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『ヴァンパイアの日』を制定したサンパウロ市 [好奇心&ニュース]

今日はサンパウロ市の創立記念日です。

昨日はサンパウロ市の歴史について少し書いたので、今日はサンパウロ市の面白いことを少し紹介します。ちなみに、Lobyがこれから書くことは週刊誌のサンパウロ市特集に出ていたものをベースとしています。

サンパウロ市にはイタリア系の市民が多いからだと思いますけど、サンパウロ市民のピザパイの消費量は世界でもトップレベルではないかと思います。サンパウロ市内には約5千軒のピザハウスがあり、その生産量はなんと平均して毎分720枚だそうです!つまり、一日あたり100万枚のピザパイをパウリスタ(サンパウロっ子)は食べているト言うことになります^_^; これはアメリカ人も顔負けの数字ですね、きっと。

食べ物に関する話題をもう一つ。
サンパウロ市内には3600軒のパン屋さんがあり、毎日1500万個のフランスパンを製造・販売しているそうです。サンパウロ市の人口は1000万強ですから、一日あたり一人が約1.5個のフランスパンを食べていることになりますね。

また、サンパウロ市ではさまざまな『○X○Xの日』なんていうのが制定されています。まあ、それは他の市町などでも似たり寄ったりだと思いますが、中でも面白いのが『吸血鬼の日』。
え~っ、まさか?!ウソ~!
と疑りたくなりますけど、Lobyの作りごとでもジョークでもなく、2003年発布の市条令第13650号で毎年8月13日が『ヴァンパイア(吸血鬼)の日』と制定されているのです。まるでウソのような話しですけど、そもそもこの『吸血鬼の日』が制定された理由は、ブラジルでは不足がちの輸血用の血液ドナー(提供者)を増やすキャンペーンの一つとして考えられたものだそうですが、それにしても思わずニンマリ笑ってしまいそうなアイデアです。このようなユーモアの分かる人間、いや、市会議員がサンパウロ市にはいるんですねェ(^_^)v

面白い日と言えば、『ストレス管理の日』(9月23日。市条例第14158号)というのも制定されています。う~む… やはり都会で暮らす人間はストレスがたまるようですね^_^;
それから、『ガソリン・スタンドで携帯電話の使用禁止令』(市条例第13440号)とかいうのもあります。なんでも、携帯電話は発火の恐れがあるのでガソリン・スタンドでの使用を禁じたものらしいですが、昨年発効したこの市条例によって実際に罰金を課せられた者はまだ一人もいないとか… これなんかは、例の機内での携帯電話禁止令と同じで科学的根拠がないものだと思いますね。でも、話しはそれますが、去年、ブラジルでは携帯電話のバッテリーが発火して火傷した事件が2、3件発生してますので絶対に発火リスク・ゼロということも言えないようですが、まず、携帯電話でガソリン・スタンドが火事になることは万一にも起こらないでしょうね。


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yoocomint

ヴァンパイア(吸血鬼)の日ですか~ユーモアがあっていいですね~
ストレス管理の日これいいですね~~~~
ストレス発散の日でもいいかも~(笑)

ガソリン・スタンドで携帯電話の使用禁止令これは日本でもあるのかしら?
ないだろうな~
携帯で低温やけどした事あります
携帯は以外に危険ですよね~
by yoocomint (2007-01-26 10:42) 

Loby

吸血鬼の日なんて、日本あたりでは逆立ちしてもつけられない名前ですね。
でも目的は真面目なんですよね。そこがいい!

Yoocomintさんも携帯電話で低温火傷?
どこをやけどしたのかなー...^_^; 
by Loby (2007-01-26 19:12) 

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