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クロンダイク [TV ドラマ]

クオリティーの高いドキュメンタリー作品を制作することで有名な
ディスカバリー・チャンネルが、初めてドラマシリーズに手をかけました。

ドラマ名は『クロンダイク』。カナダ人作家シャーロット・グレイの著書「Gold Digger: Striking It Rich in the Klondike」を原作とし、1890年代後半、ゴールドラッシュに沸いたユーコン準州のクロンダイク地方を舞台にした作品で、脚本は『プリズン・ブレイク』のクリエータ、ポール・シュアリングが担当し、製作総指揮にはリドリー・スコット、シュアリング、それにデヴィッド・W・ザッカーといった名だたるビッグプロデューサーがそろっています。



0クロンダイク・ゴールドラッシュ


日本での公開は4月14日ですが、時差のせいか(?)、ブラジルでは3月24日からスタートしました。
そこで、このジャンル(歴史プラス冒険)がお好きな日本のみなさんの一足早く内容をお伝えします。

 

史実

『クロンダイク』のテーマであるクロンダイク・ゴールドラッシュ(英語:Klondike Gold Rush)は、カナダ・ユーコン準州クロンダイク地方で、1896年夏、鉱夫ロバート・ヘンダーソンがクロンダイク川に流れ込んでいる支流、ゴールドボトムクリークの鉱山で金が取れることを発見し、2~3週間で彼と仲間は750ドルもの利益をあげ、ここから歴史的に有名なクローンダイクのゴールドラッシュが始まった。

一攫千金を夢見た者たちが大挙し殺到し、ゴールドラッシュで出来た町ドーソン・シティーは一時人口が3万人以上にまで膨れ上がった。

10万人以上がクロンダイクを目指したが、厳しい気候や地形の険しさのためクロンダイクに到達出来たのは3万人から4万人、その中で幸運にも金を採掘出来たのは約4,000人と言われる。 1899年にアメリカ合衆国アラスカ州ノームで金鉱が発見されると、人口流出が起きゴールドラッシュも終焉することになった。ユーコン・ゴールドラッシュ等とも呼ばれる。(以上、Wikipediaより)

 

採掘希望者が長い行列をなしてチルクート峠を登る
クロンダイク・ゴールドラッシュ03



クロンダイクの場所
Klondike_Routes_Map.png




クロンダイク・ゴールドラッシュ01



金採掘現場
クロンダイク・ゴールドラッシュ02




ゴールドラッシュで作られた町ドーソン・シティー

クロンダイク・ゴールドラッシュ




ドラマ

『クロンダイク・ゴールドラッシュ』は、幼なじみのビル
リチャード・マッデンとエプステインがユーコン準州の雄大で手つかずの自然と闘いながら、新たなゴールドラッシュを夢見て、幾多の困難を乗り越えながら、一攫千金を夢見る壮大なストーリになっています(全6話)。


0クロンダイク・ゴールドラッシュ0




キャスト:

ビル・へスケルリチャード・マッデン
バイロン・エプステインオーガスタス・プリュー
サム・スティーレ監督官(マートン・チョーカシュ)
ベリンダ・ムーロニー(アビー・コーニッシュ)
ウィリアム・ジュジ神父(サム・シェパード)



クロンダイク・ゴールドラッシュキャスト




 

0クロンダイク・ゴールドラッシュ01


 

セットで作られたドーソンシティ


1クロンダイク・ゴールドラッシュ01




1クロンダイク・ゴールドラッシュ



1クロンダイク・ゴールドラッシュ0



『クロンダイク』のトレーラー




そもそも、ディスカバリー・チャンネルがが『クロンダイク』を製作することを決定した理由は、ライバル(?)であるヒストリー・チャンネルが制作した『ハットフィールド&マッコイ 実在した一族vs一族の物語』の大ヒットがその背景にあるとか...
『ハットフィールド&マッコイ...物語』は、全米では第1話視聴者数が1,390万人、再放送を含む2回合計で1,700万人の視聴者を記録し、ディスカバリーなどの他放送局に衝撃をあたえました。


ケヴィン・コスナーとビル・パクストンが熱演した大ヒットドラマ
ハッチフィルド&マッコイ

 

『ハットフィールド&マッコイ...物語』は、アメリカ史上最も因縁深い実話として有名な、ケンタッキー州側に実在したハットフィールド家とマッコイ家の因縁の争いを描いたもので、見るものをして、“これほどの憎悪があるものだろうか...”と唖然とさせる執念、憎悪と報復の物語です。



ハッチフィルド&マッコイ1


かくいうLobyもこのドラマに魅入られた一人ですが、近年、影がうすくなっていた感のするケヴィン・コスナーが見事な演技をみせてくれました。名優は痩せても枯れても名優ですね。

『クロンダイク』は、ヒストリー・チャンネルに負けてはたまるか、という意地でディスカバリーチャンネルが総力をあげて製作したドラマだけあって(?)、しっかりした歴史歴史考証を踏まえ、ロケーションもセットも当時を彷彿とさせる見事なものです。

ゴールドラッシュといえば、以前、このブログでも取り上げた『アラスカ物語』(新田次郎 著)の主人公、フランク安田も1907年にアラスカで、しかも同じユーコン川沿いのシャンダラー川で大きな大きな金鉱を発見しています。この時もかなりなゴールドラッシュが起きましたが、フランク安田は金鉱の儲けをエスキモーの村「ビーバービレッジ」を作るためにすべてを投じています。

ディスカバリー・チャンネルの『クロンダイク』。
期待を裏切らないドラマですので、歴史ドラマがお好きな方はお見逃しなく[るんるん]



 



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今日もご訪問有難うございます♪

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コメント 5

ちゃーちゃん

こんばんは!!
お久しぶりです・・・私は腰痛の為に中々、訪問出来なくなっています。
すみませんm(_ _;)m
遡ってブログを読ませて頂きますネ。
洋画も日本映画も見る機会が無くなって残念です。
寒い毎日、TVのお守りですっかり出不精になっています。
by ちゃーちゃん (2014-03-30 19:21) 

駅員3

これは興味津々なドラマですね。
写真アップされていた雪上のビバークシーンなど、よく見てみたいです。

日本はいつやるのかな!?
調べてみよう!!
by 駅員3 (2014-03-31 07:54) 

ackylacky

Lobyさんの記事の後、アラスカ物語を借りてきて読みました。
当時の写真を見ると現実は小説以上です。お正月に富士山に登るみたいに人がアラスカに集まったのですね。
 町も私が想像していたような、ちっぽけな物ではなくて、大きな建物が並んでいます。(ドラマのセットの町のようなイメージでした。)
by ackylacky (2014-03-31 08:25) 

Loby

>ちゃーちゃんさん、こんばんは!
 お久しぶりです。
 腰痛ですか… たいへんですね。
 一過性の腰痛ならまだマシですけど、長く続くと困りますね。
 無理をなされないで治療に専念してくださいね。
 早く治ることを祈っています!

>駅員3さん、たいへん興味深く、面白いドラマですよ。
 ぜひ、ご覧になることをお勧めします。
 日本では4月からです。
 (日本での公開情報を入れるのを忘れました。追加しますね)

>ackylackyさん、アラスカ物語を読まれましたか?
 早っ❢
 たいへん興味深い実話でしょう?
 なにより、日本人がエスキモーの部落を絶滅から救った、
 というところがいいですね。
 それと、やはり金鉱の儲けをすべて新しい町を作るために
注ぎ込んだというところ。
 昔は無私無欲の人がいましたね。

by Loby (2014-03-31 21:54) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

日本での放送が楽しみです。。。

by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-03-31 22:09) 

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