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イースターエッグのたたき売り [日記]

 今日はイースター(復活祭)。
明日は会社の職員さん(女性)のバスデーなので、プレゼントとしてあげるチョコレートの箱詰めを買いにスーパーまで行きました。
復活祭は、前にも書いたように、子供たちにチョコレートでできたイースターエッグをプレゼントする日なのですが、このイースターエッグ、40パーセントも税金がかかっているからか、ちょっと大きめのものだとかなり値段が張ります。

スーパーの中に入ってみると、かなりの人がイースターエッグを買っている。
店内放送でも「みなさま。○△社のイースターエッグ、○○パーセント引きの特価で販売しております。どうぞお子様へのプレゼントにお持ち帰りください」というような宣伝をしています。
大量に仕入れるスーパーなどでは、売れ残れば損だから、イースターエッグのバーゲンセール(?)をやっているのです。
値段を見るとかなり安い!
Lobyは2週間ほど前に早々にイースターエッグを買ったのですが、その時払った値段が一個約12ドル。
今日、スーパーで売っている値段を見たら、なんと8ドルくらい! ヾ(- -;)
ドロボー、金返せ~!!!

庶民の知恵っていつもながら大したものですね。
ず~っとイースターになって値段が下がるのを待って安い値段で買うのです。
Lobyも来年からは庶民の仲間入りしよう...

話し変わって、昨日「スパルタの300は史実とはかなり違う」というタイトルで、これから映画「スパルタの300」を観ようと思っている人たちが観るのを躊躇するような批判ぽいことを書きましたが、映画が好きな方はLobyの批判なんて気にせずに観てくださいね。
「スパルタの300」は、原作がコミックだけあって、血肉飛びしるシーン続出ですが、やはりスパルタの兵士たちの何者も恐れない勇気、連帯とういう大事なことを教えてくれます。

と前もって(後で?)あやまった後で映画に対するコメント(批判?)&歴史の勉強の続きです^_^;
なぜ、スパルタ軍はそれほど強かったか?
スパルタの兵士は、スパルタ教育(今では全然聞かれない言葉ですね)を受けて、それこそ一騎当千の兵士たちであるわけですが、それにしても一説では30万というペルシャ軍を相手にあそこまで戦えた理由は、これも歴史書によれば、スパルタ軍は重装歩兵(じゅうそうほへい, 兜、胴、脛当て、盾による重装備の防御を施した歩兵)であり、それに対してペルシャ軍は軽装歩兵が中心であったため、重装備のスパルタ兵にかなわなかったということです。 それに、両軍の槍の長さも決定的だったようです。ペルシャ軍の槍が1メートル半くらいであったのに対してスパルタ軍のは2メートル半くらいあったようで、これも当然のことながら、戦いにおいてはスパルタ軍の槍の方が先に敵を突けたわけです。 つまり、スパルタ軍は映画のスパルタ軍のように上半身裸で赤マントを覆っただけではなかったということです。 そもそも、あんな長い赤マントなんて、実戦では邪魔になるだけで使い物になりませんよね。 えっ、でもカッコいい? それはそうですけどね...

           【アレキサンダー大王のイッソスの戦い(紀元前333年)】
          

これは、後のアレキサンダー大王がイッソスの戦い(紀元前333年)でペルシャ軍を破った時の戦いと同じで、イッソスの戦いではアレキサンダー大王は長槍の重装歩兵(ファランクス)と騎兵を用いて軽装歩兵が主であったダレイオス3世のペルシャ軍10万を敗走させています。 
それにしても古代のギリシア兵って強かったのですね。
それに対して、なぜ、ペルシャ軍はおなじ愚行(軽装部隊を主力として戦った)をくりかえしたのか?
長遠征だから兵士が疲れないように軽装備にしたのか(まさか!)?
やはり、両軍の戦法の違いでしょうね。
ギリシアでは、紀元前7世紀ころからファランクスと呼ばれる重装備歩兵の陣形で戦う戦法が確立されていたらしく、これが騎馬兵&軽装備で動きの早い歩兵を主力としていたペルシャ軍の戦法に勝っていたということですね。

また、歴史書には「ペルシャ軍は大軍を動員できたが、利害が絡み合う各国将兵による混成軍であったことから団結力が弱く、相互に連携した行動を取ることには不慣れであった。このため総指揮官の指令を行き渡らせることは難しく、いったん敗走を開始すると建て直しが困難であった。」と書いてあります。 なーるほど。 団結のないところ勝利なしということです。


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