カントリー・ミュージックのミューズたち♪ [音楽]
って、Lobyは別にカントリー・ミュージックのファンではないのですが、購読しているブラジルの週刊誌(どこかの国のようなくだらない内容の三流週刊誌ではなく、マジメな週刊誌です)に、“目薬になるような美女”の写真が載っていて、なんとこの美女は米国の人気カントリー歌手だというのです。
この、ギリシアの“ミューズ”が、間違ってアメリカに生まれたような美女歌手の名前は...
トロピカリア- ハンカチも身分証明書もなく… [音楽]
ロンドン・オリンピック、レスリング女子、吉田沙保里選手が見事に金メダルをとりましたね!
3連覇ですから、すごいものです!
なでしこジャパンは、残念ながらも2-1で米国に惜敗。
勝負は時の運とは言え、好機はあったのにゴールを決めれなかったのはまったく残念です。
でも、
よくやった、ここまでよく戦ってくれた!
と最大限に褒めてあげたいです。
一方、女子バレーボールの
火の鳥ニッポン も中国を見事に破り、1988年ソウル大会以来、24年ぶりにベスト4に進出し、前体会の覇者ブラジルチームと対戦。
結果はすでに報道されている通り、火の鳥ニッポンは破れてしまいました。
第一セットがはじまった時は、両チームともおたがいに一点ずつをとる、とり返すの接戦でしたけど、さすがブラジルは北京五輪で金メダルをとった実力チームだけあって、高い身長を生かしたブロック戦術で 火の鳥ニッポンの反撃を封じ、火の鳥ニッポン はがんばったけれど惜しくも及びませんでした。せめて対韓国戦で銅メダルをとって欲しいです。
しかし、ブラジル対 日本の女子バレーボールの試合を見ていて感じたのは、ブラジル選手たちの打つボールの威力のあること!これはやはり体格の違いがあるためでしょうけど、日本の選手たちの打つ ボールにはそれほど威力は感じられませんでした。その一方、 日本チームのレシーブは賞賛に値するものです。試合中継のTVの解説者(元バレーボール選手)も絶賛していました。
”シェガ・デ・サウダーデ”- ボッサノーヴァの歴史 [音楽]
今週初めの天気予報では、来週まで雨続きで寒さが続く…
ということでしたが、見事に外れて水曜日あたりから晴れ間が見えるようになりました。
天気が回復するのを待っていたかのように、
父が「TVを買いたいから町に連れて行って」
とのこと。
父は2年ほど前にK国製の液晶TVを買っていたのですが、どうも調子が悪いようなので、
「こんなのはダメだからSONY製を買ったらいいよ。買う時は連れて行ってあげるよ」
と約束していたのです。
母も行く、奥さんも行く、ということで4人で出かけることに
(久しぶりの快晴だから、いっしょに出かけたかったのでしょうね)
学校は冬休み、時間は10時半くらいでしたが、結構渋滞がありました
ショーロの話し♪ [音楽]
夏休みもそろそろ終わり…
もうしばらくすると園児たちで賑やかになりそうな保育園の子供の家
今はもう秋... ちょっと(また)懐メロ風に... [音楽]
日本語をあまり(または全く)知らない日系人の子弟やブラジル人でも歌えるようなやさしい歌で、欲を言えば少々内容があるもの...
最近の流行歌にはこの類のものはないようだし(最近流行っている歌って正直言ってほとんど知りませんけど)、演歌を教えてもそっぽを向けられる可能性大だし...
