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サンパウロはクルマで埋まる? その2 [日記]

 先月(3月15日)にサンパウロ州の自動車の増加率が人口の4倍と書いたばかりですが、今週のベージャ誌(週刊誌)には、もっと驚くことが書いてありました。
それは、1950年以来、サンパウロ市の人口は5倍増えて220万人から1080万人になったのに対し、自動車(乗用車、商業車、トラック、バスを含む)はなんと56倍増え、7600台からなんと560万台に増加したというのです!!!

それに、サンパウロ市には合計して計算した場合、1万6000キロの道路プラス通りがあるそうですが、この限られた道路プラス通りを毎日500台の新しい自動車が走り始めるというのです!!!
人口当たりの自動車保有数は、このデーターから見ると約2人に一台。1950年代が約30人に1台だったのですから、もうたいへんな増加率です。 サンパウロ市が車で埋まるはずですσ(^_^;)アセアセ...

これだけクルマが多いと、渋滞も並みではなく、サンパウロ州交通局のデーターによると、朝のピーク時(午前7時~9時)で総延長90キロの渋滞。夕方のピーク時(午後5時~8時)では渋滞はなんと114キロ... まったくため息が出そうな渋滞です。 道理で毎朝、毎晩、Lobyはサンパウロ市の渋滞でため息をつくはずですC= (-。- ) フゥー

それにしても、これだけクルマが増えると、市当局の渋滞対策というか、交通対策は後手に回るばかりと考えるのはLobyだけではないでしょう。 クルマ、特に乗用車の通行量を減らすには、ロンドンなどのように市内区域乗り入れ料金を課せればかなり減ると思いますね。それも並みの料金ではなく、めちゃ高い料金を設定すること。 でも、そんなに市内に入る乗用車を制限しても、それに代わる公共交通機関を用意しなければ無意味ですね。 快適、安全で市民の朝夕の通勤&通学に使えるバス、電車、地下鉄が不可欠であり、それには市当局によるかなりの投資が必要ですね。 でも今のサンパウロ市では、それはユートピアかも。

                 【今年3月27日夕方のサンパウロ市内の渋滞】
                 


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