117億円の使い道？

　昨日からニュースで大きく報道されていますが、イタリアで史上6番目という超高額の宝くじの当選者が出てイタリア中大騒ぎだそうです。賞金額は１億７５万ユーロ、日本円にしてなんと117億円！(⌒▽⌒;) オッドロキー
普通の市民には想像もできないような金額ですが、当選者のこれからの人生はいかに…？

これだけの大金が転がり込めば、人生が大きく変わることは必然です。
おそらく住みなれた町（シチリア島？）にはもう住めないのでは？
外国に移り住んで、高い塀に囲まれ、ガードマンと猛犬に囲まれて暮らすことになるかも…
大金持ちというか、億万長者として暮らすのはそう簡単ではないのですよね。

そういえば、去年だったかブラジルのTV局で過去に宝くじに当選して一夜で大金持ちになった人たちの、当選後の人生の特集番組があり、かなり興味深いものがありました。
残念なことに、宝くじで大金持ちになった人たちの大半は、財産をうまく管理できずに元通りの貧乏というか普通の生活にもどったものが多かった。
宝くじのお金を上手に使って相変わらずお金持ちでいる人たちは、ほとんどが牧場や農場などを購入し、堅実なビジネスをやっている人たちでした。つまり、大金持ちになったからといって、（人の金を目当てに）あれに投資したらとか、こんな事業が儲かるとか言って来る者の言うことには耳を貸さず、着実に（上々の？）生活ができる道を選択した人たちだということです。

えっ、イタリアで今回宝くじを当てたシチリア人は、イタリア中の牧場を買えるって？
そうかも知れませんね。　そしてその方が確実かも。。。

　　　　　【サンパウロ州とリオデジャネイロ州の州境にあるパラチの町並み（Loby撮影）】