セーラガウーシャ旅行 【最終編】クリチーバ観光

　セーラ・ガウーシャ旅行では、サンタ・カタリーナ州で一泊（観光ナシ）、

ついで本来の目的地である南リオ・グランデ州に4泊し、7つの町を巡ったわけですが、

帰路にパラナ州の州都クリチバ市に寄り、一泊して同市を観光しましたが、

旅行会社は観光先でその地に詳しい 観光ガイドを用意していて、クリチバでも男性のガイドさんがバスに同乗して色々とクリチバ市のことを説明してくれました。

クリチバ市の観光ポスターとも言える植物園

 

 

が、このガイド氏、町や名所の説明ついでに、

  「この◯◯◯◯は、クリチバがブラジルで最初に創設したものです」

  「これはクリチバが最初に導入したものです」

  「これもクリチバが最初にテスト的に始めたものです」

  「これもクリチバが…」

とやたらクリチバ自慢ばかり．．．

　　　　　

われわれ旅行グループがほとんどサンパウロっ子であるのを知りながら、意識的にサンパウロと比較して言っているのか、はたまたクリチバ市がいかに先進的であ り、模範的な環境都市（市民一人当たり約50平方メートルの緑がある）であることを誇りたいのか知りませんが、そんなわけでクリチバがいかに先取的、モデル都市 であるかを耳にタコが出来るくらい聞かされました(^^;

まあ、確かに交通システムとか緑地の多さとかサンパウロ市に比べて優れていることは事実でしょうが、犯罪の多さ、夜歩くことの危険さ、ドライバーのマナーの悪さはサンパウロ並みかそれ以下です

それにサンパウロの経済力はクリチバなんかが逆立ちしても追いつけません。　コホンッ!(;-o-)o"
と、サンパウロっ子の復讐をしたところで、セーラ・ガウーシャ旅行最終編です。

クリチバ植物園

クリチバ市観光の見ものの一つがこの↓植物園です。門外漢のLobyには、植物園そのものは大したことはないと思いましたけど、この建造物とガーデンは見事でした。

（植物園の規模と種類で言えば、リオデジャネイロの植物園の方がクリチバのより数倍大きく、充実しています）

訪れた時はあいにく曇りでした。花壇の花もまだ咲いていません

 この植物園、春になればこのようにきれいに花が咲きます（サイトより）

 

上空から見た植物園（サイトより）

夕日の中の植物園（サイトより）

 

 

 

クリチバ植物園付近のマップ（ストリービュー機能を使うと植物園が見れます）

大きな地図で見る

 

ガラスの劇場

クリチバ市のもうひとつの観光目玉が、通常『ガラスの劇場』（Teatro de Vidro）と呼ばれる多目的シアターです。実際の名前は『ハリガネのオペラシアター』（Teatro Ópera de Arame）と言いますが、ガラスとスチールで出来たシアターは見応えがあります。

 緑に囲まれた中にある『ガラスの劇場』

 

音響はあまりよくないのでは？と考えるのはシロウトで、キチンと音響設計もされているそうです。観客収容数は1700人だそうですから、かなり大きなシアターと言えます。

 

 

 

 

 夜のガラスシアター　とてもロマンチックな感じです（サイトより）

　

ガラスシアターの全景（サイトより）

 

 

Lobyです．．．

 

 『ガラスの劇場』付近のマップ （ストリービュー機能を使うとシアターが見れます）

大きな地図で見る

 

クリチバ市内

ここでちょっと、バスの中から撮ったクリチバ市の様子を紹介しますね。

クリチバっ子が自慢する、市内バス降乗チューブ。走っているバスの中から撮ったので少しブレています
クリチバ市のバス乗降システムは、乗る前に切符を買う（電車と同じ）方式であり、チューブ内での乗り換えであれば一枚の切符で何度でも乗り換えできる、というメリットがあり、市内公共交通機関のモデルになっているとか…　（パラナっ子が自慢するだけある）

 

　　　　　　　　これもクリチバっ子自慢の3両連結バス

 

世界的に有名な建築家、オスカル・ニエマイヤーが設計したミュージアム。

 

Lobyもバスの中から撮ってみたのですが、雨とブレでひどい写りなので、サイトから拝借しました（下の写真）。なお、昨年暮れに亡くなった、世界的に有名なブラジル人建築家オスカー・ニーマイヤー氏については、Lobyのサブブログで特集記事を書いているので興味ある方はこちらで見てくださいね。

 （クリチバ市立ミュージアム。観光サイトから）

 

