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恋物語 [ブック]

 日本には二十数年も行ってないLobyですが

ラッキーなことに、ほとんど毎年と言っていいほど、日本語学校の生徒たちが日本へ遊び(旅行)に行ったり、研修に行ったりしています。

去年の暮も翻訳者養成コースの女子生徒が10日ほど出張で日本に行ったので、(あるブロ友さんは”マニアックですねェ”と褒めてくださったんですが...)最近ハマっている『物語シリーズ』の本を4冊持ってきてもらいました。(その時の日記はこちら


その女子生徒、出張から帰ってから2週間もしないうちに、今度は休暇をとって一ヶ月、日本に遊びに行きました。


で...


こんなチャンスを逃すLobyではありません。


当然のごとく、ふたたびLobyはその生徒さんにお願いして、またもや『物語シリーズ』の本を買ってきてもらいました。

 

これが今回持ってきてもらった4冊です。

物語シリーズ01

 

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時速100頁 [ブック]


  本の虫:『本が非常に好きで読書ばかりしているような人』、『本を四六時中読み漁っている人』などという意味で使われる表現。『虫』という日本語には『一つの事に熱中する人』という意味が含まれている。 (ピクシブ百科事典より)

本の虫

 

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愛… 時代により変遷する愛  [ブック]

 さて、みなさまご待望(?)の、愛するということ(エーリッヒ・フロム著)のLobyの迷解説Part-2です。(Part-1はこちら

こういう専門書(といっても一般の人にわかる内容ですが)を読むと、

 ”ふ~む… さすが専門家だなぁ”

とつくづく感じます。



愛するということ本

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ノンフィクション [ブック]

 今日は最近読んだ本の感想です。

最近読んだ本といっても、最近のベストセラーではなく昔のベストセラー。

まず、『アラスカ物語』(新田次郎)

極寒の地アラスカとエスキモーとともに運命をともにした、ある日本人の生涯を描いた小説です。
明治時代の初め、日本を離れアラスカにたどり着き、現地の女性と結婚した男がいた。その名はフランク安田。フランク安田は飢餓に苦しむエスキモーのために新天地を築き、「ジャパニーズ・モーゼ」とまで呼ばれた一人の男の物語。



エスキモーと犬ぞり
アラスカ



 明治元年(1868年)、宮城県石巻町の代々医師を営む家庭の三男として生まれた安田恭輔は十九歳のとき、外航船の船員となり日本を離れた。

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独立か死か! 独立宣言までの歴史を綴った「1822年」 [ブック]

  Lobyが購読している週刊誌に「1822年」という歴史書が紹介されていました。

1822年というのは、ブラジルが宗主国であるポルトガルの束縛と搾取から自由になるべく、独立宣言(イピランガの叫び)がされた年です。

”独立か死か!” 歴史上有名なドン・ペードロ1世王子の叫びが発せられたイピランガの風景
Independencia_ou_Morte_-_Pedro_Americo.jpg


紹介文をざっと読んでみると...


獅子王アレクサンドロス [ブック]

 電子書籍で『獅子王アレクサンドロス』(阿刀田 高 著)を購入しました。

アレクサンドロスとは、アレキサンダー大王のことで、2004年にはコリン・ファレル主演の同名映画も作られており、観られた方も多いと思います。

ちなみに、アレキサンダーというのはギリシア語アレクサンドロスの英語読みだそうなのだそうです。ということで、ここでは以後、アレクサンドロスと呼ぶこことにします。
阿刀田 高氏の作品は、以前、『プルタークの物語』を読んだことがあり、大げさな表現のない、淡々とした語り口が気に入っていたので、躊躇することなく即、購入を決めました。


単行本『獅子王アレクサンドロス』の表紙 電子書籍版にはこのような素敵な表紙はありません[たらーっ(汗)]
アレクサンドロス-本.jpg



『獅子王アレクサンドロス』は長編(単行本版は664ページもある)なのでかなり読み応えがあります。
映画『アレキサンダー大王』を先に観ているので、どうしても小説と映画を比べて見ますが、映画がかなり史実(伝記)に忠実に作られているということがわかります。


映画『アレキサンダー大王』でのアレクサンドロスの雄姿

アレクサンドロス.jpg

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あしあと(10)  コメント(4) 

e-Bookはいいブック♪ [ブック]

