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現代版ならぬ未来用のノアの箱舟? [好奇心&ニュース]

 今日は土曜日。
 快晴です。
ゆっくり9時過ぎまで寝て(久しぶり)、起きてから例の散歩コースを散歩(これも久しぶり ^_^;)
30分ほど歩いてから帰り、ベランダでちょっと遅いブレックファースト。

新聞を読んでいると「科学」欄に興味深い記事が。
『新らしいノアの方舟は植物の種を保存』というタイトルで、ノルウェー政府はスヴァールバル諸島(Svalbard Islands。北極圏のバレンツ海にある群島)の永久凍土層の地中に450万種の作物の種子を保存する国際的な貯蔵施設を近々完成させるというもの。
この施設には世界各国から保存希望の種を受け付けて、もし、将来、大規模な異常気象や大災害(戦争も含む)で人類の食料である穀物が壊滅した場合に、食料資源を確保する目的をもっているそうで、ノルウェー政府はこの施設を「(現代版)ノアの方舟だ」と呼んでいることから「新ノアの方舟」と呼ばれるようになったそうですが、一般的には。「フェールセイフ(fail-safe)」と呼ばれているものです。

同様の目的を持つ穀物種子貯蔵庫は世界に1400あるそうですけど、ノルウェーの「新ノアの方舟」は永久凍土の中、つまり夏でも零下3~4度という低気温の土中に貯蔵庫があるので、もし貯蔵庫内の温度を下げるために不可欠な電力不足という非常事態になっても数ヶ月間は問題なく保存できるというメリットがあるそうです。

穀物の種子だけ、というのが少々残念(?)ですが、以前、小松左京のSF短編小説で(あ~懐かしいなァ)、似たようなテーマのものがありましたね。
それはずっと未来の話しで、地球はとっくに人間たちの愚行のために住めなくなっていて、宇宙船に地球の全ての種、これは当然穀物だけでなく、あらゆる動物(当然、人間のも含む)、植物などの種というか遺伝子コードを積んで第2の地球を目指して宇宙をさまようというようなストリーのものでした。

「新ノアの方舟」。このようなものが将来必要とならないことを祈ります。


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