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ジュラッシク・パークは鶏竜だらけ? [サイエンス]

今日は快晴、日曜日。ビールがうまい←ってまだ早すぎますね、飲み始めるには
ニワトリと言えば、『ニワトリはディノザウルスの子孫』なんて学説(鳥類恐類発生説と言うそうです)もあるようですが、この度、モンタナ大学の古生物学者、ジャック・ホーナーのグループは、それを証明する方法があると発表したそうです。(・0・。) ほほーっ

このニュースは今日(日曜)の新聞の科学欄に載っていたものですが、まるで映画『ジュラッシク・パーク』みたいな話で、思わず「えっ、ウソだろう!」と叫びたくなるような話です(゜ー゜)(。_。)ウンウン
なんでも、そのジャック・ホーナー先生によれば、ニワトリのゲノムの中には、過去の恐竜時代に生きた先祖がもっていた歯とか、ツメとかのアナトミー(解剖学)的特徴がまだ残っているそうです。
もちろん、これらの特徴は不活性遺伝となっているので、ティラノの歯とかツメとかをもったニワトリが卵から孵るなんてことは起きませんが、それを活性化しようというわけです。

          【ニワトリの中にはディノザウルスが眠っている?】
          鶏.jpg
それで、ニワトリのゲノムの中の、ディノザウルスのツメとか尻尾とか歯とかに該当する遺伝子を起こす(活性化)ことで、ツメのある上肢をもち、羽根が生えてなく骨があり筋肉のある尻尾をもち、歯のある大きなくちばしをもつニワトリザウルスが生まれるそうです (゜ロ゜;)エェッ!?
ちなみに、ニワトリは卵の中で成長している一時期に、ディノザウルスの尻尾によく似た尻尾がヒヨコに生えて、生まれる前に退化して引っ込んでしまうそうで、これが、そもそもディノザウルスの尻尾の名残だそうです。

また、進化論的に見た場合、脊椎動物の骨格というのは“延長”、“継ぎ足し”を幾度となくくり返して現在の形になっていて、また、興味深いことに、ディノザウルスの腕(上肢)もニワトリの羽も人間の腕も同じ材料から出来ており、役割が違うだけだそうです。(本当かなぁ...よく分からないね)
まあ、ジャック・ホーナー先生の仮説が実現するかどうかは、神のみぞ知るのみとして、このニワトリザウルスを作る話は、ホーナー先生が書いた「How to Build a Dinosaur」(ディノザウルスの作り方?)という本にあります。
う~む。。。
こんな調子で不活性遺伝子を蘇生するバイオテクノロジーが進化したら、将来、実際にジュラッシクパークが作られるかも知れませんね。 えっ、ジュラッシク・パークにはニワトリザウルス(鶏竜)だけしかいないだろうって?
そうかも知れませんね...

   ニワトリザウルス.jpg
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