ブラジルは春なので、春にちなんで「花」(滝廉太郎)でも教えようか、それとも「さくらさくら」でもなどとも思ったり。
ところが、今朝、インスピレーションとでもいうのか、急に「バラが咲いた」の曲が頭の中で流れ始めました。
「バラが咲いた」
作詞・作曲 浜口庫之助
歌 マイク真木
バラが咲いた バラが咲いた
真赤なバラが
淋しかった ぼくの庭に
バラが咲いた
たったひとつ 咲いたバラ
小さなバラで
淋しかった ぼくの庭が
明るくなった
バラよ バラよ 小さなバラ
そのままで そこに咲いてておくれ
バラが咲いた バラが咲いた
真赤なバラで
淋しかった ぼくの庭が
明るくなった
バラが散った バラが散った
いつの間にか
ぼくの庭は 前のように
淋しくなった
ぼくの庭の バラは散って
しまったけれど
淋しかった ぼくの心に
バラが咲いた
バラよ バラよ 心のバラ
いつまでも ここで咲いてておくれ
バラが咲いた バラが咲いた
ぼくの心に
いつまでも 散らない
真赤なバラが
ミルトン・ナシメントにとっての『友情』 [音楽]
日曜にブラジルはC・ジボアールに勝ったし、余裕しゃくしゃく(?)なのでワールドカップからちょっと外れた話題を書くことにしたわけです。
土曜日に機会があってあるイベントに行ってみました。
イベントそのものはとりたてて書くほどのことはないのですが、そのイベントに特別参加したコーラスの歌にすごく感動しました。
そのコーラスはアマチュア・コーラスなのですが、あるオーケストラ付属のコーラスというだけあって、その歌唱は圧倒的でした。
圧倒的といっても決して合唱のボリュームが大きいという意味でなく、聴く者の心の琴線に触れ揺さぶるような圧倒的なレベルのという意味です。
コーラスそのものは80名ほど構成されているそうですが、それぞれ全員会社勤めや主婦業などの仕事をもっていて週に数回集まってコーラスの練習をし、イベントなどでオーケストラといっしょに歌ったり、コーラスだけで歌ったりしているので、アマチュアコーラスといってもコーラスを職業としてないというだけで、その技量はプロ並みといっていいでしょう。
土曜日に行われたイベントには、そのコーラスの一部、指揮者を入れてわずか14名ほどが参加し感動的な歌を披露してくれたわけですが、300人ほど収容できるイベント会場でマイクも使わずに聴くものを陶酔させるような境地にしてくれました。
レパートリーはMPB(ブラジルポピュラーミュージック)で、シコ・ブアルケ、トン・ジョビン、それにミルトン・ナシメントなどの歌を数曲歌いました。
寒い朝 [音楽]
朝方もざっと降りだしました。
奥さん「あら、雨が降っているわ。。。」
Loby「夜中も降っていたよ」
奥さん「全然気がつかなかった」
Loby(長生きするよ...)
雨の日には散歩はしないのですが、犬や小鳥の世話をしたりゴミを出したりしている間に雨は止み、雲間から薄い日が差してきたので思い直して散歩することに。
でもラジオを聴いているとサンパウロ市ではかなり雨が降っているようなので、家の近くを歩くことにしました。もし、雨が降り出したらすぐ緊急避難(?)できるからです。
サンパウロ市はLobyの住んでいる町よりやや南にある(正確には南西)ので、天候の変化はまずサンパウロ市に起こってからこの町に来るのです。
案の定、20分ほどするとポツ、ポツ、と雨が降り始めました。
急いで家に帰り、軒下に吊るしておいた鳥かごを家の中に入れました。この時期の雨は冷たいし、気温も下がりますからね。
イタプアンの午後 [音楽]
軽快なメロディー、詩情豊かな歌詞、どれをとっても素敵な曲です。
今回もLobyの迷訳でみなさまにお届けします(^^;
イタプアンの午後 (Tarde em Itapuã)
作詞作曲: トキンニョ /ヴィニシウス・デ・モラエス
訳:Loby
古い海水パンツを一枚はいて
ぶらつくのにいい日より
海はでっかく
空には虹がかかっている...
カイミ広場にさしかかったころには
すこし疲れ気味...
柳のゴザに座って 椰子の実の水を飲む
なんと素敵なんだろう!!
イタプアンで午後を過ごす
イタプアンの焼くような日差しの下で
イタプアンの海の音を聞きながら
イタプアンで恋について話すのさ
海が新緑を祝う中で
コルク栓のカシャッサを飲みながら
甘い議論をする
そしてすべてを忘れた目で
海と空がいっしょになるところを見て
ゆっくりと大地が回るのを
体で感じながら
なんと素敵なんだろう!
イタプアンで午後を過ごす
イタプアンの焼けるような日差しの下で
イタプアンの海の音を聞きながら
イタプアンで恋について話すのさ
夜が連れてきた風に少し身震いし
椰子の木の間から流れてくる
ひそやかな会話...
そして穏やかな空気の中で
昨日もなく明日もなく
イタプアンの月の
褐色な腕に抱かれ眠る
なんと素晴らしいんだろう!
