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エルニーニョ、ふたたびアマゾンに旱魃をもたらす? [好奇心&ニュース]

 昨日(9月7日)はブラジルの独立記念日でした。

当日の新聞に『気象庁、今年のエルニーニョは、ふたたびアマゾンに旱魃をもたらすと予想』という題名の記事がありました。

ブラジルの国立気象庁(Inmet=Instituto Nacional de Meteoorologia)によると、今年のエルニーニョは、20世紀最大と言われた1997-1998年のエルニーニョをまさる規模のものとなり、アマゾン地域に再び深刻な旱魃をもたらすと予想しています。 1997-1998年のエルニーニョでは、太平洋の海面温度は平均より4度上昇し、世界の気候に大きな変動をもたらし、その結果大きな被害を引き起こしました。

国立気象庁の発表では、最近15日間の観察では、太平洋の水面下100メートルの深さの温度はすでに3度から4度上昇しており、これは大規模なエルニーニョが発生する前兆である、と警告しています。 アマゾンと言えば今年の始めころ、やはり降雨量が激減した(これはエルニーニョと調節関係はないと思いますが・・・)ため、交通路として使われている川が浅くなったり干上がったりしたため船が使えなくなり、アマゾン地域のかなりの場所が大陸中の孤島化し、飲料水不足、食糧不足などの深刻な問題をこれらの場所に住む人たちにあたえましたが、最大規模のエルニーニョが再び発生するとすれば、このような問題をアマゾンに引き起こし、ヨーロッパ、アジア、アメリカなどの地域にも相当の被害をもたらす可能性があります。

こんな迷惑な現象はエルニーニョ(男の子という意味)ではなく、エルプロブレマ(問題)と名前を変えた方がいいかも知れませんね。


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