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友情 [日記]

 34度までに上がった気温が急に22度にまで下がりました。
TVの天気予報によると、南の方から寒冷前線が上がって来ているからだそうです。
そして、寒冷前線が暖気団にぶっつかると…天気がくずれ雨になります。
まあ、これはいつもの方程式なんですが、昨日、天気予報の時間に興味深いことを言ってました。
ある聴視者が
「私の住んでいる町では、どういうわけか、最近は週末が近づくと天気がくずれ雨が降ります。これはどういうことですか?」とTV局の天気予報キャスターに質問の手紙を出したわけです。
TV局の方では、気象の専門家に聞いたことを答えていましたが、その回答は下記のとおり。
「アルゼンチンとかパラグアイなどからブラジルに北上してくる寒冷前線は、通常は10日周期で上って来るが、春になるとその周期が短くなって7日おきくらいに来るようになる。その聴視者の住んでいる町は、おそらく運悪く、ちょうど週末にその寒冷前線が通るようになったのでしょう」
ということでした。

          【アマゾンのホテルのウッド製テーブルとチェア (Loby撮影)】
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ブラジルは日本の28倍だか大きな大陸なのだけど、赤道に近い熱帯地方は別にして、比較的に気候がおだやかな南部、中西部などの海に比較的に近いところにある都市や町は、大陸性気候(注:大陸気候ともいう。大陸内部にみられる気候で、海洋性 気候と正反対の性格をもち、大気中にふくまれる水蒸気が少なく、雲が少ない。快晴の日が多く降水量が少ない。気温の日較差、年較差がともに大きく、日中は高温になるが夜はきわめて低温となる。同様に、夏は高温で冬は低温になる)とはほど遠い、雨が多く、曇りの日も結構多く、気温もそれほど高くならない特徴的な気候ゾーンにあるので、上述したTV聴視者のような問題も起こるわけですが、それにしてもサラリーマンの楽しみである週末になるたびに天気がくずれれば誰でもウンザリしますよね。。。


さて、話をタイトルの話題にもどすとして、昨日、ブログに書いた、ある若い男性が、交際を断った女性の住んでいるアパートに押しかけ、ピストルを片手に交際復活を強要して人質をとってアパートに閉じこもるという事件ですが、事件は残念ながらまだ解決していません。
それどころか、ますます悪化したような感じです。 と言うのは、最初、その男性がアパートに押し入った時、アパートには元恋人の女性とその女性の友人がいたわけですが、その後の警察との交渉でその友人の女性はアパートから出ることを許されたわけですが、昨日、警察側と再度交渉してその友人の女性をアパートに連れ戻したら、少しは譲歩するみたいな交換条件を出して、その女性の友人はアパートに人質としてまた戻ったのですけど、犯人は約束を守らなかったため、人質がさらに増えるという悪事態になってしまったわけですが、やはり事件のTV報道を毎日見ている聴視者の多くは、その友人の女性の行動― 友達のために自分の危険もかえりみず再び人質になることを決意した― を賞賛しています。

ただしその友人の女性の家族の反応はもちろん逆で、娘が再び人質にとられることを知らなかった父親はあまりにも驚いて血圧が上がり、急遽病院に入院するというハプニングまで起こっています。
それにしても、昨日も書きましたが、人は愛のために自分を犠牲にすることもできるが、友情のためにも犠牲にする崇高な精神を持ち合わせているのですよね。

      【パラー川の側にあるレストラン。ベレーン市の有名なホット・ポイント。(Loby撮影)】
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