 日本人であるアイデンティティは、一言で言って、いつも日本文化(習慣、言葉、宗教、本など)と接していてその環境の中で暮らすことで維持されると思います。
だから、米国とかブラジルなどのように大きな日系社会を抱える国でも、最初の日本人移住者の子孫の時代になり、二世、三世、四世と世代が新しくなっていくにしたがって母国の習慣とか言葉を失って行き、最終的には名前の一部と顔つきだけがアジア人種(日系人)である名残を残すものの、文化的にはその国の人間になってしまうというのが多勢のようです[たらーっ(汗)]
その反対に、外国人でありながら日本の文化に触れ、日本的な考えとか行動などをとる人たちも少なからずいるようです[わーい(嬉しい顔)]
その典型的な例が漫画とかコスプレで、ブラジルではヤングたちに大人気
MANGAはカラオケとともに世界語になってしまい、漫画をオリジナルで読みたいと日本語学校に真面目に通う若い人たちも増えています ♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!

       海外でも大人気のコスプレ 子供たちも人気ゲームキャラのコスチュームで
       mario-kids-cosplay.jpg


それほど「[本]本」という情報伝達手段の影響は大きいのです。
Lobyも職業柄、雑誌を講読したりネットで見たりして常に日本の情報に触れているようにしていますが、悲しいかな、日本からもっとも離れた国の一つであるブラジルでは興味深い新刊[ぴかぴか(新しい)]が出たからといってちょっと本屋さんで... というわけには行きません。
売れ筋の漫画とか週刊誌とか総合雑誌などは、サンパウロ市[ビル]あたりの日本書籍店に行けばいつも店頭に最新号が並べてありますが、ちょっと変わった本となるとまったくダメです[もうやだ~(悲しい顔)]
どうしても欲しい書籍は、本屋さんに注文してから最低2ヶ月は待たないと届きません。それも、ドル安にはなったとはいうものの、円高なので本によってはかなりの値段を払ってプラス輸入コストで高い買い物になってしまいます[グッド(上向き矢印)]
なによりも最低2ヶ月待たなければならないのが辛い...

一方、IT技術の進歩により、居ながらにしてなんでも買える時代になっています。
Loby自身、CDやDVD[CD]などはよくネットで買っていますし、つい最近も新しい携帯電話[phone to]とUPS(無停電電源装置)を買いました。
本も2、3年前ほどから電子書籍(e-Book)というものが宣伝され始めましたが、専門の読み取り機が必要みたいだし(そんなモノはまだこちらでは入手できないし)
(ふーん、そんなモノが出来たのか~...)
くらいに考えていました。
まあ、遅かれ早かれ”そんなモノ”が出来るのは予想はしていましたけどね。

でも、ブラジルに住んでいたら、先に述べた理由で日本からの”輸入本”は高くつくので、少々「本・禁欲」習慣をつけていました。 それでもやはり時々喉から手が出るほど欲しい本があります[ふらふら]
で、モノはためしとサイトで見つけた電子書籍販売サイトで登録してテスト的にある小説を購入してみました。 
カードで決済してものの数分も経たないうちにダウンロードが終わり、バッチリPCで読めます
そして換算してみたら安~い
おおよそで、もしこの価格の本を日本から取り寄せてもらった場合の価格の40パーセント[exclamation×2]にしかなりません
(ブラジルの本屋さんってかなり儲けているんだ...)←Lobyの正直な感想

どんな本を買ったかと言うと...
一つはマンガ ヾ(--;)ぉぃぉぃ
大のオトナがマンガをなんて言わないでください[あせあせ(飛び散る汗)]
日本の漫画の中には名作と言われるものがたくさんあり、Lobyが好きな漫画家もいく人かいますけど、洗練されたペンタッチで他の追従を許さないのが石ノ森章太郎なのですよね。
彼の代表作の中では『サイボーグ009』とか『仮面ライダー』が有名です。
『サイボーグ009』についてはメタモルフォセス群島に書いていますので関心ある方は見てくださいね。
今回、歳も考えずに買ったのは『サイボーグ...』ではなく『リュウの道』(全6巻)という作品です。
もう一つは、あるSF小説ですがこれについてはメタモルフォセス群島で後ほど紹介しますね。 乞うご期待♪

