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ミラーレス一眼カメラ比較 [日記]

20年ほど昔の話し。

当時売りだされたばかりのオリンパスL-1を購入したことがある。

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あの当時の金で5万数千円払った記憶があるから、今の価格にして10万円くらいだったのだろうか。
ご覧の通りの精悍なデザインのAF一眼レフフィルム(35ミリ)カメラで、ED 35-135mm F4.5-5.6 15群16枚からなるズームレンズ固定式カメラで、当時は今のように“ネコも杓子一眼レフ”の時代ではなく、そんなモノはプロのカメラマンくらいしか持ってなかったので、私がさっそうと(?)L1を肩から下げて街を歩いていると、「プロのカメラマンの方ですか?」と聞かれるほどだった。

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L1のデザインがいかに優れているかは、昨今のデジカメの多くがL型フォルムを踏襲しているという事実をもって証明されているが、このL1、注目を浴びるにはいいが、実際の使用においてはそれほど優れたカメラだとは思わなかった。L1よりも当時バカチョンカメラと呼ばれていたオートフォーカス&オートフィルム巻取りのフジの35ミリカメラの方が使いやすさもバツグンだったし、写真の色彩もL1より気に入っていた。
L1の欠点は、何といってもフィルム装着の難しさだった。何度やってもフィルムの端が外れてしまい、フィルムを装着するのに20分ほどかかることもざらだった。


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その後、デジタルカメラなるものが発売され、その手軽さとコンピューターの普及と相まって、今やデジタルカメラはカメラの主流になってしまった。フィルムカメラに執着し、デジタルカメラに切り替えることが出来なかったメーカーはコダック社(米国)のように沈没してしまった。

デジタルカメラはIT産業の進歩とともに日月進歩し、通称“コンデジ”と呼ばれるコンパクトデジタルカメラも今では一家に3台も4台もデジタルカメラがある時代になり、これらのコンデジ・ユーザーたちは次第にもっと優れた画質(レンズ&センサー)、性能(連写性能、シャッタースピード、フルHD動画撮影)をもつデジタルカメラを求めるようになり、その要望に応える形で出現したのが“ミラーレス”と呼ばれるデジタル一眼カメラである。
これは読んで時のごとく、一眼レフカメラにあるミラー(反射鏡)やペンタプリズムなどの複雑な光学システム(その分、カメラ本体が大きく、かつ重くなる)を液晶モニターに置き換えることで軽量化、コンパクト化したもので、今後はデジタル一眼レフカメラにとって代わる主力カメラになると予想される。

このミラーレスカメラ人気に各社(キャノンを除く?)とも注目し、矢継ぎ早に毎年新製品やモデルチェンジを発売している。そこで今回は選ぶのに迷うようなミラーレス多機種の中から、各種資料やレビューなどを参考に注目の有力モデルを紹介・比較してみる。

 

 

新製品 SONY NEX-5R   価格8万円前後(ズームレンズキット価格)
ソニー デジタル一眼カメラ α NEX-5Rズームレンズキット ブラック NEX-5RL/B
メーカー製品ページ 

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サイズ/重量:約110.8(幅)x58.8(高さ) x 38.9 (奥行き)mm 約276g
有効画素数:1610万画素
撮像素子:APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、"Exmor"APS HD CMOSセンサー
測光方式:1200分割ライブビュー分析測光
シャッタースピード:1/4000-30秒、電子先幕シャッター機能
ISO感度:100-25600,AUTO (ISO100-3200)
連写機能:最高約10コマ/秒
液晶モニター:3型ワイド TFT駆動 92万ドット、チルト式、明るさ調節機能
手ぶれ補正:レンズに装備
デジタルズーム:4倍
その他の機能:フルHD動画撮影、タイムラグ0.02秒、ファストハイブリッドAF、Wi-Fi対応ワイヤレス通信対応、スイングパノラマ、全画素超解像ズーム、オートHDR(ハイダイナミックレンジ)、Dレンジオプティマイザー、スマイルシャッター、手持ち夜景モード、人物ブレ軽減モード

      

      


新製品 SONY NEX-6   価格10万円前後(ズームレンズキット価格)

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NEX-5でもなくNEX-7でもない、新しいカテゴリーの製品となるカメラと銘打ってSONYが新発売したNEX-6。
NEXラインに共通の軽量ボデイでありながらも、電子ビューファインダー内蔵し、Wi-Fi機能や機能拡張アプリケーションへの対応など、新しい機能も搭載した点が特徴となっている。とくに電子ビューファインダーはそれまで上級機種であるNEX-7にしか搭載されていなかっただけに、“コンデジを卒業してミラーレスにアップグレードしようか”、と考えているカメラ大好き人間にとっては格好のオプションと言える。
もう一つのメリットは、「ファストハイブリッドAF」を搭載したことにより、AF速度と精度が高められたことだ。とくにコントラスト方式にとって苦手な「動きのあるシーン」の撮影で効果を発揮する。

