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人生も料理と同じ、意外性が不可欠? [日記]

 「人生は料理と同じ。大切なのはスパイスのさじ加減」
これは映画 『タッチ・オブ・スパイス』の中に出てくるセリフです。
2002年のギリシア映画ですけど、観てなかったので昨日、ショッピング・センターに行った時にDVDを買いました。
「人間関係においても重要な時には意外性が必要」という人生哲学ですが、哲学の深い意味はさておき、作品そのものはたいへん面白いものでした。

さすがにギリシア本国で観客動員NO.1を記録しただけあって内容のある作品です。
物語は、幼い少年ファニスとスパイス店を営むおじいさんが、美しい古都コンスタンチノープルで楽しく過ごした日々をつづるところから始まります。 スパイスが料理にもたらす効果の例を引いてファニスに人生で大切なことを教えるおじいちゃんと、そんなファニスに好意を寄せる少女サイメとの幼く微笑ましいロマンス。やがてトルコーギリシャの紛争が原因でファニスはおじいちゃんともサイメとも別れ両親とともにギリシアへ帰ることになります。 やがて青年となったファニスはおじいちゃん危篤の法に35年ぶりに再びコンスタンチノープルを訪れ、そこで再び初恋の少女だったサイメに再会する… というようなストリーですが、本当にじっくり味わえる作品です(^▽^)
人生というものは、平々凡々で荒れることなく穏やかな人生を望む人がほとんどだと思いますけど、やはり時にはスパイス(変わったこと)があった方が人生も味が出るのではないでしょうか。
参照サイト:http://www.gaga.ne.jp/spice/ http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5321

pipa.jpg

ハリウッド製の作品って、タイトルだけ違ってどれも似たようなものという感じがしますので、こういった外国の作品は新鮮さを強く感じますね。
外国の作品といえば、最近好評を博した作品の中に『君のためなら千回でも(原題:Kite Runner-2008年)』があります。これもたいへん感動的な作品でした。
これは意外にも、世界中で800万部販売したといわれる同名小説をハリウッドが映画化したものだそうですが、原作(アフガニスタン人作家カーレド・ホッセイニ)が優れているからでしょうね。

http://eiga.com/official/kimisen/ http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/20685/ http://ja.wikipedia.org/wiki/君のためなら千回でも


【君のためなら千回でものポスター】
kimi1000.jpg

       【タッチ・オブ・スパイスのシーン】
touch.jpg

tempero.jpg


あしあと(3)  コメント(2) 
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コメント 2

ひまわり

アメリカ映画面白い作品もありますが
おっしゃるとおりで、配給元も思います。
スパイスは良い意味でお願いしたいものです^^
by ひまわり (2008-11-03 21:37) 

Loby

☆sasukeさん、e-g-g産、ひまわりさん、niceありがとうございます。

☆ひまわりさん、ピリリと辛いスパイスは料理の味を引き立てますね。
  人生では、あまり辛いのは誰も好みませんけど(^^;)
by Loby (2008-11-04 21:41) 

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