 旅の楽しみと言えば…

食べること

クリチバでも夜は洒落たレストランでディナーをいただきました♪

 ガイドさんと女性ツアー客のみなさん

とても素敵な雰囲気のレストランでした

 バスの中から撮ったクリチバの夜景

サンパウロ市に帰る途中で寄ったSAでの食事 

 旅も楽しいけれど、”もうすぐ家に帰れる”という期待も大きい？

 

そして、6泊7日の楽しい『セーラ・ガウーシャ旅行』も終わり、無事にサンパウロ市に到着しました。
Lobyも含めて、みなさん大量に買った（重～い）お土産を運ぶのに一苦労しましたけど、
お土産をあげる人のうれしそうな顔を想像するとそんな苦労も吹っ飛びました

 

 　　　　　　　　

 セーラ・ガウーシャ　ワンショット

 

　　ベント・ゴンサルベスのイタリア移民の家

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガルバルディの街並み

 

　　　　　　　　　ガルバルディの教会

　

アニータ・ガリバルディ資料館

 

 

 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カシアス・ド・スール町のイタリア移民の家

 

　　ベント・ゴンサルベスの民家

　
ノーバ・ペトロポリスからグラマードへの途中にある風景

巨大な「シマロン茶器」があるお土産店の前で

 

 

 『セーラ・ガウーシャ旅行記』、長い間お付き合いいただき、有難うございました

 

 

                 

今日もご訪問有難うございます♪

 

 

                 

　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　

タグ：ブラジル　ブラジル旅行　グラマード　観光旅行　バスツアー　植物園　シアター　クリチバ

コメント 21

こんばんは！！
夢ででも行く事の無い様な外国の風景等見せて頂き
楽しく拝見しました・・・日本とは全く形や色が違いますネ。
そうそう．．．Lobyさん、貫禄がありますね。
by ちゃーちゃん (2013-03-30 00:41) 

クリチバ植物園。。。
景色のステキなところですね。。


by なんだかなぁ〜。横　濱男です。 (2013-03-30 13:47) 

素敵な建物がいっぱい。
でも、治安悪いんですね。
何でかな～？貧富の差とかですか？
by イヴママ (2013-03-30 16:05) 

異国情緒満載の街ですね。楽しませていただきました。
by JUNKO (2013-03-30 22:39) 

昼間は　陽射しと緑に包まれて　夜はライトアップで　違った表情に映る　植物園と　ガラスの劇場。素敵ですね。
でもいつもの掃除や手入れは　かなり手をかけられているのではないかと　思い浮かべちゃいました。☆

今日は　（私は特に関係ないんですが）　イースターですね。素敵な一日を！☆＾＾
by ゆうのすけ (2013-03-31 00:19) 

さすがにサイトは、その魅力を満遍なく伝えようとして写真を載せたりするのですが、確かにタイミング的なものとかも存在していて、花のない時期もあったりしますね。まぁ、考えようによっては、そういう時期というのも貴重なのかもしれませんが、やはり花がキレイに咲いているという方が見所多いのかもしれません。　それにしてもどこへ行くにも広大な環境というのがブラジルなんだなぁ～と思います。ますますブラジル国内の観光産業も発展するのでしょうね♪
GDPというのも日本の国のように、半ば名目だけの感じがしないのも、ブラジルならではのものなのかもしれません。
by まあ (2013-03-31 12:04) 

こんにちは。
素晴らしい植物園ですね。
出来れば庭園にお花が咲き乱れているときに行きたいものですが
なかなかそう上手くはいかないですよね。
庭園の散策も気持ちよさそうですね。
by kuwachan (2013-03-31 12:34) 

素敵な旅を満喫されましたね・・・目の保養をさせていただきました。
by rabbit (2013-03-31 15:59) 

こんばんは、
花壇に花があるとないとではずいぶんと印象が違うものですね。
by Azumino_Kaku (2013-03-31 17:24) 

お久しぶりです。ブログ再開しました。
これからも宜しくお願い致します。
旅は楽しいですね。中国しか外国は行ったことがないので
どこか行きたいなあと思いました。
ガラスの劇場、すごいですね。

by ＰＡＴＡ (2013-03-31 18:58) 

旅行記大変楽しく読ませて頂きました。　楽しくても旅行は疲れますよね、自宅でゆっくりして旅行の疲れを撮ってきださい。　やはり我が家が一番ですね。
by ja1nuh (2013-03-31 21:06) 

＞ちゃーちゃんさん、こんばんは。
　旅行記、最後まで読んでいただき、有難うございます。
　文化や歴史が違いますから、日本とはかなり違いがありますね。
　あはは。　あの頃はかなり体重がオーバー気味だったのですよ^^;
　今はかなり減っています＾＾ｂ