サイズ/重量:約119.9(幅)x66.9(高さ) x 42.6 (奥行き)mm 約345g
有効画素数:1610万画素
撮像素子:APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、"Exmor"APS HD CMOSセンサー
測光方式:1200分割ライブビュー分析測光
シャッタースピード:1/4000-30秒、電子先幕シャッター
連写機能:再考10コマ/秒
液晶モニター:3型ワイド TFT駆動 92万ドット、チルト式、明るさ調節機能
電子ビューファインダー:1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー、235万ドット、明るさ調節機能、視度調整機能
手ぶれ補正:レンズに装備
ISO感度:100-25600,AUTO (ISO100-3200) その他の機能:フルHD動画撮影、Wi-Fi対応ワイヤレス通信、スイングパノラマ、全画素超解像ズーム、ハイダイナミックレンジ、Dレンジオプティマイザー、手持ち夜景モード


      

      



SONY NEX-5N   価格5万円前後(ツインレンズキット価格)
SONY デジタル一眼カメラ α NEX-5N ズームレンズキット ブラック NEX-5NK/B
メーカー製品ページ レビュー記事

Sony nex-5n





ソニーのNEX-5NNEX-7の2機種は、本体の軽さと画質の良さの両立が素晴らしいが、センサーがとりわけ大きいのでレンズも必然的にでかくなり、500g超の10倍ズームを付けると破壊的な重さになってしまうのは致命的。標準レンズも、約200gと、他社製が100~120gに収まるなか、そこそこ重くて大きい。ただ、その程度なら大差じゃないと思うが、10倍のほうは、これ付けたら一眼レフから多少軽くなったかな、という重量になってしまう。

サイズ/重量:110.8 x 58.8 x 38.2 mm 約269g
有効画素数:1610万画素
撮像素子:APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
測光方式:1200分割ライブビュー分析測光
シャッタースピード:1/4000-30秒(1/3段ステップ)「電子先幕シャッター」機能
連写性能:最高約10コマ/秒
液晶モニター:3.0型92万ドット、チルト式、タッチパネル方式
手ブレ補正:交換レンズに装備
ISO感度:AUTO(ISO100-3200)、ISO100-25600(1EVステップ)
その他の機能:フルHD動画撮影、

      

      

      



オリンパスとパナソニックは、同じマイクロフォーサーズという共通フォーマットで、ミラーレスカメラにおいては先行しただけにレンズ群も充実している。オリンパスとパナソニックの大きな違いは手ぶれ補正方式である。オリンパスはボディ内補正方式であり、パナソニックはレンズ内蔵補正方式だ。パナソニックはそのため必然的にレンズが重くなる。なのでカメラ本体重量は同じでも、レンズを装着するとパナソニックに分が悪い。

標準レンズはパナソニックが凄く頑張って、レンズ内蔵補正方式なのに、パナソニックのレンズの方が約20g軽いのでパナソニックが有利のようだが、10倍ズームになるとオリンパスのほうが逆に200g程度軽く、この差は大きい。結果として10倍ズームを付けたとき、オリンパスは他社比ずば抜けて軽いシステムとなる。
同じく、広角ズームや望遠レンズも、手ぶれ補正をレンズに付けなくて良い分、オリンパスのほうが軽くて小さい。一般的に一眼レフでもコンデジでも、レンズ式補正のほうが手ぶれ補正は強力だが、オリンパスのボディ内補正に限っては、ほぼレンズ式補正と同等レベルである。なので、どんなレンズでも強力な手ぶれ補正が効くのは助かる。レンズシステムそのものの充実度は上述のとおり、ほかよりもシステムの発売が先行した分だけ良く、ここは文句がない。


バランスの取れた二社のミラーレスだが、このオリンパスとパナソニックミラーレスカメラ比較なら、手ぶれ補正方式の違いに由来するレンズの重量差でオリンパスに軍配が上がるだろう。あと、パナソニックの液晶モニターはしょぼく、撮ったものをすぐ見るときの喜びに欠けるところがある。GX1のセンサーは新開発の高精細を謳うものだが、それで撮った写真を見るモニターが低画質なのは残念だ。同じく液晶モニターがしょぼい下位機種のGF3との価格差は割に大きいから、これならGF3を買ったほうがマシということになる。



