SSブログ

おいしいエスフィーハ [美味しいブラジル料理]

晴れの日が続いています。
サンパウロでは、2週間以上も雨が降らないので空気が乾燥しきっています。
おかげで市内はスモッグがひどい... 典型的な冬の症状ですね。
TVやラジオでは市民に空気の湿度が低いので十分に水をとるように呼びかけています。

乾燥した時期に多いのが山火事と森林火事。
それも人為的なものが多い... 面白半分に山に火をつけるもの、大豆などの農作物を植える面積を増やすため、または牛の放牧面積を増やすために原生林に計画的というより犯罪的な放火をする農場主もいます。 
ブラジルにおける、これらの森林火事、山火事の影響は想像以上で地球温暖化の進行にブレーキをかける役割をする森林を毎年何十万ヘクタールという面積焼け野原にしている他、火事で大量のCO2を発生させています。 まったく人間の欲望というものは際限がないものですね...

 

さて、話しを本題にもどして、前回はブラジルでもっともポピュラーな(日本人がその元祖らしい)パステルについて書きましたが、今回はアラブ人が元祖のエスフィーハ(Esfiha)の話しです。
エスフィーハとは、パンの中に肉や野菜を詰めたもので、いわば中華饅頭のアラブ版みたいなものです。
丸く薄い小さいピザみたいなものの上に肉をのせたのもあります(最近はこのタイプが多い)。

この食べ物もパステルにまさるともおとらない、かなりポピュラーな食べ物で、やはりたいがいのスナック店にあります。
このエスフィーハ、普通は鉄板の上で焼いたものなのですが、リオ・デ・ジャネイロに住んでいた頃、時々マッシャード広場の小さなショッピングセンターの中にある、正真正銘のアラブ人経営のスナック店で売っているエスフィーファは特級品でした。 
週末などに、よく奥さんと二人で散歩した後にそのショッピングセンター内のエスフィーハ店に寄り、注文して食べたものです。うすい小麦粉の皮で野菜や肉を包んで蒸したエスフィーハは絶品! 病みつきになるおいしさでした。 アラブ人のお店は、そのおいしいエスフィーハを食べる人たちでいつもいっぱいでした。
でも、あんなおいしいエスフィーハはサンパウロでは見ませんね。残念。

               

   
          


あしあと(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

あしあと 0

コメント 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。