あなたについていく気はないわ… [日記]
ローンで買ったり、賃借料を払ったりするといったことが必要ですが、
歳をとってくると、今度はなくなった後に住む(入れてもらう?)ことになる
お墓の心配をしなければなりません。
日本ではお墓には故人の戒名とか、『XX家先祖代々の墓』などといったことを
刻んでいるのが普通ですが、外国では墓銘を刻んだものも少なくないようです。
最近、Lobyが読んだ本で、かなり前に英国で出版された『死者の本音』という
タイトルの本には、英国の墓地にある墓銘が集められていて、
その中には、かなり面白いものがありましたので、今日はその中からいくつかを紹介します。
”あなたについていく気はありません。あなたが、どっちに行ったか、どうしてわかるの?”
これは生前、かなり皮肉な言葉を言うのが好きだった英国人のようです。
一番多かった墓銘がこれだそうです。
”私もかっては君のようだったが、今の私のように君もなるだろう”
さて、最初の話にもどって、
うちの父も最近はかなり身体の具合が悪くなって、いつ逝ってもおかしくない状況です。
いくら日本ほど寒くないと言っても、やはり冬の寒さは堪えるようです。
そんなこんなの状況なので、数カ月前からお墓を作ろうということになって、
それまではなくなった娘の墓標だけしかなかったのを、この歳、両親も安心(?)できるような
お墓にすることにし、それが今週ようやく完成したので、
早速、出来具合を見に行きました。
ほとんどがカトリック様式のお墓ばかりなので、Loby家のお墓は引き立ちます。
といっても、御影石を使っているので、それほど派手には見えません。
M市には市立、有料をふくめて3つの墓地があり、こちらは市立の新墓地です。
Lobyの家から歩いても20分ほどの距離なので、いつでもお墓参りに来れます。
(って、めったに来ないのですけど…)
99パーセントがこんなスタイルのお墓です。
御影石とか大理石とかは高いので、タイルを張ったお墓が多いです。
お墓を手で拭いているのは…
ユウちゃんです
(手が真っ黒になりました…)
子どもは元気ですね。
埋葬されたばかりのお墓に花がたくさんあるのを見て、
「なぜお花がたくさん置いているの~」
「死んで埋められた(土葬)からだよ~」
「なぜ死んだの~」
「歳をとったり、病気になったりして死んだんだよ」
「どうして死ぬの~」
ヤレヤレ、幼い子どもに「死」について説明するのはむずかしいですね…
おかげで、父はたいそう気に入ってくれました。
「家名」については、母は「先祖代の墓」と入れるように…
と言っていましたけど、ここにはLoby家のご先祖様は入ってませんので、
単に「Loby家の墓」としました。
ブラジルはカトリックの国なので、ほとんどが土葬ですが、
Lobyなどはやはり火葬がいいと思います。
これだとスペースもとらないので、ず~っと子々孫々まで使えるのでは?
なんて思ったりもします…
私のお墓は無いんですよね、そろそろ準備しておかないといけませんが、子供が面倒見るとも思えないのでお寺で永代供養かなんかを考えないといけないです。 (^_-)---☆
by himanaoyaji (2013-09-03 06:38)
フィクションでしたか。
本当にこんな辛らつなのがあるのかと思いました。^^;
by がり (2013-09-03 08:34)
私は墓はいらないと思ってます。
私の父親もいらないと言っていたのですが、残ったものとしてやはり作ってしまいました。
私は次男坊ですし、とりあえずの費用とどうして貰いたいか、きっちりノートに書いて、ちょっと好き勝手やらしてもらおうと思ってます。
by ちょんまげ侍金四郎 (2013-09-03 09:28)
お墓が近いのは助かりますよね。
我が家も車で10分くらいですが
都内なので、すっごく小さいんです。
by チングルマ (2013-09-03 10:21)
お墓もお国柄によって様々ですね。
最近は墓地が公園のようになっているところもあるようです。
by kuwachan (2013-09-03 11:39)
お墓のことを考えないと行けないのですが、
やはり交通の便が良くないと、
お参りに来てくれないから考えますね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2013-09-03 20:56)
>himanaoyajiさん、そうそう、日本では永代供養なんていう、便利なものもあるんですよね。これだと身寄りのものがいなくても安心?
