結婚式で頭の中が真っ白に... （その続き）

　　冷や汗をかきながらも大任を果たし、ほっとしたＬｏｂｙでしたが、まだ結婚式は終わっていません
まだ祝辞を読むという役目が残っているのです
三々九度が皆さんの注目の中（ブラジル人には三々九度って珍しいんですよね）でとどこおりなく行われ、マリッジリング（結婚指輪）がお互いの指にはめられ大拍手で祝福されました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　【三々九度のあとの乾杯♪】
　　　　　　　　　　　　　
そのあとでセレブラントとして私が入籍届を二人の前の小さなテーブルに持って行き、最初に私の名前を記入して署名　（これは初めての経験です）。
次いで花婿＆花嫁がそれぞれ署名。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【セレブラントとして署名をするＬｏｂｙ】
　　　　　　　　　　　　

（これで終わったかな...）
と思っていたら、花婿さんが小さな声で
「証人も署名するんですよ」と教えてくれました。
（えっ、そんなのリハーサルの時に何も言ってなかったヨ）
と思いつつ、証人が署名をしたのを見て入籍届けを持って自分の席に帰ろうとすると、
今度は花嫁さんが
「もう一人証人がいます」
とそっと言ってくれました。
（えっ、それもリハーサルの時に言わなかったヨ）
ようやく入籍届けが終わり、それをもって自分の席にもどると、いよいよ祝辞です。

最初は花嫁さんの友人の女性。
なかなか素晴らしい内容のスピーチでした
ついでＬｏｂｙ
最初に二人を祝福したあと、
「矢の飛ぶのは弓の力、雲の速さは竜の吹く力、夫の仕業は夫人の力...」
という古典の言葉を引用して、一家の中における夫人の重要さについて述べたあと
スピーチがあまり堅苦しくならないように
「新郎の○○○君は、額を見てもわかるように人生経験を積んでおり...」
と言うと会場は爆笑の渦
（花婿さんは31歳だそうですが、たしかに額には髪の毛が少ないのです）
みんなが少しリラックスしたのを見て、
「花嫁さんのお父さんはこの式には参加していませんけど、必ず遠くから娘の幸せな姿を見てきっと喜んでいることと思います...　また花嫁さんも立派な新しいお父さん（舅）が出来て誠に喜ばしいことです」と結んで5分もかからないでスピーチを終えました。
こんな時のスピーチは短いに限ります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　【スピーチをするＬｏｂｙ。これはあまり緊張しません】
　　　　　　　　　　　　　　

こうしてセリモニーは無事終わり、めでたく夫婦になった二人は赤い絨毯の上を喜びを満面に浮かべて出口に向かい、そこで招待客のみなさんたちの祝福をうけました

招待客はみんなで200人くらいだったので
みんなの祝福が終わるまでには40分くらいかかった感じです
Ｌｏｂｙと奥さんは、それから新郎新婦のご親族とごく親しい方たちだけのパーティに招待されたのでパーティ会場まで向かいました
パーティはシンプルでしたけどたいへん和やかなものでした
お二人ともいつまでも幸せに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【パーティ会場に到着した二人】
　　　　　　　　　　　　　　　　

コメント 2

ご結婚なさったお二人が、いつまでもお幸せでありますように。
by 青い鳥 (2009-09-23 14:45) 

青い鳥さん、コメント＆niceありがとうございます。
by Loby (2009-09-25 05:13)