訪日旅行⑭ 京都・龍安寺編 [旅行]
きぬかけの路
金閣寺から龍安寺、仁和寺へと続く道は「きぬかけの路(道)」と呼ばれています。
「きぬかけの路」は三つの世界遺産を巡る全長およそ2.5Kmの道路。金閣寺から龍安寺まで徒歩約18分。 龍安寺から仁和寺まで徒歩約11分。衣笠山麓を抜ける緑豊かなルートは歩いて散策するにも最適で、仁和寺前から嵐電(京福電鉄北野線)に乗れば嵐山の中心まで行くことができます。(きぬかけの路より引用)
と京都観光案内のサイトに説明がありますが、歩いて見れば「ただのアスファルト道路」です。
上述の、京都北部で有名な古刹3寺をつなぐ路で、ちょっと歩くくらいでこれらの古刹を見れるので、金閣寺から龍安寺までの距離(1.6Km)を歩いてみましたが、ロマンも風流も感じませんでした。
感じたのは秋のかなり強い日光だけ^^;
Wikiによれば、きぬかけの路、別名は鞍馬口通、木辻通、一条通で、1963年に開通した当時は観光道路と呼ばれていたのが、1991年(平成3年)に愛称を公募した結果、「きぬかけの路」と命名されたようです。
つまり、古都京都の歴史とはまったく関係ない道路ということです。
龍安寺は、室町幕府の管領、守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺で妙心寺との関係が深い寺。
京都に存在する歴史の深いほかの寺社同様、度々戦などで延焼したりした。明治に入ると廃仏毀釈によって衰退したが、イギリスのエリザベス2世が1975年に日本を訪問した際、龍安寺を拝観し、石庭を絶賛したことで、その後の禅ブームもあり、世界的に有名になったそうです。
な~んだ、日本人は自国の文化の素晴らしさに気が付かないで、外国人に指摘されて気がついたというわけね。よく聞く話ですね…
石庭
さて、龍安寺の目玉、石庭です。
この庭は石の配置から「虎の子渡しの庭」や「七五三の庭」とも呼ばれているそうです。
知足の心
写真を撮ったときは、「鹿威し」かと思っていたのですが、サイトで調べたところ、「蹲踞(つくばい)」というものだそうです。
つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。 茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。 手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。(Wikiより)
龍安寺の鏡容池は通称おしどり池と呼ばれ、平安時代には、石庭よりも有名だったそうです。
まあ、考えてみれば龍安寺の石庭は英国の女王様が賛嘆したことから海外で有名になり、それが日本に逆輸入されたような形で人気になったわけで、京都で庭が美しい寺ってほかにもたくさんあるんですよね?
たとえば建仁寺の大雄苑とか、高台寺、圓徳院、相国寺、高桐院、曼殊院などなど。
だから、龍安寺の庭がこれらの寺より抜きん出て素晴らしいということはないわけです。
だから、平安時代に鏡容池が人気があったというのは、やはり日本庭園として美しかったからでしょうね。
勉強不足…
今回、龍安寺見学の記事を書いていて、境内内の建物などで名前を知らないものがあったので調べてみたところ、今回、Lobyたちが龍安寺で主に見て回ったところは数の黄色い点線の中(だけ)だとわかりました。
赤線は普通の見学ルートなんですけど、もう少し余裕をもって見て回ればよかったです。
金閣寺から龍安寺、仁和寺へと続く道は「きぬかけの路(道)」と呼ばれています。
「きぬかけの路」は三つの世界遺産を巡る全長およそ2.5Kmの道路。金閣寺から龍安寺まで徒歩約18分。 龍安寺から仁和寺まで徒歩約11分。衣笠山麓を抜ける緑豊かなルートは歩いて散策するにも最適で、仁和寺前から嵐電(京福電鉄北野線)に乗れば嵐山の中心まで行くことができます。(きぬかけの路より引用)
と京都観光案内のサイトに説明がありますが、歩いて見れば「ただのアスファルト道路」です。
上述の、京都北部で有名な古刹3寺をつなぐ路で、ちょっと歩くくらいでこれらの古刹を見れるので、金閣寺から龍安寺までの距離(1.6Km)を歩いてみましたが、ロマンも風流も感じませんでした。
感じたのは秋のかなり強い日光だけ^^;
名前だけはおしゃれな「きぬかけの路」を歩きます
Wikiによれば、きぬかけの路、別名は鞍馬口通、木辻通、一条通で、1963年に開通した当時は観光道路と呼ばれていたのが、1991年(平成3年)に愛称を公募した結果、「きぬかけの路」と命名されたようです。
つまり、古都京都の歴史とはまったく関係ない道路ということです。
龍安寺案内マップ
龍安寺は、室町幕府の管領、守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺で妙心寺との関係が深い寺。
京都に存在する歴史の深いほかの寺社同様、度々戦などで延焼したりした。明治に入ると廃仏毀釈によって衰退したが、イギリスのエリザベス2世が1975年に日本を訪問した際、龍安寺を拝観し、石庭を絶賛したことで、その後の禅ブームもあり、世界的に有名になったそうです。
な~んだ、日本人は自国の文化の素晴らしさに気が付かないで、外国人に指摘されて気がついたというわけね。よく聞く話ですね…
石庭
さて、龍安寺の目玉、石庭です。
この庭は石の配置から「虎の子渡しの庭」や「七五三の庭」とも呼ばれているそうです。
やはり、ゆっくりと座って石庭を堪能する見物客が多いです。
「ぴろうど苔」と云われる、龍安寺特有の苔が生えている庭
知足の心
写真を撮ったときは、「鹿威し」かと思っていたのですが、サイトで調べたところ、「蹲踞(つくばい)」というものだそうです。
つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。 茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。 手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。(Wikiより)
回廊が素晴らしいです
方丈(本堂 附 玄関)
儒学者・寺西乾山筆の漢詩陶淵明「飲酒」1934年作
鏡容池
龍安寺の鏡容池は通称おしどり池と呼ばれ、平安時代には、石庭よりも有名だったそうです。
まあ、考えてみれば龍安寺の石庭は英国の女王様が賛嘆したことから海外で有名になり、それが日本に逆輸入されたような形で人気になったわけで、京都で庭が美しい寺ってほかにもたくさんあるんですよね?
