ユウちゃんちのお引越し [Loby家のエピソード]
元、両親が住んでいた奥の家に住むのですが、先日このブログでも書いたように、
かなり改修に手を加えなければなりませんでした。(元、両親の家の改修記事はこちら)
ユウちゃんたちが引っ越して来るまでには、聞くも涙、語るも涙という
家の改修に関するLobyの苦労話が…
いえいえ、ナニワブシではありませんので、説明は省き手っ取り早く写真で紹介しますね。
(スルーしていただいても結構です)
上の図面を見るとわかると思いますが、現状では寝室が一つしかないため、物置を寝室に改造しなければいけません。
そのためには、まず最初に寝室から物置に通じるドアの位置を変え、将来廊下(寝室との仕切壁)を作ったときにダイニングから真っ直ぐに奥の寝室(夫婦用)へ行けるようにするのです。
ドアを外し、レンガで塞ぎます。
新しくドアを付ける場所をNさんが寸法を測っています。
と書くと、いかにも簡単そうですが…
レンガやコンクリートなどの廃材だけでこれだけの量になりました…
木の壁だったら、うまく壁を切りとって、元ドアがあった場所にはめることができたかも知れませんが、レンガとコンクリートの壁では、廃材の再利用しようとしても出来ません。
かくしてかなりの廃材が出ることになり、これは後でトラックを雇って処理場に持っていってもらわねばなりません。当然、それにもお金がかかります。
湿気対策&壁のヒビ修理
Lobyの両親の家を建てた職人さんは、いい加減な職人だったようで、建ててから10数年が経った今頃になっていろいろと手抜き工事や工事ミスなどが発見されています。
シャワールームの壁を作る時に、本来であればコンクリートに湿気(水分)が染むのをシャットアウトする(不浸透性)材料を混ぜて使うのですが、それを使わなかったため、寝室で洋服ダンスが置いてあった壁はシャワールームからの湿気でカビだらけ。
とくにカビが多い部分(湿気が来ている部分)の壁を剥がして、十分に不浸透性材料を混ぜたコンクリートを塗り直さなければなりません。
そして壁のヒビ。
これは4年前に起こった事件で、家の裏にアパートを建てる時に、設計技師が土手崩れ対策を施さずに造成工事をやったのに加えて、父親の家を建てた職人が基礎工事をきちんとやってなかったため、あわやオヤジの家の半分が崩れ落ちるところだったのです。
土手崩れの影響で、Lobyの土地の奥の方(両親の家がある)が、土砂崩れの影響で少し沈み傾いたため、両親の家の壁にヒビが入りました。両親が住んでいたときは、家具などがあったため気がつかなかったのですが、今回、家を改修する際にヒビをあちこちで発見しました。
それらのヒビなども今回は修理(セメントを塗ってヒビを隠す)の対象です。
そしてようやく壁の塗装に至りました。
壁塗りと言っても、小さなキズとか何かを下げていた釘とかを抜いて、そのあとを塞いでから塗るのでかなり手間がかかります。おまけにNさんは凝り性というか、仕事が丁寧なのでさらに時間がかかります。
かなり改修に手を加えなければなりませんでした。(元、両親の家の改修記事はこちら)
ユウちゃんたちが引っ越して来るまでには、聞くも涙、語るも涙という
家の改修に関するLobyの苦労話が…
いえいえ、ナニワブシではありませんので、説明は省き手っ取り早く写真で紹介しますね。
(スルーしていただいても結構です)
両親が住んでいた家の間取り
上の図面を見るとわかると思いますが、現状では寝室が一つしかないため、物置を寝室に改造しなければいけません。
そのためには、まず最初に寝室から物置に通じるドアの位置を変え、将来廊下(寝室との仕切壁)を作ったときにダイニングから真っ直ぐに奥の寝室(夫婦用)へ行けるようにするのです。
ドアを外し、レンガで塞ぎます。
新しくドアを付ける場所をNさんが寸法を測っています。
ドアをつけるスペースを壁に開けました。
と書くと、いかにも簡単そうですが…
レンガやコンクリートなどの廃材だけでこれだけの量になりました…
木の壁だったら、うまく壁を切りとって、元ドアがあった場所にはめることができたかも知れませんが、レンガとコンクリートの壁では、廃材の再利用しようとしても出来ません。
かくしてかなりの廃材が出ることになり、これは後でトラックを雇って処理場に持っていってもらわねばなりません。当然、それにもお金がかかります。
湿気対策&壁のヒビ修理
Lobyの両親の家を建てた職人さんは、いい加減な職人だったようで、建ててから10数年が経った今頃になっていろいろと手抜き工事や工事ミスなどが発見されています。
シャワールームの壁を作る時に、本来であればコンクリートに湿気(水分)が染むのをシャットアウトする(不浸透性)材料を混ぜて使うのですが、それを使わなかったため、寝室で洋服ダンスが置いてあった壁はシャワールームからの湿気でカビだらけ。
とくにカビが多い部分(湿気が来ている部分)の壁を剥がして、十分に不浸透性材料を混ぜたコンクリートを塗り直さなければなりません。
ドアの付替えもそうでしたけど、壁の補修もたいへんなホコリと廃材がでます。
木材の床が廃材で傷まないか心配… 一応、ビニールは敷いているのですが
木材の床が廃材で傷まないか心配… 一応、ビニールは敷いているのですが
そして壁のヒビ。
これは4年前に起こった事件で、家の裏にアパートを建てる時に、設計技師が土手崩れ対策を施さずに造成工事をやったのに加えて、父親の家を建てた職人が基礎工事をきちんとやってなかったため、あわやオヤジの家の半分が崩れ落ちるところだったのです。
2014年に起きた『両親の家あわやく崩壊』事件の写真。
コンクリート塀と家(黒壁)の基礎杭が顕になっています。
(このエピソードの記事はこちら)コンクリート塀と家(黒壁)の基礎杭が顕になっています。
土手崩れの影響で、Lobyの土地の奥の方(両親の家がある)が、土砂崩れの影響で少し沈み傾いたため、両親の家の壁にヒビが入りました。両親が住んでいたときは、家具などがあったため気がつかなかったのですが、今回、家を改修する際にヒビをあちこちで発見しました。
それらのヒビなども今回は修理(セメントを塗ってヒビを隠す)の対象です。
壁の隅にあるヒビ
かなり大きいヒビです
もう4年もなるので地盤も安定したと思うし、アパートの方でも土砂崩れ対策(しっかりしたコンクリートの塀)をしているのでリスクはないと思いますけど、ヒビは直さなければ。
そしてようやく壁の塗装に至りました。
壁塗りと言っても、小さなキズとか何かを下げていた釘とかを抜いて、そのあとを塞いでから塗るのでかなり手間がかかります。おまけにNさんは凝り性というか、仕事が丁寧なのでさらに時間がかかります。
すべての部屋を塗り終えた時点で掃除婦さんを雇って家の清掃をしてもらいました。
邪魔になる家具などは一応、外に出します。
寝室はバッチリです。見違えるほどきれいになりました。
リビングルームもこの通り
電灯のスイッチカバーやコンセントカバーなど、少々黄ばんでいたり、手の汚れがついていたものも塩素系の洗剤に2日ほどつけてきれいにしてから付けてくれました。
さすがNさん、そんな事も知っているのですね(オドロキ!)