イタプアンで午後を過ごす
イタプアンの焼けるような日差しの下で
イタプアンの海の音を聞きながら
イタプアンで恋について話すのさ
オリジナル歌詞はこちらです。
ちなみにカシャッサとはブラジルのサトウキビ焼酎です。
カリンニョーゾ 愛あふれて... [音楽]
日曜に続いて休日だった月曜も快晴だっただけに、ちょっぴり残念
昨日は天気良かったのに散歩しなかったので、今日こそは(?)と決意していたのに(大げさ?)。
着替えて犬の世話(餌&清掃)をしてから、運動の代わりと家の横にある通路の水洗い。
昨日、奥さんがいっしょうけんめい洗濯した(翌日も晴れると思って...><)のですすぎ水はたっぷりあります^^
ホウキをもってゴシゴシ洗いながら、バケツに水を汲んで持って来てザバーっと流し、またゴシゴシ
ガレージも少々汚れているので、ここもザバーゴシゴシ ガレージの扉の近くにクロ助が@をしていたのでこれもゴシゴシ
けっこういい運動になりました
さて、これで終わり、と思って清掃道具を片付けてからお茶でも、と思ってガレージに行くと、たった今洗ったばかりのところに新鮮な@@@が
どうやらクロ助は、私が彼女のトイレを清掃したので清潔なトイレ(?)で気持ちよく用を足したようです
ちゃんと調教すれば(@をトイレ箱でするとか)いいんですけど、うちはペットに関しては放任主義(?)なのでそんな面倒なことはしないのです。
さて、戯言はこれくらいにして今日のテーマは代表的なショーロ曲である『カリンニョーゾ』の紹介です。
ショーロとはなんぞや?というわけでまず最初にショーロについての説明です^^。
ショーロ(Choro、Chorinhoとも呼ばれる)は、ブラジルのポピュラー音楽のスタイル(ジャンル)の一つである。19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立した。ショーロという名前は、chorar(ポルトガル語、「泣く」という意味)からついたと言われている。ショーロはアメリカではブラジルのジャズと称されることがあるが、即興を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古い。(Wikipediaより引用)
というわけで、かなり歴史のある音楽ジャンルの一つですが、サンバやボッサノーヴァのように世界的にはあまり知れ渡っていませんね...
ショーロ(泣く)という名前はショーロの基本楽器である、フルート、ギター、カヴァキーニョ(ウクレレと似た小型4弦楽器)が奏でる旋律が人が泣いているような感じがすることからつけられたという説と、その昔、植民地時代のブラジルの黒人奴隷たちが楽しみにやっていたxoloと呼ばれるダンスパーティに起源があるという説の二つがありますが、多くの人は最初の説をとっているようです。
ちなみに、ここで紹介する『カリンニョーゾ』はショーロの代表的な曲で発表当時(1930年代)から現代まで広くブラジル人たちに歌われてきた名曲です。カリンニョーゾとは、”愛情のこもった、心の温かい、優しい”という意味ですが、『カリンニョーゾ』の歌詞から見ると和訳は『愛あふれて』とでもした方がいいようです
ピシギンニャ
カリンニョーゾ
作曲:ピシンギンニャ 作詞:ジョン・デ・バーロ
日本語訳:Loby
ボクの心はあなたを見るたび
なぜだか高鳴る
ボクの目は微笑み
通りをあるく あなたを追う
でも あなたは
まったく気がつかないふりして
過ぎ去ってしまう
ああ もしあなたが
ボクの心がどれだけ愛にあふれ
あなたを求めているかを知ったなら
そしてどれだけ本気かに気づいたなら
そんなすげないことは二度としないでしょう
近く 近く 近く
ボクのそばに来て
そしてあなたの唇を求める
ボクの唇るの熱さを感じて
そしてボクの心を食いつくすような
この熱い愛情を受け入れて
それだけで幸せになんだ
それだけで幸せなんだ
(くりかえし)
ポルトガル語のオリジナル歌詞はこちら
歌唱力のあることで有名なマリザ・モンテ(女性シンガー)とパウリンニョ・ダ・ヴィオラ(作曲家、サンバ歌手)のデュエット。
こちらはブラジルの美空ひばりとでも言える、ブラジルポピュラーミュージック界の女王、エリス・ヘジナさん(Elis Regina)が歌ったカリンニョーゾです。 エリス・ヘジナさんは1982年に36歳という若さで亡くなっています。惜しいことです。
茶色のコート [音楽]
最初は「茶色のコート」。ちょっと古い歌ですけどいい歌です♪
CASACO MARRON 茶色のコート
Composição: Renato Correa / Danilo Caymmi / G. Guarabyra
和訳:Loby
Eu vou voltar aos velhos tempos de mim
私は以前の私にもどるわ
Vestir de novo meu casaco marrom
そして茶色のコートをまた着るの
Tomar a mão da alegria e sair
喜びの波を浴びて
Bye bye, Cecy, nous allons
バイバイ セシー nous allons
Copacabana está dizendo que sim
コパカバナはそうしなさいって言っているわ
Botou a brisa a minha disposição
私の心を力づけるように潮風を送ってくれて
A bomba H quer explodir no jardim
水爆はガーデンで爆発したがっている Matar a flor em botão
そして花をつぼみのうちに殺しちゃうの
Eu digo que não
私はそれはやめてと言ったの
Olhando a menina de meia-estação
ハーフシーズンの女の子を見ながら
Alô coração, alô coração, alô coração!
ハロー ハート、ハロー ハート、ハロー ハート!
Eu vou voltar aos velhos tempos de mim
私は古い時代にもどるわ
Vestir de novo meu casaco marrom
そして茶色のコートをまた着るの
〔Lobyのつぶやき〕”水爆はガーデンで爆発したがっている”って意味が全然分かりませんでした>< わけのわからないような歌詞ってあるんですよね。でもメロディは軽快で素敵です♪