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母の日によせて [考えること]

今日は母の日です。
風習が少々異なるイスラム圏は別にして、ほとんどの国で5月の第2日曜日に母の日を祝うかと思っていたら、そうでもないようです。

『ウィキペディア(Wikipedia)』には、「母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。日本やアメリカでは5月第2日曜日に祝われているが、世界中で様々な日で行われる。スペインでは5月1日、北欧では5月の最後の日曜日。」とありますので、ブラジルは母の日を祝うことでは先進国並み?

                

ちなみに、世界の母の日は、

  * 2月第2日曜日 - ノルウェー
  * ユダヤ暦 Shevat 30日(通例2月)- イスラエル(Shevat=ユダヤ暦の第11月)
  * 3月3日 - グルジア
* 3月8日 - ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア・モンテネグロ、スロベニア、マケドニア、
          アルバニア、ブルガリア、ルーマニア
* 四旬節の第4日曜日 Mothering Sunday (2006年3月26日) - イギリス、アイルランド
* 3月21日(春分) - バーレーン、エジプト、レバノン、シリア、パレスチナ、ヨルダン、
    クウェート、アラブ首長国連邦、イエメン
* 4月7日 - アルメニア
* 5月第1日曜日 - ハンガリー、リトアニア、ポルトガル、スペイン
* 5月8日 - アルバニア Parents' Day、大韓民国
* 5月第2日曜日 - 日本、台湾、アメリカ、カナダ、香港、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
    南アフリカ共和国、シンガポール (それにブラジル)
* 5月26日 - ポーランド
* 11月最終日曜日 - ロシア
* 8月12日 - タイ(シリキット王妃陛下誕生日)

       (以上『ウィキペディア』から抜粋)

もう少し『ウィキペディア』の文章を借りると、
「その起源は17世紀イギリスにおける「Mother's day」「Mothering Sunday」(奉公中の子ども達が年に一度、教会で母親と面会出来る、復活祭のちょうど40日前の日曜日)にまで遡るが、そもそもの起こりはアメリカで1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」(Mother's Day Proclamation)を発した事に始まる。南北戦争が終結したばかりの頃のことである。
その後1907年、ウェストバージニア州で、ハウに影響を受けた教師のアンナ・ジャービスが、自分の教会学校の教師であった亡き母親を覚えて、教会で記念会をもち白いカーネーションを贈ったのが一般的になる始まりといわれている。その記念会でジャービスの母への想いに感動した人々は母をおぼえる日の大切さを認識し、その3回忌にあたる5月8日に、ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案した。翌1908年の5月10日、彼女が勤めていた学校に470人の生徒と母親達が集まり、最初の「母の日」を祝った。彼女は参加者全員に、彼女の母親が好きだった赤いカーネーションを手渡した。このことから、赤いカーネーションが母の日のシンボルとなった。1914年に、「母の日」はアメリカの祝日になり、5月の第2日曜日と定められた。」とあります。

この母の日の起源を読んで気がつくのは、愛する夫や息子たちを戦場に送るのを拒否する女性(母)たちの運動から始まっていると言うことですね。
石器時代の大昔から(いや、それ以前の類人猿か、それ以前の古い霊長類時代から?)、人間はその役割の分担のためにか、男は外に出て狩をしたり、自分たちのテリトリーを守る戦いなどに専念し、女は家(洞窟?)で家族を守り、子供を育てることに専念。
本能的にアグレッシブな男とはまったく違い、女は愛情、慈しみが考え&行動のベースとなっているようで、それが愛する家族が危機に面する時に本能的行動として現れるのですよね。

           

実際の話し、昔から子供や夫を命がけで守った、救ったという母たちのエピソードは後を絶えません。
母の愛情と慈しみをベースとした振る舞いは、我々男性は逆立ちをしても真似できませんね。
世界のほとんどの宗教が殺人を禁じ、幼い頃から家庭で学校でしてはいけないこととして教えられているのに、男どもは大人になり、政治家になると大義名分を立て戦争をし、大量殺戮を繰り返しています。これほどの矛盾はないわけで、昔、ある日本の偉人が「世界の主導者が全て女性になれば、こんな愚行(戦争)はなくなるだろう」(趣意)と言ったように、戦争はなくなってしまうと思いますね。

女性の素晴らしさ、その愛情の大きさについては、うちの母やLobyの奥さんの日常の振る舞い、また数々の彼女たちの母として、妻としての人生のエピソードを見てきているLobyも常日頃身に感じていることです。 本当に彼女たちがいなければ、Lobyなんて大したことも出来ないし、ここまでやって来れたかどうかも怪しいものですσ(^_^;)アセアセ...
その意味からも、Lobyは可能な限り、母の日だけでなく一年を通して彼女たちを尊敬し、感謝したいと思います。そして、それを振る舞い&行動で示したいと思います (〃∇〃) てれっ☆


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