秋祭り2016年♪

　今年も秋祭りの時期になりました。


例年通り、地元の日系人文化協会主催で、協会が市の郊外に所有する広大な土地を使用して開催されます。

 

画像はクリックすると拡大して見れます

そして、例年通り（と言っても、たぶん3年か4年目ですが）、今年もLobyはお手伝いに行きました。

Lobyが手伝うのは、『灯ろう流し』の準備のお手伝いです。



この『灯ろう流し』に使われる灯ろうは、地元の日本学校や日本語塾の生徒たちが3月頃から作ってきたものです。

当市はサンパウロ州でも日系人の多いので有名な市ですので、これらの日本語学校は30くらいあるそうです。

で、毎年、400～500個くらいの灯ろうが生徒たちの手によって作られます。



以下、Lobyの教える学校でほかの先生たちが撮った写真を紹介します。

 

日系人の生徒が多いですが

 

ご覧の通り、非日系の生徒も数少なからずいます。

やはり、アニメとかマンガなどの日本文化の普及、それに日系人とつきあっていたり、

日系人と結婚して日本に働きに行くことを目標として学んでいる生徒などもいます。

 

 

こちらはシニア世代の生徒さんたち。灯ろうの「船」の部分は発泡スチロール製です（灯ろうのベースは教師が作成）

 

 

 

灯ろうの骨組みに色紙などを貼りつけると完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋祭り会場

 

ここからは『秋祭り』の紹介です。

 

海外では、なぜか”日本（文化）のシンボル”として鳥居がよく使われます。

秋祭り会場のゲートにもこの通り鳥居があります。

去年から深刻化した景気低迷。

商店などは軒並み閉店、倒産する会社も続出し、失業者は増加

そんな状況から、


　”今年の秋祭りはキビしいかも…”
と予想していましたが。



たとえば、去年まではエキビションホールがあり、そこにいくロードもきれいにされていたのですが…

（去年の写真）







今年は経費削減からエキビションホールは使われず、すべて天幕の下で行われることになりました。

不景気で風も吹かず、せっかくのこいのぼりも元気なくダラ～ン（今年の写真）

秋祭り初日の午後3時ころの様子。”人影まばら”といった感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飲食エリアもまばらです…

 

地酒（カシャサ）を売るお店もヒマそう。（まあ、真昼間からお酒を飲む人もいませんけどね）

生け花展示ブースも（当然）ありましたけど、スペースが小さい

 

 

 

 

農産物＆花卉展示ブース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レタスはいかが？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな立派な生姜も

 

 

 

こちらは卵　







花卉




やはり多いのは欄ですね。

販売価格が高いことから栽培者も多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日系人が多い地方であるからか、菊は根強い人気をもっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この花の名前だけはおぼえています。たしか『胡蝶蘭』だったと思います。

今日はここまで。

今日もご訪問有難うございます♪

タグ：海外の日本文化関連イベント　ブラジル　海外の日本語教育　生け花普及　農産物　花卉

コメント 4

景気が悪くなると、イベントの出展にも影響が出ますね。
多くの人出で賑やかになると良いですね。
やはり、人出は夕方からですか。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-04-12 21:47) 

もう秋祭りですか・・・、と言っても季節が逆なんですよね、
こちらはようやく冬服を仕舞う時期になってきました、
不景気だとお祭りは逆に賑わいませんかね。　q(^_^)p
by himanaoyaji (2016-04-13 08:15) 

鯉のぼりは元気ないけど…
お花たちは元気いっぱいですね　(*´з`)ｳﾝ　ｳﾝ
by ちんぐるま (2016-04-14 08:29) 

元気のない鯉幟、笑えました！
by トモミ (2016-04-18 20:04)