オリンパスE-P3   価格7万円前後(ツインレンズキット価格)
OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-P3 ツインレンズキット ホワイト E-P3 TKIT WHT
メーカー製品ページ シルバー ブラック E-P3で撮影された写真 レビュー記事

 

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カメラとして必要な性能が一層の進化を遂げたE-P3。 世界最速1AFを実現する「FAST AF」や、PEN最高画質を実現する新センサー&新画像処理エンジン、指先ひとつでの直感的な操作を実現したタッチパネルなどを装備した第3世代のPEN E-P3。タッチパネルではタッチシャッター、タッチ拡大、タッチライブガイド、AFエリア選択、AFエリア拡大、コマ送り/戻し、拡大再生などが可能。

サイズ/重量:122.0mm×69.1mm×34.3mm
有効画素数:1230万画素
画像エンジン:TruePic Ⅵ
映像素子:4/3型ハイスピード Live MOS センサー
測光方式:TTL撮像センサー測光。24分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト/シャドーコントロール
シャッタースピード:60-1/4000秒 バルブ(時間設定変更可能:最長30分)
連続撮影:約3コマ/秒
液晶モニター:3.0型有機ELモニター、約61万ドット、タッチパネル(輝度調節/色温度調節)
防塵対応:超音波防塵フィルター
手ぶれ補正:内蔵式(撮像センサーシフト式手ぶれ補正)
ISO感度:オート200~12800(カスタマイズ可能)
AF機能:フルタイムAF、追尾AF、AFイルミネーター、瞳検出AF
その他の機能:

         

      


パナソニック GF5   価格4万円前後(ツインレンズキット価格)
Panasonic ルミックス デジタル一眼カメラ/レンズキット(14-42mm/F3.5-5.6電動ズームレンズ付属) フルハイビジョンムービー一眼 シャンパンゴールド DMC-GF5X-N
メーカー製品ページ LUMIX DMC-GF5X-T 電動ズームレンズキット レビュー記事

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サイズ/重量:107.7mm× 66.6mm× 約36.8mm 約267g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
有効画素数:1210万画素
撮像素子:4/3型Live MOSセンサー(17.3×13.0ミリ)
測光方式:144分割測光、マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光(全画面の約2.7%)
シャッタースピード:60~1/4000 秒
連写性能:4コマ/秒
液晶モニター:3型 約92万ドット 広視野角 タッチパネル式 輝度自動調整。
ISO感度: 160~6400
AF機能:高速AF:0.09秒(14-42mm電動ズームレンズ装着時)、コントラストAF、追尾AF、顔認識AF
その他の機能:フルHD動画撮影

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オリンパスE-PL3   価格4万円前後(ツインレンズキット価格)
OLYMPUS マイクロ一眼 PEN Lite E-PL3 ダブルズームキット ホワイト E-PL3 DZKIT WHT
メーカー製品ページ シルバー ブラック ホワイト レッド レビュー記事

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サイズ/重量:109.5x63.7x37.3 mm 約313g
有効画素数:1230万画素
画像エンジン:TruePic Ⅵ
映像素子:4/3型ハイスピード Live MOS センサー
測光方式:(TTL撮像センサー測光)324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト/シャドーコントロール
シャッタースピード:60-1/4000秒 バルブ(時間設定変更可能:最長30分)
ISO感度:オート200~12800(カスタマイズ可能)
連射性能:約5.5コマ/秒
液晶モニター:3.0型チルト可動式ハイパークリスタル液晶、約46万ドット(輝度調節/色温度調節)
AF機能:フルタイムAF、追尾AF、AFイルミネーター、瞳検出AF
その他の機能:フルHD動画撮影


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最後に残ったのはニコンのミラーレスだが、他社と比較してもいちばん小さいセンサーサイズなのに、このボディサイズやレンズの重さは理解不能だ。センサーが小さければそれに比例してボディもレンズも小さくできるはずなのだ。特に10倍ズームレンズは、センサーサイズが並外れて大きいSONYやニコン自身の一眼レフのと重さが変わらないほどだ。ニコンは耐久性とかの社内基準が厳しいのかもしれないが、標準レンズはさして重くない一方で、これだけ異常に重い。さすがにこれはシステムへの最適化が十分でない。これでは小さいセンサーサイズによる画質のデメリットだけが際立つ。

もちろん、コンデジと比べたら『V1』であってもはるかにセンサーサイズは大きく、コンデジと比較した場合の優位性は言うまでもないが、ほかのミラーレスと比べたときのセンサーサイズデメリットは大きい。
その一方で、この機種の売りであるAFは本当に素晴らしい。ニコンの方式はミラーレス一眼の弱点を排した独自のハイブリッド方式で、一昔前の一眼レフよりも速いかもしれない。動体への追従度も高いので、よく動く子どもとかを撮るそうなら、そもそも失敗が少ないニコン製のミラーレスが最適と言える。画質や重さより、まずはピントが合ってないと写真として話にならないからである。