ちなみに、ここまでに要した日数は約2週間です。
Nさんは仕事がていねいだし、一人でしか仕事しないのではかどらないのですけど、
失敗とか手抜きとかがまったくないので安心して任せられます。
Nさんは仕事がていねいだし、一人でしか仕事しないのではかどらないのですけど、
失敗とか手抜きとかがまったくないので安心して任せられます。
きれいになったスイッチカバー&コンセントカバー
引っ越し当日
お昼すぎに大型トラックが家の前に横付け。
運転手(兼家具組立屋さん)と助手2名。
そのほか、家の中の片付けに二人の女性(母娘)を雇っていました。
(最近の若い人って、なんでも手際よくするのですね…)
どんどん家具などを家の中に運びます。
運んでいるのはユウちゃんのベッド
若い助手ったちが家具を運んでいる間、運転手さんは家具を組み立てています
おや、手が出てきました
は出ませんでしたが…
ユウちゃんが中に入っていました
まだ眠そうです
子どもは何でも遊び道具にしてしまうんですね
残暑…
ブラジルは残暑のメチャ暑い日々が続いています。
夜の10時ころまで室内で30度の高温です
今日もご訪問有難うございます♪
こんにちは~
かなりの大工事だったようですが
仕事の丁寧なNさんにお願いして良かったですね。
こんどはお孫さん側にいるのでいろいろと
よりいっそう楽しい日々が送れそうですね。
by プー太の父 (2019-02-03 12:43)
工事、大変ですね。
でも・・・Nさんは頼りになりますね。。
いい職人さんが居て良かったです。。
by 横 濱男 (2019-02-03 19:25)
何でもこなせる大工さん、今までの不具合も全てクリアにしてくれたのですね。
これから、賑やかな日々が始まるのですね。
by ヨッシーパパ (2019-02-03 19:36)
>プー太の父さん、こんにちは!
かなりの改修工事でした。
まだ終わってはないんですけど(物置の改修が残っている)。
Nさんは安心して仕事を頼める心強い職人さんです♪
>横 濱男さん、ホコリと廃材がハンパじゃないです^^;
でも、Nさんのおかげで文句のない改修となりそうです。
>ヨッシーパパさん、Nさんは本当に助かります。
こういう職人さんは、稀有です。
これからはさらににぎやかになります^^
by Loby (2019-02-03 19:46)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
僕の実父は大工の棟梁でしたが「お前は無器用だから大工に
なれない、勉強して大学に行け」と言って36才で他界しました。
勉強しなかったので一流大学には進学できませんでしたが、
旧国立二期校を5年かけて卒業しなんとか糊口を凌いでいます。
by johncomeback (2019-02-03 21:00)
素敵な部屋に大変身ですね。
それにしてもNさんは凄すぎます。
なぜ助手をつけないんでしょう?
by こんちゃん (2019-02-04 04:08)
家のようなところは、多少時間がかかっても
きっちりと仕事をしてくれると後々のことを考えると
いいのではないでしょうか。
手抜き工事よりずっといいと思いますよ!
by kuwachan (2019-02-05 12:48)
>johncomebackさんのお父さんは大工の棟梁だったのですか。
すごいですね!
それにしても36歳で亡くなられたとは…
早すぎましたね。お母さんがご苦労されてお子さんたちを
育てられたのでしょうね。
うちの亡くなった父親も、父がリューマチで30歳くらいで亡くなり、
その後、一家を支えたのは次男だった私の父らしいです。
>こんちゃんさん、結構、きれいな部屋になりました^^
これもNさんのおかげです。
Nさんが助手を使わないのは、気の利いた助手がいないのと、
人を雇えば給料とか労働契約とか面倒だし、一人でなんでも
出来る職人さんだからです。
(本当に助け無しで何でも一人でやるんですよ!)
>kuwachanさん、そうなんですけど、仕事を常時監視してないので、
知らないところ、見えないところで手抜きされたらお手上げです。
こちらは専門職は、日本のように認定がなくても誰でもやれるので、
確かな仕事をやってくれる職人さんを見つけるのは難しいのです。
by Loby (2019-02-06 20:45)