スキンケアの話 [日記]
梅雨で湿度100パーセント近くの日本と違って
冬のブラジルでは乾燥期です。
Lobyは冬になっても風邪やインフルエンザなどにはほとんどかかったことがありません。
そんなウイルス性の病気にはかからないものの、ここ数ヶ月、肌の病気で大いに悩むことになりました。
その1 顔がたいへんなことになった
冬のブラジルでは乾燥期です。
Lobyは冬になっても風邪やインフルエンザなどにはほとんどかかったことがありません。
そんなウイルス性の病気にはかからないものの、ここ数ヶ月、肌の病気で大いに悩むことになりました。
その1 顔がたいへんなことになった
今回の主役の一つ。
2ヵ月ほど前のこと。
いつもはジレットの替刃式の安全カミソリで髭剃りをするところを、その日は日本から買って来たパナの電気シェーバーで剃りましたが、ついウッカリ、アフターシェービングローションをつけるのを忘れたのです。
そして、そのあとで、強烈な朝の光をあびてウオーキングをしたのです。
今は冬なので、陽は斜めから差すんですけど、これが意外と強烈なのですよね...
その結果、すでに冬季でかなり乾燥気味だったと思われるLobyの顔は、シェーバーでギタギタにされた上に強烈な紫外線を浴びて、それはもうヒドイ状態になりました。
とくに頬がヒドイ状態になり、とくに左頬がひどくて真ん中あたりが腫れて盛り上がり、そこから汁( リンパ液、浸出液?)まで出るように!
さすがに、これはよくないとケアをはじめたのですが、ふつうのクリームを塗ってもピリピリするだけ。
奥さんや娘が
「このクリームがいいわ」
「パパ、これは肌が敏感な人むけのクリームよ」
とか言って買ってくれたクリームを塗ってもいくぶんよくはなったピリピリ度は下がったけど、完全にはなくなりません。
顔の問題は、やはり肌がメチャクチャに痛めつけられたことが原因。
そしてLobyの肌はデリケート(?)なので、いくら高いクリームをつけも完全回復できないようなのです( ノД`)シクシク…
それと、男は女性と違って、ほとんど毎日髭を剃りますから、それもやはり肌の回復が遅い原因のひとつでしょう。
とくに、夜、寝ていると頬が痒くなるし、チクチクと痛みを感じるし(ヒゲが伸びているときこうなる?)たまったものではありません。
その2 背中がカユイ!
同じような時期から、背中が痒くなりました。
痒いからポリポリ掻きますけど、治らない。
(掻いて治るなら薬はいらない?)
薬局に行って症状を話すと、塗るクリームと、錠剤を2種類処方してくれましたが、
「お医者さんに行って見てもらった方がいいですよ」
とアドバイスをしてくれましたけど...
医者にも行かず、痒みも治らず、顔もかなりよくなったけど、まだ少々赤っぽく過敏でふつうにもどってないので、しかたなく皮膚科のお医者さんに行きました。
背中の痒さの原因は「カビ」だとのこと。
こちらのお医者さんは、日本のように詳しくどういう種類のカビで、どうしてそうなるのかを教えてくれません。
聞けば教えてくれるけど、一般的にブラジル人の知識は低いので、「カビ性の病気」「ウイルス性の病気」などというだけですますのです。
この点、日本人は病気の種類などについても博識ですよね。
帰ってからネットで調べたら、どうやら「マラセチア毛包炎」のようです。
マラセチア毛包炎は、マラセチアと呼ばれる真菌に感染することで発症する病気です。癜風ともいいます。原因となるマラセチア菌は人の皮膚に広く存在し、さまざまな状況が合わさるとマラセチア毛包炎を発症します。胸ニキビや背中ニキビなど、顔以外の部位に吹き出物が目立つ場合は、多くはマラセチア菌によるものです。
そして、マラセチア菌は、だれの皮膚にもいる常在菌の1つで、ある条件が重なると繁殖してこのような症状を起こすそうです。
皮膚科のお医者さんに行きました
皮膚科のお医者さんは、「マニピュレイト薬局 Farmacia de Manipulação」と呼ばれる、クライアントの症状に合わせて調合した医薬品を販売する薬局で、頬の肌の回復クリームを調合してもらうように処方箋をしてくれました。
それがトップの写真のマニピュレイト・クリームです。
わずか50グラムで円換算で3200円もしました(メッチャ高いです!)
