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石器時代を現代に生きる原住民 [好奇心&ニュース]

日曜夜のTV特集番組[TV]で「パプアニューギニアの未開地原住民」というものを見ました。
ブラジルの民放テレビ局がパプアニューギニアの秘境へ撮影班を送り込んだレポート番組ですが、なんでも現在、文明と接触のない未開地原住民がいるところはパプアニューギニアとブラジルのアマゾンだけだそうです。[あせあせ(飛び散る汗)]

レポート番組の内容をかいつまんで説明すると、パプアニューギニア奥地の自動車[車(RV)]で行ける最後のところまで行って、それからは自転車で何十キロか走り、今度は丸木舟に乗って川を11時間かけて上流にさかのぼり、そこからは徒歩で二日間かけて目的地である未開地原住民がいるところへ向かうのですが、密林の中を荷物運びのポーターや通訳ガイドたちと強行軍で歩いて行くのですが、湿度が多いのでみんな汗じゅくじゅく、それでも時々休憩をとりながらどんどん奥地へ向かって歩いていくわけです。
途中ですでに文明と接触のある原住民が住んでいる部落に寄り、そこでさらにポーターを十数人雇いさらに奥地へ。
その日の夕方近くになってようやく未開地原住民が生活しているらしい地域に到達。
興味深いことに、その未開地原住民は住居[家]を樹上[クリスマス]に作るという特徴をもっていて、その家を発見したわけですが、その家は廃屋(という言葉が正解かどうか知りませんが)で、すでに新たな場所に引越しをしていました。 住居といってもターザンの家みたいなものですが、本当にターザンの家みたいに高い木の上に作っているのです

しばらく行くと、ありました、ありました、未開地原住民の家が。
レポーターの説明によると、今回が二回目の接触だそうですが、意外と人なつこい(?)ようなのでレポーターさんたちも一安心のよう[黒ハート]
そのあたりの原住民は、昔(前世紀初頭頃の話し?)は人間を食っていた―つまり人食い人種だったそうですから少々ハラハラするのも無理ありませんね。

で、最初の住居は比較的低い木の上にあったのですが、奥になんと40メートルほどの高さのところに住居[家]があるのがありました
そこまで上るには当然ハシゴみたいに組んである木の枝に手をかけ足をかけ上っていかなければならないわけですが、そんなの上りなれてないレポーターは一段ずつ必死[あせあせ(飛び散る汗)]の思いで上っていってようやく目が回りそうな高さ(でもないか…)のところにある住居にたどりついたわけですけど、見ていてもスゴイ[がく~(落胆した顔)]

それから翌日まで生活をいっしょにするわけですが、その原住民たちは農耕を知らなくて、やしの木の一種から澱粉を原始的な方法で精製しその粉を焼いて食べ[レストラン]、足りないたんぱく質などはバッタとか虫の幼虫とかを食べたり、動物を狩って食べたりして補っているわけです。
使っている道具も木の柄の先に石をツタで結びつけた石斧を使っているくらいで、火をおこすのも摩擦で木を熱してやっていて、まったくの石器時代そのもの

地球温暖化[晴れ]とか火星に有人宇宙船[飛行機]を送ろうかという時代に、まだこんなチンパンジーよりちょっとマシな生活をしている人間がいるんだな、とつくづく思いました[あせあせ(飛び散る汗)]

     【パプアニューギニアのネイチブ(原住民)。これはすでに文明と接触のある部族】
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