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北半球の猛暑とブラジルのケイマーダ [環境問題]

  ロシアでは記録的な[晴れ]異常猛暑で森林火災泥炭火災などが600ヶ所で発生し、

火災の煙はモスクワ市まで包みモスクワっ子は雪吹雪ならぬスモッグの中でマスクを使って暮らしているとか[あせあせ(飛び散る汗)]

モスクワ市そのものも38度という記録的な高温[グッド(上向き矢印)]に達し、暑さになれてないモスクワっ子たちを驚かせています。


モスクワは38度の高気温
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あしあと(18)  コメント(7) 

アマゾン川を河口まで9,500キロ歩いた男 [環境問題]

 水の上を歩く(正しくは走る)のはたいへん難しいようですが(関連記事)、それ以上に難しいと思われるのがアマゾン川を歩いて下ることではないでしょうか?

この前人未到の快挙を遂げつつある人間がいます。
エド・スタッフォード、34歳、英国人です。
英国陸軍の将校であった彼は、国連軍の一員としてアフガニスタンで務めたあと、BBCに環境ドキュメンタリー番組を制作することを提案し、アマゾンの自然保護を世界に訴えるためにアマゾン川をその淵源から河口へ徒歩で下るプランを作成し、自らそれを実行したのです。


アマゾンとその自然保護を世界にアッピールするのが目的
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エド・スタッフォードのこの大冒険については、ブログ「Walking the Amazon(英語、スペイン語、ポルトガル語)」に詳しく書かれていますので関心のある方は見てくださいね。
このブログはエド自身がほぼ毎日更新しているもので、荷物といっしょに持って歩いているラップトップを使ってインターネット衛星経由で更新しているそうです。

アマゾン川の源流はペルーのミズミ山と言われており、そこからブラジルのパラー州の河口までは9,500キロという、普通の道程でも気が遠くなるように遠いのに、それをペルーの険しい山岳地帯(ミズミ山は海抜は標高5,597メートル!)を降り、猛獣や蛇や未開人がうようよいる熱帯のジャングルの中を踏破するというのは誰にでもできることではありません。
話しは変わりますが、Lobyはアマゾン川は世界最長の川だと信じています。
今まではナイル川が世界最長(6650キロ)だと言われてきましたが、それはアマゾン川を正確に調査する機会がなかったためで、2006年6月22日に共同通信はミズミ山の奥深くで新たな源流が発見され、アマゾン川の全長は400キロ長くなり6,800キロとなりナイル川を超えると報道。
また、2008年7月3日のアマゾン川とナイル川の衛星写真比較ではアマゾン川の長さは6,992キロとなり、世界一長い川となっています。


         ミズミ山があるペルーの山岳地域
montanha_nevado_mismi_peru.jpg

アマゾン川はここから始まる...
nascente-do-rio-amazonas-no-peru.jpg


ちなみに...

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あしあと(16)  コメント(8) 

人類がいなくなれば... 100年後の世界 [環境問題]

 日課になっている[晴れ]朝の散歩のときは、いつも[携帯電話]携帯電話でFMラジオを聞きながら歩くのですが、先日、そのFM局のある番組の司会者が興味深いことを言っていました。

それは、「人類がいなくなって100年たてば」というようなタイトルの番組がヒストリーチャンネルで放映され、大きな反響[どんっ(衝撃)]があったというのです。

散歩から帰ってから、早速、インターネットで探してみたら、ありました、ありました。
原題は『LIFE AFTER PEOPLE』で、Youtubeでも画質は悪いけど、結構観れます。

邦題は『人類滅亡-LIFE AFTER PEOPLE-』で2月6日から13日にかけて、日本語版のヒストリーチャンネルでも放送中(再放送?)となっていますので、もうすでに[目]観ている方もいるかも。

内容は、タイトル通り、”(If)人類がいなくなった後の世界”ですが、この番組では、”どうして人類が滅亡したのか”[あせあせ(飛び散る汗)]、ということについては触れなく、ただ、人類が存在しない想像世界を描いているわけですが、聴視者をかなり挽きこみます。


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人類が急にいなくなれば...