3200円くらい、日本の人はそれほど高いとは思わないでしょうけど、
大体、ブラジルの物価は日本の三分の一くらいだから、金銭感覚的には
約1万円です。
決して安くはないでしょう?
いつもはジレットの替刃式の安全カミソリで髭剃りをするところを、その日は日本から買って来たパナの電気シェーバーで剃りましたが、ついウッカリ、アフターシェービングローションをつけるのを忘れたのです。
そして、そのあとで、強烈な朝の光をあびてウオーキングをしたのです。
今は冬なので、陽は斜めから差すんですけど、これが意外と強烈なのですよね...
その結果、すでに冬季でかなり乾燥気味だったと思われるLobyの顔は、シェーバーでギタギタにされた上に強烈な紫外線を浴びて、それはもうヒドイ状態になりました。
とくに頬がヒドイ状態になり、とくに左頬がひどくて真ん中あたりが腫れて盛り上がり、そこから汁(
さすがに、これはよくないとケアをはじめたのですが、ふつうのクリームを塗ってもピリピリするだけ。
奥さんや娘が
「このクリームがいいわ」
「パパ、これは肌が敏感な人むけのクリームよ」
とか言って買ってくれたクリームを塗ってもいくぶんよくはなったピリピリ度は下がったけど、完全にはなくなりません。
顔の問題は、やはり肌がメチャクチャに痛めつけられたことが原因。
そしてLobyの肌はデリケート(?)なので、いくら高いクリームをつけも完全回復できないようなのです( ノД`)シクシク…
それと、男は女性と違って、ほとんど毎日髭を剃りますから、それもやはり肌の回復が遅い原因のひとつでしょう。
とくに、夜、寝ていると頬が痒くなるし、チクチクと痛みを感じるし(ヒゲが伸びているときこうなる?)たまったものではありません。
その2 背中がカユイ!
同じような時期から、背中が痒くなりました。
痒いからポリポリ掻きますけど、治らない。
(掻いて治るなら薬はいらない?)
薬局に行って症状を話すと、塗るクリームと、錠剤を2種類処方してくれましたが、
「お医者さんに行って見てもらった方がいいですよ」
とアドバイスをしてくれましたけど...
医者にも行かず、痒みも治らず、顔もかなりよくなったけど、まだ少々赤っぽく過敏でふつうにもどってないので、しかたなく皮膚科のお医者さんに行きました。
背中の痒さの原因は「カビ」だとのこと。
こちらのお医者さんは、日本のように詳しくどういう種類のカビで、どうしてそうなるのかを教えてくれません。
聞けば教えてくれるけど、一般的にブラジル人の知識は低いので、「カビ性の病気」「ウイルス性の病気」などというだけですますのです。
この点、日本人は病気の種類などについても博識ですよね。
帰ってからネットで調べたら、どうやら「マラセチア毛包炎」のようです。
マラセチア毛包炎は、マラセチアと呼ばれる真菌に感染することで発症する病気です。癜風ともいいます。原因となるマラセチア菌は人の皮膚に広く存在し、さまざまな状況が合わさるとマラセチア毛包炎を発症します。胸ニキビや背中ニキビなど、顔以外の部位に吹き出物が目立つ場合は、多くはマラセチア菌によるものです。
そして、マラセチア菌は、だれの皮膚にもいる常在菌の1つで、ある条件が重なると繁殖してこのような症状を起こすそうです。
皮膚科のお医者さんに行きました
皮膚科のお医者さんは、「マニピュレイト薬局 Farmacia de Manipulação」と呼ばれる、クライアントの症状に合わせて調合した医薬品を販売する薬局で、頬の肌の回復クリームを調合してもらうように処方箋をしてくれました。
それがトップの写真のマニピュレイト・クリームです。
わずか50グラムで円換算で3200円もしました(メッチャ高いです!)
3200円くらい、日本の人はそれほど高いとは思わないでしょうけど、
大体、ブラジルの物価は日本の三分の一くらいだから、金銭感覚的には
約1万円です。
決して安くはないでしょう?