その場合には、センサーサイズが小さいことの唯一のメリットとして、ほかのミラーレス一眼と比べてボケないこともプラスとなる。ボケるということはピントが厳しいということでもあるから、AFが速くボケにくい機種は、ピントを外すことが少なくなる。ミラーレス一眼や一眼レフが初めて、というユーザーにはその意見でたいへん撮りやすい(成功率の大きい)カメラと言える。

ニコンのメリットはほかにもあり、その一つがシャッターフィーリングである。撮る快感はここで挙げたミラーレス一眼の中で随一のものだ。液晶モニターもいい。そういう意味では、手ぶれ補正レンズを付けて屋外で走りまわる子どもを撮り、それをすぐに横で共有したりするシーンにはずば抜けてフィットするだろう。また、画質の面ではセンサーサイズの点からもほかのメーカーの機種に負けるが(といってもコンデジより遥かに優れていることは前述したとおり)、そこそこちゃんとした写真を撮れる打率は高く、一眼カメラビギナーには最適だ。そんな明確なターゲットを定めて開発したカメラだと感じている。最後に中上位機種なのに、比較的価格が安いところも良さではある。


ニコン1 J2   価格6万円前後(標準ズームレンズキット価格)
Nikon デジタル一眼カメラ Nikon 1 (ニコンワン) J2 標準ズームレンズキット ホワイト N1J2HLKWH

 

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サイズ/重量:106×61×29.8mm(突起部を含まず)約280g
有効画素数:015万画素
撮像素子:CMOSセンサー(13.2×8.8mm)
測光方式:撮像素子によるTTL測光方式
シャッタースピード:1/16000~30 秒(1/3ステップ)
連写性能:最高約10コマ/秒
液晶モニター:3型TFT液晶、約92万ドット、明るさ調整可能
ISO感度:100 ~ 3200(1段ステップ)、ISO 3200 に対し約1段 (ISO 6400相当)の増感が可能
AF性能:高速ハイブリッドAFシステム。2 AFポイントの「位相差AF」と暗い場所でも被写体を捉える「コントラストAF」の2つのAFを搭載。
その他の機能:モーションスナップショットスマートフォトセレクター、パノラマ撮影、HDR撮影、フルHD動画撮影。


      

      

      

      



 

ニコン1 V2   価格9万円前後(標準ズームレンズキット価格)
Nikon デジタル一眼カメラ Nikon 1 (ニコンワン) V2 標準ズームレンズキット ホワイト N1V2HLKWH
    メーカー製品ページ レビュー記事

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サイズ/重量:107.8×81.6×45.9mm 約337g。
有効画素数:1425万画素
映像素子:新開発スーパーハイスピードAF CMOS センサー(13.2×8.8mm)
画像処理エンジンEXPEED 3A搭載
ISO感度:ISO 160 ~ 6400
シャッタースピード:1/16000~30秒(エレクトロニックシャッター使用時)
液晶モニター:3型TFT液晶モニター、約92万ドット、明るさ調整可能
電子ビューファインダー:0.47型TFT液晶、144万ドット、視度調節機能、明るさ調整
連続撮影速度:約5コマ/秒、約15コマ/秒、約30コマ/秒、約60コマ/秒
 高速連写性能:AF追従した状態で1秒間に最大15コマの撮影可能
35点アドバンストハイブリッドAFシステム 動体の撮影に最適な「位相差AF」と、暗部でも被写体を鮮明に捉える「コントラストAF」の2つのAFを使用。73点の「位相差AF」と135点の「コントラストAF」をシーンに合わせて自動切り替えすることで、どんな場面でもピントが合った一枚を撮ることができる。
測光方式:撮像素子によるTTL測光方式
記録フォーマット:RAW、JPEG、RAWとJPEGの同時撮影可。
スマートフォトセレクター:シャッターボタンを押した瞬間の前後のシーンを撮影し、目つぶりやブレなどの失敗写真を除外して、自動的に最高の一枚を選べる。
ベストモーメントキャプチャー:動きのあるシーンでも液晶モニター上でゆっくりと表示(スロービュー)され、決定的な瞬間を撮影できる。シャッターボタンを半押しにすると40コマ(約1.3 秒間)の静止画を一時的に記録。シャッターボタンを半押ししている間、一時的に記録した静止画がゆっくりと繰り返して連続表示され、シャッターボタンを全押しするとそのコマが静止画として記録される。
その他の機能:フルHD動画