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あしあと(11)  コメント(5) 

地球温暖化の影響 [環境問題]

 世界中が注目し、期待したコペンハーゲン環境会議(COP15)は失敗し、温室効果ガスはほとんどコントロールなしに排出されつづけ地球温暖化に歯止めはかかりそうもありません。190カ国の元首が集まって雁首をよせての協議はただのポーズだけだったようです。 温室効果ガス問題では二酸化ガス(CO2)だけが注目されていますが、二酸化ガスよりメタンガスの方が地球温暖化に対する危険度は大きいということはあまり注目されてないようです。 

ちなみに、メタンは、赤外線のエネルギーを吸収能力が二酸化炭素の20倍から25倍あるといわれており(James P. Collman著:Naturally Dangerousより)、地球温暖化が続けば海底内に大量に存在することが発見されたメタンハイドレート(メタンを中心にして周囲を水分子が囲んだ形になっている固体結晶)が海部の平均水温が2~3℃上昇すると、海水に接しているメタンハイドレートが一気にメタンガスに変わりほか、海底部の水温が上昇する環境下では、海水全体の温度が上昇し、二酸化炭素同様、メタンが水中に溶けきれず、空中に放出されるという問題も出てきます(温室効果ガス:メタン)。


シベリアの永久凍土の下には時限爆弾のような膨大な量のメタンガスがある

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すでに...

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あしあと(11)  コメント(9) 

巨大クラゲとコペンハーゲン環境会議 [環境問題]

 昨日、ブラジルのTVニュースで日本近海で巨大クラゲが増えていると報道されていました。 体重が200キロも300キロもある巨大なクラゲの話しは、ブラジル人にしてみれば驚嘆するニュースです。
このクラゲ、「エチゼンクラゲ」と呼ばれる種類のようですが、大型クラゲの中で代表的なクラゲで、大きいもので体長2メートル、重さ150キログラムに達し、全体の90%以上が水分。中国沿岸の黄海や渤海で発生し、海流に乗って日本海を北上するそうです。

        巨大なエチゼンクラゲ
Nemopilema nomurai.jpg


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環境のために何ができるか [環境問題]

地球温暖化、環境破壊、公害、エトセトラ、エトセトラ、私たちが住ましてもらっている地球の環境はますます悪化しつつあります。
消費主義、資本主義に振り回されてその虜になった感のある私たちは、ゴージャスなもの、快適なもの、快楽をもたらすものを追及し手に入れるべく汗水たらして働いていると言っても決して過言ではないでしょう。

環境悪化のニュースや新聞記事などを見るたび、「大変なことになりつつあるなぁ」とか「もっとしっかり対策を立てて実施してもらわないと困るわ」などと思ったり言ったりしても、それは政治家や企業がやるべきことで、私は彼らがどんな風にやるかしっかり監視しよう、または場合によっては協力しようと思うくらいで自主的な行動なんて殆どの人がやってないというのが実際ではないでしょうか。

こんなことを書くLobyだって環境を改善するための行動なんてほとんど何もやってないに等しいけど、数年前から実行していることがあります。

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あしあと(3)  コメント(2) 
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超巨大台風の被害はさらに増加する [環境問題]

 台風と言えば、つい先ごろディーン台風がメキシコ、カリブ海の諸国に甚大な被害をあたえたばかりですが、日本も台風の季節に入っていますので台風には要注意ですが、日曜版の新聞の科学特集に、「地球温暖化が原因でカテリーナ級の巨大台風の発生が増加し、それに比例して被害も増加する」と出ていました。

この警告は、米国大気研究の気候分析部門責任者である、センターの ケビン・トレンバース(Kevin Trenberth)研究員から出されたもので、彼は地球温暖化による海水温度上昇と熱帯低気圧(ハリケーン、サイクロン、台風などの暴風雨)の発生率増加の関連性について最初に指摘した科学者だそうです。

ハリケーンといえば、2005年のカテリーナ台風がニューオリンズにもたらした甚大な被害を誰でもすぐ思い浮かべます。 災害後2年経った今もニューオリンズの復興は進んでいません。 
ブラジルは熱帯低気圧による被害はこれまでなかったのですが、これからは状況が変わってくるかも知れません。そういえば去年だったか、サイクロンがブラジルの南部海岸地帯を襲って家屋の屋根が飛んだりした被害が発生しましたが、これなどはかってなかった災害とかニュースで報道していました。

熱帯低気圧が多発するということは、台風も多く発生するということで、日本も今後、超巨大台風に襲われる可能性がありますので注意の上にも要注意で、政府レベルでも家庭レベルでも充分な災害対策が必要です。

備えあれば憂いなし。


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地球温暖化は飢餓をもたらし、全生物種の30%が絶滅する [環境問題]

          