    文庫版の『リュウの道』カバー と e-Book版の『リュウの道』カバー
   リュウの道.jpg e-Book リュウの道.jpg


e-Bookはたしかに便利なモノですが、玉にキズは本棚に並べて置けないこと(自己満足できない+友人に自慢できない?)。 メリットはどこにしまったか分からなくなるということがないことと、何年置いていてもそれることがないということかな?
手軽に買える e-Bookいいブック♪

ただいま「ダ・ヴィンチ・コード」に夢中! [ブック]

 先日も書いたんですけど、Lobyはひまつぶしに「ダヴィンチ・コード」を持って歩いています。
この場合、ひまつぶしとは何かの用事で少々待たなければいけない時間のことをいいます。
たとえば、銀行で待つ時間とか、病院に行って診察とか検査などで待つ時間です。
こちらの銀行とか病院とかってすごく待ち時間が長いのです[あせあせ(飛び散る汗)]
たとえば、先週の初めに父親を診察に連れて行った時には2時間以上待たされたし、一昨日、Lobyが保健所に行った時も1時間半待たされました[ふらふら]
まあ、こんなのはブラジルでは普通なのです。 というわけで、Lobyは残念ながら、奥さんのように気軽にすぐにお隣にいる人とおしゃべりなどできないのでもっぱら[本]本を読むことにしています。
いつもは日本の単行本を読むんですけど、最近は新しいのがないので数年前にプレゼントにもらったポルトガル語版の「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいます。

          読むほどに面白い「ダ・ヴィンチ・コード」とDVD
     P1010795.jpg

「ダ・ヴィンチ・コード」は映画でも観たけど、やはり複雑すぎてよく理解できないところがありました。
それが本を読むと、当然、詳しく解説してるのでよくよくわかります(゜ー゜)(。_。)ウンウン
まあ、内容がキリスト教の歴史に関するものだから、やはり少しは基礎知識がないとまったく分かりませんが、神学者や神父さんならともかく、一般の人間はキリスト教の歴史なんてほとんど知らないんですよね。知っているのはキリストが生まれたのが12月25日(これも実際は疑わしい?)で、磔になって死んだということくらい[たらーっ(汗)]
で、「ダ・ヴィンチ・コード」の作者のダン・ブラウンさんは、さすがに本を売って生活しているだけあってよく研究していてそれを読者に丁寧に教えてくれるわけです。
その中には思わず ”へぇーっ、そんなことがあったの?” と驚くようなこともあります。
たとえば「ニカイア公会議」。この会議以後、復活祭、司祭による洗礼(それまでは異端とされていた)などがキリスト教の中に公式に取り入れられたそうですが、中でも最大の決定事項は『キリストは神の子』であるという解釈だそうです[あせあせ(飛び散る汗)]
正直言ってこれには唖然としましたね...
それまではキリストは「預言者」、「救世主」などと呼ばれ、尊敬されてきたけど、「神の子」とは呼ばれていなかったのが、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の政治的思惑(注:ローマー帝国の一致)によって開催されたニカイア公会議によってキリストは「神の子」に昇格し「神と同質」となり、以後、キリスト教はそれを教義取り入れるようになったのだそうです。( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・

まあ、歴史というものはこんなものでしょうね。
とくに教義なんて、その宗教の創始者が明確に”これはこうだ”と書き残こしてない限り、後世に勝手に解釈されたものがさぞ権威ある文献(教義)として重要視される場合が多々あると思います。
そもそもキリストにせよ、モハメッド(またはハンマド)にせよ、釈迦にせよ、教えを自ら書き残してないのですよね。
キリスト教の歴史にせよ、世界の歴史にせよ、為政者、または勝者の都合のいいように書かれているのは確かなことで、とくに昔の歴史はそれを書いた人の主観をベースに書かれている場合が多いから半分眉唾で勉強した方がいいようです。

でも、歴史上の真偽は別にしてとにかく「ダ・ヴィンチ・コード」は面白い本ですね。
ひまつぶしに読むつもりがぞっこん夢中になってまだ読み終わってないのに”あれ、映画ではこのあたりどんな風に撮っていたかな”と興味が出て昨日、レンタルDVDを借りて観ました。

          

本を読んで映画を観るとさらに面白さが深まります。

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