      

      

      

 

 以上、青色で区別して専門家(http://getnews.jp/archives/170775より引用)の目から見たミラーレスの比較意見を記載したが、正直言って、オリンパスがこれほど高評価されるとは意外だった。カメラに関してはド素人であるLobyは、やはり何と言っても一番にデザインに注目する。

つまり、ぱっと見た瞬間“カッコいいか”どうかが選択に大きな影響をあたえる。 このデザイン重視ランキングで言えば、オリンパスはかなり下位となり、パナソニックやペンタックスなどがトップを争うことになる。ちなみに、筆者は昔からSONY製品のファンだが、ことミラーレスに関してはSONYは(いくらセンサーが大きくて画質がいいか知らないが)レンズを装着したときのスタイルが不恰好なのでLobyのランキングではかなり下位だ。

スタイル的(ミラーレスタイプ)に好みなのはPENTAX。
とくにK-01はとても気に入っているモデルだ。世界的に有名なインダストリーデザイナーである、マーク・ニューソン氏がデザインしたというだけあって、あか抜けた素晴らしいデザインのカメラだ。

PENTAX K-01     価格4万円前後
PENTAX デジタル一眼カメラ K-01レンズキット ブラック/ブラック K-01LK BK/BK 
メーカー製品ページ  ブラックボディ/ホワイトボディ/イエローボディ  マイナビニュース・レビュー

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サイズ/重量:121x79x59 mm 480g
有効画素数:1628万画素
撮像素子:APS-C 23.7mm×15.7mm CMOS
ISO感度:100~12800
記録フォーマット:JPEG/RAW
シャッタースピード:1/4000~30 秒
液晶モニター:3インチ92.1万ドット
連写撮影:6枚/秒
手振れ補正:撮像素子シフト方式
撮像素子クリーニング機能

      

      



PENTAX Q-10価格4万5千円前後(レンズキット価格)
PENTAX デジタル一眼カメラ Q10 レンズキット シルバー Q10 LENSKIT SILVER
メーカー製品ページ シルバー レッド ブラック ITメディアレビュー

 


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サイズ/重量:102.0mm(幅)×58.0mm(高)×33.5mm(厚)200g
有効画素数:1240万画素
撮像素子:新型裏面照射型CMOS 1/2.3型センサー(約6.2mm×4.6mm)
測光方式:TTL撮像センサー測光、分割測光/中央重点/スポット
ISO感度:100~6400(1/3EVステップ)
シャッタースピード:1/2000秒~30秒(1/3EVステップ、拡張設定の電子シャッター併用許可で1/8000~30秒)
液晶モニター:TFTカラーLCD 3型46万ドット(明るさ調整、色調整)
記録フォーマット:RAW/JPEG
連写性能:5コマ/秒
手ぶれ補正:撮像素子シフト方式
その他の機能:フルHD動画撮影、RAW現像可、HDR撮影機能


          

      


パナソニック LUMIX DMC-GX1X-S価格5万円前後(レンズキット価格)
メーカー製品ページ/ 交換レンズ(H-PS14042) パンケーキレンズ(H-H014) センサーサイズ比較
価格コム(エスプリブラック/ブレードシルバー) Panasonic デジタル一眼カメラ LUMIX GX1 ダブルズームレンズキット ブレードシルバー DMC-GX1W-S レビュー記事

LUMIX DMC-GX1





116.3 x 67.8 x 39.4mm(突起部を除く)約318g
マイクロフォーサーズマウント方式ミラーレス一眼カメラ
有効画素数1600万画素
撮像センサー:Live MOS 4/3型、総画素数:1668万画素
ISO感度最高12800
シャッタースピード60~1/4000秒
連写性能:電子シャッター使用時 20コマ/秒
液晶モニター 3.0型約46万ドット(タッチズーム、タッチでフォーカス、タッチシャッター等のパネルタッチ機能)
デジタルズーム最高4倍
測光方式:マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光
連写撮影:超高速(電子シャッター)約20コマ/秒
高速AF約0.09秒、コントラストAF、追尾AF、顔認識(最大15人)、水準器搭載、フルハイビジョン動画撮影。

         

         

      



最後にLobyグッドデザイン賞”として選んだPANASONIC GX1を紹介して今回のレポートを終えることにする。 このグッドデザイン賞、実はペンタックスK-01にあえたいのだが、K-01は残念ながら日本人デザイナーによるものではない。したがって、カメラボデイと電動ズームレンズの見事なシンフォニーを表現したGX1にこの栄冠(?)をあたえることにした。

 

《終わり》 


 


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