たとえば建仁寺の大雄苑とか、高台寺、圓徳院、相国寺、高桐院、曼殊院などなど。
だから、龍安寺の庭がこれらの寺より抜きん出て素晴らしいということはないわけです。
だから、平安時代に鏡容池が人気があったというのは、やはり日本庭園として美しかったからでしょうね。
勉強不足…
今回、龍安寺見学の記事を書いていて、境内内の建物などで名前を知らないものがあったので調べてみたところ、今回、Lobyたちが龍安寺で主に見て回ったところは数の黄色い点線の中(だけ)だとわかりました。
赤線は普通の見学ルートなんですけど、もう少し余裕をもって見て回ればよかったです。
2019-02-14 00:00
あしあと(22)
コメント(11)
石庭を取り囲む塀の高さを微妙に変え奥行きを感じさせる、そんなのをテレビで観ました。
by tsun (2019-02-14 11:12)
龍安寺の石庭は外国人観光客に人気のスポットですね。
池の回りの散策もいいですよ~。
高台寺や高桐院はいつ行っても人が多いですが、
建仁寺や相国寺はそれほど人が多くなく意外と穴場かもしれません。
by kuwachan (2019-02-14 12:59)
道や毛お題もキレイしされちゃうと風情が無くなってしまいます。
鎌倉の鶴岡八幡宮の段葛も綺麗に観光のために整備されちゃって・・・
魅力度100%ダウンです。
日本の場合、観光になると風流さも無くなっちゃいます。
by 横 濱男 (2019-02-14 19:46)
道や境内もキレイ・・・でした。
キーボード打ち損じ変換、失礼しました。。
by 横 濱男 (2019-02-14 20:45)
今回も行ったこと無い場所、一度見てみたいです。
他の庭もどれも素敵ですね。
by こんちゃん (2019-02-15 04:09)
龍安寺、行ったことないです。
京都、2度3度行った位じゃ全然回り切れませんよね?
当たり前か(笑)!!
by トモミ (2019-02-15 15:32)
>tsunさん、あの土塀はいかにも年月を感じさせるものですし、
何よりも石の庭にマッチしますね。
とても素敵なお寺でした。
>kuwachanさん、外国人観光客にメチャ人気のスポットです。
池の周りは散策しませんでした(残念!)
かけ足の京都観光だったので、あまり良く見れなかったところや
行けなかった名所もたくさんあります。
>横 濱男さん、やはり由緒深く、歴史もある古刹なので、
どこを見ても風流があり、癒やされる感じです。
おっしゃる通り、あまり整備されると魅力が無くなってしまいますよね。
古いものの良さを是非とも残して欲しいです。
>こんちゃんさん、京都は見るところたくさんありますから、
本格的に見ようと思ったら数ヶ月かかると思います^^;
素晴らしい寺社がありすぎる京都です。
>トモミさん、たしか京都には5千くらいの寺社があるそうです。
まあ、東北の方の県には、それ以上にあるところもあるそうですが。
ですので、有名なのだけ挙げるとしても100位上はあるのでは?
とてもじゃありませんけど、2、3日では観きれません^^;
by Loby (2019-02-15 22:09)
昨年8月、43年ぶりに竜安寺を参拝しました。
高校の修学旅行、17才のガキは「わびさび」が
理解できませんでした。還暦を迎え17才では見え
なかったモノが見えるかと期待して参拝しましたが、
参拝客で大混雑、石庭を堪能できませんでした。
by johncomeback (2019-02-15 22:54)
>johncomebackさん、43年ぶりとは感慨深いものがあったでしょう。
たしかに「わび・さび」を若い人で理解できる人はごく少ないと思います。
苔生す庭とか古い土塀とか、それらが少々わからないと楽しめませんものね。観光客は、たしかに多いです。ヘタするとゆっくりと堪能できません^^;
by Loby (2019-02-16 20:58)
京都は素敵な街ですね
昨年、母を連れて行きました。
僕も母も初めての京都でした。
始めてなのに懐かしく感じました。
長崎と似ているのかな~
誕生日のお祝いコメありがとです~♪
「人生、面白くなるのは3度めの二十歳からだそうです。」
良い事聞きました。
期待して残りの人生を楽しみたいと思います。
by てんてん (2019-02-16 23:29)
>てんてんさん、そうですか。
お母さんを連れて行かれたのですか。とても喜ばれたことでしょう。
60歳で定年を迎えられたのかどうか存じませんが、
もし、お仕事を辞められるのでしたら、それからは好きなことが
できるので、人生さらに楽しくなりますよ^^
by Loby (2019-03-11 21:49)