SSブログ

感動的な「卒業」 [映画&ビデオ]

 今日も暑くなりそうです。朝からお日様がかっかと照らしています。
先週が20度を越さなかったのに、急に33度くらいに上がったので体調がおかしくなったのか、風邪を引いてしまったようです。← 本当は冷たいビールとアイスクリームの食べすぎだったりして(;^_^A アセアセ・・・

昨日、久しぶりに「卒業」のDVDを観ました。(キャスト:ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス他 http://ja.wikipedia.org/wiki/卒業_(1967年の映画))
あまりにも有名な「卒業」は、今では「ある愛の詩」(キャスト:ライアン・オニール、アリ・マッグロー他 http://ja.wikipedia.org/wiki/ある愛の詩)のように、映画史では古典的(?)と呼んでもおかしくないラブソトリーですが、今見てもストリーは新鮮な感じがするし、作品中に流れるサイモン&ガーファンクルの曲も最高です♪
また、最後の劇的な結末もベリーグーですね\(^▽^)/

激しく情熱的な恋をしたものなら、もし、ベンの立場に置かれたら彼のような行動をとるかも?
まあ、これは恋する男性の立場からの考えであって、恋された女性の立場からは、いみじくも同作品のコメントにあるように、「今後の二人の将来が必ずしもバラ色の未来ではない」ということを予感した花嫁のエレーンのように半分凍りついた笑顔になるかも…(^^; 
ともあれ、恋というものは理性では考えられない言動をもたらすのは昔から同じようです。


      【有名なミセス・ロビンソン役のキャサリン・ロスの誘惑のシーン】 
newton_mrs-robinson.jpg

というのは、現在、サンパウロである若い男性(22歳)が、交際を断った女性(15歳)の住んでいるアパートに押しかけ、ピストルを片手に交際復活を強要してアパートに閉じこもるという事件が起きているからです。
アパートの周りを警官隊に包囲された元恋人の男性は、威嚇の発砲を数回行っており、警察側も最悪の事態にならないようにいろいろ交渉しているようですが、アパート侵入&監禁が80時間以上になる現在まで何の進展も見られていません。
似たような事件は今まで数件起きており、最近(2ヶ月ほど前)の事件では、元夫が元妻を射殺した後、自らの頭を撃って自殺するという非残な結末となったため、警察側もうかつな手段はつかえない状態となっているようです。
まあ、こんな恋の結末は誰も望みませんね。 それから比べると花嫁をさらって逃げるベンの行動の方がマシ?
興味深いのは、この交際を断られた若い男性が、友人や知人の話によると、ふだんは明るく真面目な青年ということでみんなから好感をもたれていたということです。
人間の深層心理とか、実際にどんなことを考えて生きているかなんて、心理学者に調べてもらわないと分からないかも知れませんけど、こういうふだんは普通の人間の起こす犯罪って最近とみに増えたような気がしますね。。。

それにしても面白いのが「卒業」のポルトガル語タイトルです。
「一人の男の始めての夜 (Primeira Noite de Um Homem)」という、見ただけで内容がわかるようなタイトルとなっているけど、少々ダイレクトすぎる感じがします。
原題が「The Graduate」で、日本語のタイトルも「卒業」なのだから、似たようなタイトル「Graduação」か「Formatura」にした方がベターだと思いますけどね。
あしあと(6)  コメント(3) 
共通テーマ:地域

あしあと 6

コメント 3

青い鳥

初めまして。私もブログへご訪問とコメント有難うございました。
私もお邪魔させて頂きました。
映画、お好きでいらっしゃるのですね。
私も大好きです。
卒業、勿論見ました。音楽も大好きです。
そちらでの悲しい事件に心が痛みます。
恋は自分のことしか考えないもの、
愛はひたすら相手のことのみを考えて尽くすものと瀬戸内寂聴さんはおっしゃいます。
事件を起こした人も、恋ではなく、愛の心があればよかったのに・・・
by 青い鳥 (2008-10-17 07:37) 

ki_no_ko

ご訪問ありがとうございました^^
突然、昔観た映画をもう一度観たくなる時がありますね。
卒業も、随分前に観たっきりです^^;
最近では、スティングが観たいですね。
ポール・ニューマンを偲んで。
by ki_no_ko (2008-10-17 08:19) 

Loby

☆青い鳥さん、ご訪問&コメントありがとうございます。
  昔の人は愛のために死んだりしたものですが、今は盲目の愛のため
  に他人を傷つけたりすることを普通だと考える人間がいるようですね。
  現代は心が病んでいる人や歪んでいる人が多いのでしょうか…

☆キノコさん、ポール・ニューマン、惜しいことをしましたね…
  「スティング」は私も大好きな映画の一つです。
  現在、こちらのある新聞が拡販用に映画名作集の発売をしていて、
  その中に「スティング」もあるので買う予定です(*^.^*)
by Loby (2008-10-17 10:03) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。