＞なんだかなぁ〜。横　濱男ですさん、あいにく曇り空で花も咲いていませんでしたが、晴天で花が咲いていれば格好のファミリー向け週末観光地になります。

＞イヴママさん、そうですね。　日本は世界でも例外的に治安がいいということをまず前提に考えたほうがいいようですね。
　クリチバだけに限らず、外国の都市や町は治安が悪いところが多いのです。

＞JUNKOさん、いつもご訪問＆コメント有難うございます。

＞ゆうのすけさん、そうですね。ガラスを多く使った建物は、掃除とかたいへんだと思います。　埃で汚れたらせっかくの景観が台無しですからね^^;
　わが家のイースターは、イースターエッグのプレゼントだけです。
　仏教徒なので祝うことはないのです。　喜ぶのはユウちゃんだけ？

＞まあさん、そうですね。この旅行は結婚◯◯年記念旅行でしたので、
　別に季節とか考えないで行ったのですよ。だから観光目玉のモノとかで見れないものもありましたが、それでも結構楽しめましたし、奥さんもたいへん喜んでくれました♪
　ブラジルの国内観光産業は、これからさらに発展する可能性があります。今後はいかにして、地方自治体や政府が本腰を入れるかによると思います。

＞kuwachanさん、そうですね。次回は春に行きたいと思います。
　クリチバ市民にとっては、格好のファミリー散歩地だと思います＾＾ｂ

＞rabbitさん、たいへん素晴らしい、思い出に残る旅行となりました。

＞Azumino_kakuさん、こんばんは。
　まったくです。女性がお化粧しているのとすっぴんの違いでしょうか^^;

＞PATAさん、ブログを再開されたのですか？
　早速、ご訪問させていただきますね。
　日本から中国は近いですからね。
　あちらもかなり興味深いものや所がたくさんありますね。
　ガラスの劇場は見事なものでした。

＞ja1nuhさん、有難うございます。
　あの旅行（2008年）は、本当にゆっくりしたものでしたので、
　まったく疲れを感じませんでした。
　何より観光バスの、一列3シートというゆっくりシートがよかったです。
　また機会があったら行ってみたいところです。

by Loby (2013-03-31 21:10) 

質素な佇まいの街並みが、とても素敵ですね！
by 駅員3 (2013-04-01 11:58) 

ガラス張りの劇場きれいですね～♪
by 美美 (2013-04-01 16:40) 

6泊7日の旅、楽しい時をお過ごしになられましたね。
お疲れはございませんか？
考えてみたら、私は今まで1度もこんな長い旅をした事がありません。
今までの間に数える程しかなかった里帰りでさえ、もっと短かったのです（泣）。
ゆっくりとした旅を１度でいいからして見たいものです。
by 青い鳥 (2013-04-01 18:44) 

＞駅員3さん、そうですね。　高層ビルが立ち並ぶ都会よりも魅力がありますね♪

＞美美さん、たいへんきれいでしたよ。
　一度、こんな劇場でコンサートを聴きたいものです。

＞青い鳥さん、いえいえ、快適で楽な旅行でしたよ。
　なにより、バスのシートがゆっくりできたので良かったです♪
　そういえば青い鳥さんは、いつも日帰りの旅行ばかりのようですね。
　たまには２、3泊旅行をされるとゆっくり休めますよ＾＾


by Loby (2013-04-01 21:30) 

こんばんは(*´∀｀*)☆
ステキな旅日記、ありがとうございました。
ブラジルに是非行ってみたいです。

by くるめっち (2013-04-02 01:50) 

素敵な場所ですね～☆☆☆
でもこれからの人生で訪れることがあるのでしょうか～（＠＠；）））


by 獏 (2013-04-02 14:15) 

建物の意匠が珍しいですね。気候や風土、歴史や習慣が違うのでしょう。
ガラスは劇場としては珍しいです。
by momiji (2013-04-02 14:24) 

こんにちは(⌒∇⌒)ノ"
どのお写真も貴重ですね～！
わたし、教会のお写真が一番萌えです(*´∇｀*)
by つなみ (2013-04-02 18:49) 

＞くるめっちさん、こんばんは。
　最後まで読んでいただき、有難うございました。
　ブラジル観光に来られる方は、イグアスーの滝やリオデジャネイロ観光がメーンで、南リオグランデ州に行かれる方は極少ないようです。

＞獏さん、再度行ってみたいところです♪
　あとはベレーンにもまた行ってみたい…

＞momijiさん、ガラスの劇場はあまり聞いたことがありませんね。
　世界で唯一、とは謳ってないのでほかにもあるのでしょうけど。

＞つなみさん、こんにちは。
　おお、教会の写真を気に入っていただけましたか！
　教会もデザイン的、歴史的、美術的にたいへん見どころのあるものですね♪


　
by Loby (2013-04-02 20:42)