寒いときは暖かいスープにかぎる！

　週末は雨で、どうせ黒狐（愛車）もなく（修理中！）風邪の養生中Lobyにとっては、どこにも出かける気にもならないので天気はどうでもいいのですが、予報では来週に入るとさらに気温が下がるとか...
去年は暖冬で冬物が売れずに衣料店さんを泣かせましたが、今年は早くからこの寒さなので、衣料店さんもきっと去年の損を取り戻すことができることでしょう。

日本では寒いときは鍋物が大人気。
こちらでは、あまり鍋物なんてない（日本料理店をのぞいて）のですが、それに代わるのがスープ♪
まあ、スープなんてものは普通のレストランなどではフルコースのオードブルなどでしか出てこない品物で、ブラジルでスープを飲もうと思ったら「ビッフェ」や「パダリア（パン屋）」に行くしかないのですが、寒さで手軽に手ごろな値段でお腹も体も暖かになるスープが大人気だとか。

“なんでパン屋でスープを食べさせるの？”という疑問をお持ちの方は、まず第一にこちらのパン屋さんは日本のと違って、パン類を売るほか、軽食もできるのです(^_^)v
で、その「ビッフェ」や「パダリア」で数種類（少ない店で3種類。多いところは6種類も！）あるスープから、好みのものを選んで皿に注ぎ、スープ代に含まれているパンなどといっしょに暖かいスープを友達やカップルでいただくわけです。
スープにはその店の特製スープなどといったものもありますが、根強い人気があるのが「カンジャ・デ・ガリンニャ」だとか。カンジャ・デ・ガリンニャとは、いろいろな野菜をガリンニャ（鶏肉）と混ぜて煮込んで出来たスープのことです。（カンジャ・デ・ガリンニャの作り方　http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/recipe/0059.html）

その他にも人気があるのがマンジオカ（タピオカ）・スープ。　これは唐辛子を刻んだものを入れて食べるとベリーグー♪　フェイジョン（豆）のスープもあります。　これは例のフェイジョアーダ（ブラジルの主食豆料理）をミキサーをかけてスープ状にしたものを味付けしたものですけどかなりいけます♪

さて、今晩はどんなスープを奥さんに注文しようかな　(^_^)v

　　　　　【6種類のスープと15種類のパンが人気のサンパウロのビッフェ】