 アルゼンチンの方から、少し寒さがやってきたらしく、3日ほど前から気温が少し下がり30度を切っています。
今日の最高気温は26度とか。 これでもかなり暑いけど、ここ、Lobyの住む町はサンパウロ市のような大都会と違って、まだまだ緑も多いので(田舎?^_^;)かなり涼しく感じます。 現在、午前8時前で室内温度は20度。少々肌寒く感じる気温です。

昨日からメディアで大きく報道されているニュースで、IPCC (〝気候変動に関する政府間パネル”最下段に詳細説明)が6日承認し、近々発表される予定のレポート(第4次報告書)では、気象変更とあいまって人間の森林伐採等による環境破壊は、エコシステム(生態系)が回復(気温調整)できない変化、気温上昇をもたらし、その結果、アフリカやブラジルの北部などの赤道に近い地域、それにヨーロッパは深刻な水不足となり、バングラデシュなどのアジアの大デルタ地域は水害増加。 アンデス山脈、エベレスト、K2を含むヒマラヤ山脈などの雪や氷河は全て溶け(今後15年以内!)、北極も大量の氷をなくすというもので、これらの大変化の結果、2020年頃にはアフリカでは2億5千万人の人々に飲料水が不足することになり、2080年頃には世界中で20億人以上の人々が海面上昇により住んでいる家が水没、あるいは海水の浸入で住めなくなると言うものです。

 

なんともショッキングなレポートですが、IPCCという機関は「気候変動に関する政府間パネル」と訳されているのを見ても分かるように、各国代表数名による科学者が主体となって①気候システム及び気候変動の関する科学的知見を評価(第一作業部会ーWGⅠ)したり、②気候変動に対する社会経済システムや生態系の脆弱性と気候変動の影響及び適応策を評価(第二作業部会ーWGⅡ)したり、③温室効果ガスの排出抑制及び気候変動の緩和策をそれぞれ評価(第三作業部会ーWGⅢ)するわけですが、やはり各国政府の思惑(利害と読む)がからむため、今回のレポートもまとめるまでにかなり時間がかかったようですが、それでもレポートのインパクトは強大です。

メディアの報道でも強調され、関係者がもっとも警告しているのは、これらの大変動が実際に起こった場合(われわれ&各国政府が抜本的な対策をとらずに手をこまねいていれば確実に起きます)、一番被害を受けるのはアジアやアフリカの貧民たちであり、対応するすべを知らない動植物(全生物種の30%)だということです。

《参考》
IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)とは、気候変動に関する政府間パネル(政府間機構)のことであり、現在は地球温暖化に関する最新の知見の評価を行っている。本来は、WMO (the World Meteorological Organization:世界気象機構)の一機関であり、国際連合の気候変動枠組条約とは直接関係のない組織であったが、条約の交渉に同組織がまとめた報告書が活用されたこと、また、条約の実施にあたり科学的調査を行う専門機関の設立が遅れたことから、IPCCが当面の作業を代行することとなり現在に至っている。IPCC自体が、各国への政策提言等は行うことはないが、国際的な地球温暖化問題への対応策を科学的に裏付ける組織として、間接的に大きな影響力を持つ。今回の気候変動予測レポート作成には世界中の2500人の科学者が参加している。http://www.gispri.or.jp/kankyo/index.html  http://ja.wikipedia.org/wiki/IPCC http://www.jamstec.go.jp/ipccwg1/

            


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マグロはますます高級魚になるー 魚の乱獲問題 [環境問題]

 先週引いた風邪がまだよく治ってないらしく、昨日から少し頭痛がします。
風邪薬を飲んでかなり良くなったので、夕食後のデザートでアイスクリームなどを食べたのが良くなかったみたいσ(^_^;)アセアセ...
さすがに、思いっきり冷たいビールは(風邪を引いているので)飲みませんでしたけど、アイスクリームを食べれば冷たいビール同様、悪いのは同じなんでしょうね (キ▼д▼;)トホホ・・

今朝は8時過ぎに起床。
風邪のせいで身体がだるっぽいので、奥さんに薬屋さんまで風邪薬を買いに行ってもらって、週末にいつもする散歩もお預けで、もっぱらおとなしくネットです。

        

