鎧袖一触 [日記]
【鎧袖一触(がいしゅういっしょく)】
意味:手をたやすく打ち負かしてしまうたとえ。弱い敵人にたやすく一撃を加えるたとえ。鎧よろいの袖そでがわずかに触れただけで、敵が即座に倒れる意から。「鎧袖」は鎧の袖。「一触」はほんの少し触れること。(三省堂「新明解四字熟語辞典」より)
その昔、武田信玄が織田信長包囲作戦の一環として遠江・三河に侵攻した時、徳川家康は浜松城を一顧だにせず通過しつつあった武田軍団に無謀にも攻撃をかけ(三方ヶ原の戦い)、コテンパンに負け、家康は護衛の騎馬部隊も何もなく、命からがらただ一騎で居城に逃げ帰ったそうです、その時、家康は恐怖のあまり脱糞までしたとか…
それにしても、家康って悪運強いというか、強運の持ち主というべきか、この三方原の戦いで命拾いをし、後の『大阪夏の陣』でも真田幸村率いる精鋭軍団に2度も本陣を攻撃されながらも逃げのびて(参照記事)、以後、260余年続く徳川幕府の礎を築くことになるわけです。
さて、今日、なぜ鎧袖一触というテーマ-を取り上げたかというと、16日のコンフェデレーションズカップ初戦について書きたかったからです。
日本のサッカーファンには悪いのですが、この試合における日本チームの完敗は、まさしく鎧袖一触という言葉がぴったり。
W杯アジア最終予選でイラクを破ったり、オーストラリアと引き分けしたりして善戦して来た日本チームは、本田選手がコンフェデ杯での(早すぎる?)優勝を宣言したり、ペトロビッチ監督も「日本はアジア最強!」などと発言したりしていたようですけど、実力差がこれほど明確に出ると、まったくどうしようもありませんね。
華麗なシュートで2点目を決めたパウリンニョ
サッカーにはあまり詳しくないLobyですが、日本のサッカーでは、女子チーム「なでしこジャパン」の方が文句なしに男子チームより強いと思いますね… 男子チームはあまり奮わなくても、「なでしこジャパン」には今後も頑張ってほしい。
ちなみに、徳川家康は、武田信玄の軍に完敗を喫し、九死に一生を得たあと下のような自画像を描かせています。
これは一般に、血気にはやって武田軍の誘いに乗り、多くの将兵を失った自分に対する戒めとして描かせたとして知られているとか…
徳川家康三方ヶ原戦役画像(徳川美術館所蔵-Wikipediaより)
意味:手をたやすく打ち負かしてしまうたとえ。弱い敵人にたやすく一撃を加えるたとえ。鎧よろいの袖そでがわずかに触れただけで、敵が即座に倒れる意から。「鎧袖」は鎧の袖。「一触」はほんの少し触れること。(三省堂「新明解四字熟語辞典」より)
その昔、武田信玄が織田信長包囲作戦の一環として遠江・三河に侵攻した時、徳川家康は浜松城を一顧だにせず通過しつつあった武田軍団に無謀にも攻撃をかけ(三方ヶ原の戦い)、コテンパンに負け、家康は護衛の騎馬部隊も何もなく、命からがらただ一騎で居城に逃げ帰ったそうです、その時、家康は恐怖のあまり脱糞までしたとか…
それにしても、家康って悪運強いというか、強運の持ち主というべきか、この三方原の戦いで命拾いをし、後の『大阪夏の陣』でも真田幸村率いる精鋭軍団に2度も本陣を攻撃されながらも逃げのびて(参照記事)、以後、260余年続く徳川幕府の礎を築くことになるわけです。
さて、今日、なぜ鎧袖一触というテーマ-を取り上げたかというと、16日のコンフェデレーションズカップ初戦について書きたかったからです。
日本のサッカーファンには悪いのですが、この試合における日本チームの完敗は、まさしく鎧袖一触という言葉がぴったり。
W杯アジア最終予選でイラクを破ったり、オーストラリアと引き分けしたりして善戦して来た日本チームは、本田選手がコンフェデ杯での(早すぎる?)優勝を宣言したり、ペトロビッチ監督も「日本はアジア最強!」などと発言したりしていたようですけど、実力差がこれほど明確に出ると、まったくどうしようもありませんね。
華麗なシュートで2点目を決めたパウリンニョ
サッカーにはあまり詳しくないLobyですが、日本のサッカーでは、女子チーム「なでしこジャパン」の方が文句なしに男子チームより強いと思いますね… 男子チームはあまり奮わなくても、「なでしこジャパン」には今後も頑張ってほしい。
ブラジルx日本戦のニュース動画
ちなみに、徳川家康は、武田信玄の軍に完敗を喫し、九死に一生を得たあと下のような自画像を描かせています。
これは一般に、血気にはやって武田軍の誘いに乗り、多くの将兵を失った自分に対する戒めとして描かせたとして知られているとか…
徳川家康三方ヶ原戦役画像(徳川美術館所蔵-Wikipediaより)
北海道フェア
悔しいですが、まさに仰せの通りだと思います!