>がりさん、いえいえ、フィクションではありませんよ。
実際にそんな言葉が刻まれているのです。
>ちょんまげ侍金四郎さん、死んでしまえばあとはどうなっても、
死んだ本人には構わないと私も思っていますけど、
やはり、古い人間はたいへん気にしますね。
先祖供養なんてこともみんなやっていますしね。
>チングルマさん、そうでしょうね。
日本は土地が高いですから、分譲墓地でもたいへん高価でしょう。
>kuwachanさん、最近は欧米並みのガーデン風の墓地もありますね。
こちらでも分譲墓地はそんなスタイルですよ。
>なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん、近いに越したことはありませんね。
でも、私たちはめったにお墓参りには行かないのですよ^^;
by Loby (2013-09-03 22:45)
こちらでは そろそろ秋の彼岸なんですよね。
私も 近くに住んでいながら しょっちゅうはいけないので 毎日の仏壇への手を合わせるくらいで 申し訳なくて。。。^^;
菩提寺は 宗派が決まっているんですが 市営の墓地は いろんなタイプの御墓があって ちょっと不思議な感じがするのです。^^☆
by ゆうのすけ (2013-09-03 23:53)
色々の考え方があって良いとは思いますが…
面白いものを見せて頂きました〜自由で良いですね
by 沈丁花 (2013-09-04 05:05)
停滞前線と台風接近のダブルパンチ、日照りの後は雨続きです。
by Silvermac (2013-09-04 06:06)
今日本でも葬り方が「終活」という言葉で色々問題になっています。
わが家も墓地からお寺の霊廟に移しました。
by Silvermac (2013-09-04 06:11)
おはようございます^^
我が家は息子が亡くなった時、お墓を手に入れていますが、
Silvermacさんが仰るように、これからのことを考えないと次男が面倒を見るとは思えないですしね~
by mimimomo (2013-09-04 06:21)
年をとると お墓の心配も 必要ですよね
立派な お墓ですね
しかし 外国のお墓は ユニークですね・・・・
異国の地でも 地球はひとつ
ユウちゃんも 大きくなれば わかってくれるでしょう
頼もしい墓守です
by もーもー (2013-09-04 09:31)
お盆が終わって、もうすぐお彼岸です。
わが家は一つの墓地に七つの墓があります。
墓参りの花が大変です。先祖代々の墓だけに
してほしかったです。
by SIBA-dog (2013-09-04 15:11)
我が家のお墓は実家で一緒にということになっています。
仙台なので遠いのですがどうなることやら。
by 美美 (2013-09-04 18:35)
日本では墓地に先祖代々のお墓があり、子孫が大切にみまもってきましたが、近年、納骨堂の中に墓碑を設けることが多くなってきたようです。我が家もそうしてます。
外国のお墓は、故人のことを墓碑に刻んだりして何時までも偲ぶことができて、ユニークですね。
日本では、お葬式やり方、お墓のことなど、時代の変化とともに変わってきました。
by rabbit (2013-09-04 20:38)
父が91才で入院中なので、死の事について考える事が多くなりました。
お墓は好きでないというか、納得いかないので多分作らないと思います。父も坊主ぎらいで風葬にしろなどと無理なことを言っています。
by ackylacky (2013-09-04 21:10)
我が家もお墓の問題を考える時期が近付いています。死後のことまで考えなけばならないのは大変です。
by JUNKO (2013-09-04 21:19)
お盆はお墓参りに行けませんでした。
落ち着いたら行かなければ!!
by 駅員3 (2013-09-04 22:18)
>ゆうのすけさん、あはは。私と同じですね。
私も朝晩、しっかり祈ってご先祖様の供養をしていますよ。
そちらでも市営の墓地はさまざまなお墓があるのですね。
>沈丁花さん、そうですね。
宗派によっても違いますしね。
墓銘はたいへんおもしろいです。
>Silvermacさん、日本はたいへんですね。
そうそう、最近は終活という言葉が流行っていますね。
>mimimomoさん、お早うございます。
そうですか。それぞれのお家の事情などを考慮して、
もっとも適当と思われる終活をしなければなりませんね。
>もーもーさん、そうですね。
亡くなったものはそれでおしまいですけど、残ったものが
どうするか、という問題になってきますね。
>SIBA-dogさん、もうすぐお彼岸なんですね。
ひとつの墓地に七つのお墓?
それはたいへんですね。
先祖代々だと一つで済みますね。
>rabbitさん、時代の移り変わりとともに、お墓のスタイルも変わってきているのですね。
最近はお墓を守ってくれる人も少なくなったようで、納骨堂や永代供養などは便利ですね。
> ackylackyさんのお家も事情で考えざるを得なければならなくなったのですね。
お墓や葬式などは、やはり本人の希望やそれぞれの家庭の事情などを考えてから決めた方が無難ですね。
>JUNKOさん、そうですね。
人間は、生まれる時となくなる時に、そのあとどうするか、
を考えなければなりませんね。
これも人間だけの悩みですね。
by Loby (2013-09-04 22:27)
頑固な義父はお墓はいらないと言い張っています。
でも、もう91歳なのでそろそろちゃんと考えないと・・・。
by リキマルコ (2013-09-05 08:49)
こんにちは(#^.^#)☂
とても立派なお墓を作られましたね。
お墓のことはまだ考えたくなくても、でも人ごとではないんですよね・・・
よくお墓の紹介の電話がかかってきますが、すげなく切ってしまうんですが・・・
我が家にも87歳の元気な母がいます。母は実家の父の眠るお墓にいれて欲しいという願いなので、お墓の心配はないのですが、私の家族はどうなるのか・・・それぞれが家族を持って、それぞれが新しいお墓を作っていくのか、私としては、みんな一緒に入りたいのですが・・・
そこまで考えてもしょうがないですね(ーー;)
by くるめっち (2013-09-05 12:30)
私は故郷の先祖代々のお墓にいれてもらおうと考えてますがいますんでいるところから遠いので息子たちが墓参りにきてくれるか心配です。
by ja1nuh (2013-09-05 19:13)
>リキマルコさん、ご本人が関心なくても、家族はちゃんと考えてないと、
あとで困りますね^^;
>くるめっちさん、こんちちは。
おかげさまで、父母が安心(?)してくれるものを作れました。
なくなる者にとってはどうでもいいかも知れませんけど、残った家族の問題もありますし、一応、どのようにするか決めておけば安心かと。
先祖代々の墓があれば問題はないのですが、そうでなければ、せめて自分たち夫婦の分だけは(?)、生前に何らかの準備をしておけば、家族も安心できるのではないでしょうか?
>ja1nuhさん、それは安心ですね。
お墓参りは、私個人の考えでは”習慣的・伝統的”なものですので、
お参りの頻度は各自の都合に合わせればと思います。
ただし、わが家の場合は、いつも先祖や亡くなった親族、友人などへの
お祈りはいつもしています。
by Loby (2013-09-07 00:12)