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悲惨な結末 [日記]

 昨日、ブログに書いた町ではありませんけど、こちらも週末になって天気がくずれ雨が降っています(^^;
Lobyは少々風邪気味で熱があるので散歩は中止です。どっちみち雨が降っているから散歩はできませんけどね。

さて、ブログにも書いた人質事件、5日間、のべ100時間以上にわたったこの事件は、昨日悲惨な結末を迎えました。
夕方に警官隊が犯人と人質が閉じこもっているアパートに突入、ピストルの発砲があり、かわいそうに人質の女性とその友人の女性はそれぞれ重症をおってアパートから救い出され救急病院へ運び込まれました。
犯人の元恋人の女性(15歳)は、頭と太腿に銃弾を受け重篤状態(昏睡)。病院側の発表では、彼女の状態は悪化しており、助かり率は10パーセント以下とまで言っています。 友人の女性の方は、上顎に銃弾を受けたけど命にかかわるような傷ではなく、意識もはっきりしています。
警察側では、ピストルで女性二人を撃ったのは犯人だと発表していますが、なぜ、そのような事態になったのかを説明できないでいるようです。警察側では、犯人が発砲した音を聞いてすぐアパートのドアを破り突入した、と発表してしますが、警官隊の突入前に誰も発砲音を聞いてないからです。
皮肉にも、肝心の犯人のほうは無傷で逮捕。

なんとも悲しい結末ですが、このような人質事件はブラジルでは年間に数十件起きており、特別注目するような事件ではないのですが、人質時間が100時間以上と長かったこと、友人の女性が再び人質としてもどったことなどから、ブラジル中の注目をあびる事件に発展。 最後がこのような結果になって、各方面から警察側の対処についてさまざまな批判が出ていますが、人質事件の大半は無事に解決していることから見て、運が悪かったとしか言いようのない今回の事件です。

                【警察隊に逮捕された犯人】

    sequestro.jpg



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