早起きして見始めたのですが、途中で舟こぎ出してました(笑)
by ちょんまげ侍金四郎 (2013-06-18 13:24)
しかたないですね…
完敗に乾杯です!
by チングルマ (2013-06-18 14:01)
いやいや、さすがブラジルですね。
実力差ですよ。
日本ももう少し近づくように頑張らなくっちゃ。。。
by なんだかなぁ〜。横 濱男です。 (2013-06-18 20:14)
おっしゃるとおりですが、くやしいですねえ。
なでしこジャパンはロンドンオリンピックの表彰式での非礼な悪ふざけを見て以来、応援をする気持ちがなくなりました。
by heroherosr (2013-06-18 20:45)
強運ですね。
by Silvermac (2013-06-18 21:22)
家康にも面白いエピソードが残ってますね。
慎重な性格だったように伝えられてますが、武将として成功した人ですから、危険を冒す事も少なくなっかたのでしょうね。
しかし、もしそこで死んでいたら、その後の歴史がどうなったのか?
考えてしまいます。
by ackylacky (2013-06-18 21:24)
>ちょんまげ侍金四郎さん、日本チーム、もう少し善戦するかと思っていましたので拍子抜けでした^^;
日本での放送時間は午前4時ですから早すぎますね~!
朝早くからの応援、お疲れ様でした。
>チングルマさん、もうすこし頑張って、せめて1点くらい入れてほしかったですね。
>なんだかなぁ〜。横 濱男ですさん、日本はなでしこの方が男子より強いようです。
>heroherosrさん、あれれ… なでしこはそんなエピソードがありましたか。 でも、女子なりにそれ相応の結果を出しているのでランキングでは男子より上かと。
>Silvermacさん、ブラジルチーム、まさに破竹の進撃です。
>ackylackyさん、さすが徳川260年の歴史を始めただけあって、家康は並大抵の男ではなかったようです。人物的にはあまり好みではありませんが、習う所のおおい人物ですね。
あの時、もし死んでいたら… そうですね、ひょっとして豊臣家が300年の歴史を作っていたかも。
by Loby (2013-06-19 04:25)
力の差は歴然としていましたね。
日本は、ブラジルに学ぶことが多いことと思います。
by 駅員3 (2013-06-19 07:37)
こんにちは。
家康はそういう星の下に生まれたのでしょうね。
強運の人はいつも強運のような気がします。
サッカーはもう完敗も完敗でしたね。
残念ながら実力の差は歴然としていました。
by kuwachan (2013-06-19 15:08)
さすがブラジル・・・完敗です!学ぶべきことが多々あったようです。
それにしてもブラジル国内では、来年のワールドカップ開催反対で少々騒いでますね。各都市で20万人のデモとか・・・日本のTVで放映されています。
by rabbit (2013-06-19 21:06)
家康は、やはり“運”も持っていたから天下人になれたんでしょうね。
さて、サッカーですが、以前、初代チェアマンの川渕氏が「Jリーグ設立は、日本のサッカー立国100年計画の一歩」とラジオで言ってました。
Jリーグ設立から20年が経ったので、ブラジルに勝てるのは80年後??
(私はサッカーより野球&ソフトボール派ですが。)
by Onias・P (2013-06-19 21:41)
>駅員3さん、男子チーム、もっと成長して欲しいですね。
でもW杯ではどうなるか。はなはだ興味ありますね。
>kuwachanさん、こんにちは。
そうですね。家康は類まれな強運の持ち主であると同時に、たいへん忍耐強い人間でもあり、それらの特性が徳川長期政権を可能にしたのでしょう。
サッカーは、せめてW杯ではがんばって欲しいですね。
>rabbitさん、日本ではコンフェデ杯のニュースしかしてないようですけど、今、ブラジルの主要都市ではバス運賃値上げの大規模なデモが起こっていてたいへんな騒ぎなんですよ…^^;
>Onias・Pさん、おっしゃる通り、家康は”強運”の持ち主だったようです。
サッカーはですね、やはりブラジルと日本ではサッカーに対する国民の熱意も歴史も違いますので、はたして80年後でもブラジルやアルゼンチン並の強さになれるか疑問だと思いますが。
by Loby (2013-06-19 21:56)
完敗で当然でしょうね。ブラジルをみくびってますよね。
サッカーと家康を結びつけたLobyさんを日本人は
見習ってほしいと思いました。
by SIBA-dog (2013-06-20 15:29)
>SIBA-dogさん、たしかにちょっとそんな感じがしましたね。
人間、謙虚でなければいけませんね…
家康からは習うところが大きいです。
by Loby (2013-06-22 21:54)