事お疲れ様でした♪
by るぐっちぃ (2015-11-28 07:36)
いやいや、お疲れ様でした、 ヘッドワークの無いhimanaoyajiは
フットワークで勝負してましたが歳とってこっちもそろそろダメになりそうです。 (笑)
by himanaoyaji (2015-11-28 09:33)
お疲れ様でした。
専門用語の翻訳はかなり大変と聞きます。
VWの地下鉄は不正ソフトが入ってますから暴走しちゃうかも?
by コンブ (2015-11-28 12:02)
大変でしたね・・お疲れ様でした☆
将来は、日本の車両も走ってほしいな〜♪と思いました☆
by MADONNA (2015-11-28 14:11)
専門用語の翻訳は大変ですよね。
契約書も通常使わない独特の言い回しがありますものね。
お疲れ様でした。
by kuwachan (2015-11-29 10:51)
お疲れ様でした~(^^:
契約書の翻訳?! 尊敬します。
by asty (2015-11-29 15:15)
仁義を尽くして全うをする
その姿勢に感服です。ではまた、
ありがとうございました。
by PopLife (2015-11-29 17:36)
お疲れ様でした!!
by トモミ (2015-12-02 18:55)