1万円の薬用マニピュレイト・クリーム
痒いところに塗る薬用クリームや錠剤
スキンケアのために買ったクリーム類。
NIVEA はピリピリするので頬には使えません。
日本製のハトムギクリームはいいけど、痛めつけられたLobyの頬には
回復効果のさらに高いマニピュレイト・クリームが必要だったようです。
NIVEA はピリピリするので頬には使えません。
日本製のハトムギクリームはいいけど、痛めつけられたLobyの頬には
回復効果のさらに高いマニピュレイト・クリームが必要だったようです。
ちなみに、薬局で買った錠剤やクリームは、アトピー性皮膚炎、炎症対策、対アレルギー薬のものでした。
カビ菌には効くわけないですね...
もっとはやく医者に行けばよかったんだけど、医者に行くのって好きじゃないんですよね...
ちなみに、マラセチア菌は常在菌だそうですが、悪玉菌ではないようです。
マラセチア菌やアクネ菌は皮膚や頭皮に必要な常在菌です。
皮脂や汗はこれらの常在菌の餌となります。
なので本来、マラセチア菌やアクネ菌は皮脂や汗を分解し、肌を整えてくれるはずなのです。
なのになぜこれらの菌が原因で肌に異常が発生するのでしょうか?
マラセチア菌やアクネ菌は余分な皮脂を分解してくれる時に脂肪酸を発生します。
その脂肪酸を分解してくれる菌がいないと、その脂肪酸はずっと肌に居座ります。
すると時間が経つと肌や頭皮に刺激となるものに変わります。
常在菌の中には洗浄剤に強い菌とそうでない菌がいて、強い菌は生き残って比率的に多くなります。弱い菌はてきめん洗浄剤にやられてしまいます。すると、常在菌の比率が狂い、後処理をしてくれる常在菌がいなくなってしまうわけです。
もうお分かりですね。必要なのは今いる常在菌を殺菌して他の常在菌も殺すことではなく、マラセチア菌やアクネ菌の他に必要な常在菌も育ててあげることなのです。
つまり、殺菌作用のある洗顔フォームやボディシャンプーでムリヤリに菌を全滅させるのでなく、
様々な種類の常在菌が適度にいる皮膚環境をつくるための対策が必要なのです。
常在菌環境はバランスが大切です。(肌断食ドットコムより引用させていただきました)
今日もご訪問有難うございます♪
2019-07-28 00:00
あしあと(27)
コメント(5)
私は小さい時と20代後半から数年間、酷いアトピー性皮膚炎に苦しみました。
小さい時は親が大変だっただけで私は覚えがありませんが、20代の時は医者に行かず市販の強いステロイド剤が服用して、20年以上経った今でも副作用に苦しんでいます。早目に受診した方が良いですよね。
お大事にしてください。
by tsun (2019-07-28 08:45)
いろいろ大変でしたね。
いろいろやって効果が無いときは、即通院の方が良いです。
素人判断でやると悪化しますから。
医者に行くのは余り好きじゃないですがやむ得ませんね。
お大事に・・・。
by 横 濱男 (2019-07-28 14:07)
顔も大変ですが、痒いのも辛いですよね!
私は基本アレルギー体質なので、よく、原因不明の痒みとか出ます。
お互いに、頑張って(?)乗り切りましょう!!
by トモミ (2019-07-28 16:56)
そう最初から医者に行けば良いのでしょうが、なんとなく面倒なんですよね。
by こんちゃん (2019-07-29 04:08)
>tsunさんもヒドイ皮膚炎の経験があるんですね。
やはりちゃんと専門医に行って治療をした方がいいのですね。
アドバイス、ありがとうございます。 m(__)m
>横 濱男さん、ありがとうございます。
素人判断は怖いですね。
とくに難しい病気の場合は。
>トモミさん、まあ、若い女性でなく、じいさんの顔ですので、
あばたになろうが、痒かろうが、それほど気にはなりませんが、
夜中にチクチクし、痒くなるのには困りました(^^;
トモミさんもアレルギー体質なんですか?
たいへんですね。おたがい気をつけて乗り切りましょう!
>こんちゃんさん、まさかあんなになるとは想像もしませんでしたからね。
本当は食べもののアレルギーから始まったんですよ。
アレルギーとマラセチア菌って、あまりつながりを想像できませんよね?
by Loby (2019-08-03 22:00)