今週着いたばかりのナショナル・ジオグラフィック誌に特集で「魚の乱獲問題」が出ていました。
マグロの刺身が大好きなLobyにとっては、マグロの値段が上がるというのは、由々しき大問題ですが、それ以上に大問題は、マグロだけでなく、その他のわれわれ人間が美味しいと好んで買い食べる魚、サメ、蝦、ラゴスターなどが、乱獲のためどんどん減っているということです。
さらにひどいのは、底引網を使う漁法で、これは文字通り海底近くを網で引くのですが、そのあたりに泳いでいる魚や他の海生動物を、それこそ一網打尽にさらい上げ、商品価値のある、つまりめぼしい魚だけを選んで他の魚などはすべて捨てられるということです。もちろん、捨てられた時点では、それらの商品価値のない魚や海生動物はみんな死んでいます。
サメ(フカとも呼ぶ)なども、れいのフカヒレだけを切り取られてポイッだそうです。

      【底引き網船】
     

ちなみに、ナショナル・ジオグラフィック誌によれば、世界の漁獲量は、1950年代には年間400万トン程度であったものが、2004年には9000万トン近くに増加!
Lobyの好きなマグロの場合は、1950年代には年間50万トン程度であったものが、2004年には600万トンに増加。マグロもいなくなるわけです。
マグロの場合は、おそらくその漁獲量激増の原因は、やはりマグロの刺身&鮨の消費量が増えたのが大きいと思いますけど、ほかの魚とか甲殻類(蝦、ラゴスターなど)の漁獲量増加は、それだけ高価で贅沢なものを食べる人間が増えたことが主原因でしょうね。
         
でも、この魚乱獲問題にせよ、今、話題になっている化石燃料多消費による地球温暖化問題にせよ、本当の原因は人間の欲望なのですよね。
大企業とか、メジャーとか、大農業主とかなどが、己の利益をさらに増やそうと、環境への配慮とか生態系のバランスなどには目もくれず、事業拡大、利益拡大に血道を上げるからだと思います。そして、やはり、それらの我利我利亡者のCM(宣伝)に乗って、それらの商品を買いあさる私たち消費者にも責任はありますね...

だけど、それでもLobyはマグロが食べたい!
マグロが乱獲で絶滅してしまわないように、早くマグロ農場ならぬ、マグロの人工孵化と養殖技術を発達させ、良心のとがめなしにマグロを味わえるようにしてくれないかな...

           


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地球温暖化はあと千年間続く-IPCCの気候変動予測 [環境問題]

 26日の新聞に、『海面上昇は今後千年間にわたり続く』というテーマで記事が載っていました。

この予想は近々(2月2日)発表されるIPCC 〔気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)*最下段に詳細説明しています〕のレポートに記載される数多くの気候変動予測の一つで、もし、効果的な温暖化対策が何もとられなかった場合、旱魃、雨、両極の氷及び氷河の溶解などが2100年まで続くと予測しています。そして、21世紀の人間の活動原因による大気中の炭酸ガス濃度上昇は、今後千年間にわたり海面上昇を引き起こし、気温上昇が続くと警告してるそうです。

           

        
                

IPCCレポートは、2100年までに世界の平均気温は3度上昇し、大気中の炭酸ガス濃度は現在より45パーセント増えたのち安定すると予測。2100年から2200年にかけて炭酸ガス濃度が安定し、平均気温は0.5度上昇。そのため海面は30センチから80センチ上昇すると予測しています。

ちなみに、約12万5千年前の世界の平均気温は現在より3度高かったそうですが、当時の海面は現在よりも4メートルから6メートル高かったそうです。

海面が30センチ~80センチ上がれば、オランダとか太平洋の島国諸国の大半が水没すると予測されています。ちなみに海面上昇により国土が水没したりする被害を受ける国についての情報は下記サイトに詳しく載ってますのでご関心のある方は見てくださいね。

http://www.ne.jp/asahi/21st/web/crisis2.htm

IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)とは、気候変動に関する政府間パネル(政府間機構)のことであり、現在は地球温暖化に関する最新の知見の評価を行っている。本来は、WMO(the World Meteorological Organization:世界気象機構)の一機関であり、国際連合の気候変動枠組条約とは直接関係のない組織であったが、条約の交渉に同組織がまとめた報告書が活用されたこと、また、条約の実施にあたり科学的調査を行う専門機関の設立が遅れたことから、IPCCが当面の作業を代行することとなり現在に至っている。IPCC自体が、各国への政策提言等は行うことはないが、国際的な地球温暖化問題への対応策を科学的に裏付ける組織として、間接的に大きな影響力を持つ。今回の気候変動予測レポート作成には世界中の2500人の科学者が参加している。


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