アヒルとガチョウで優勝目指すブラジル・チーム! [ワールドカップ]
1億9千万人のブラジル国民を失望させたドゥンガに代わって、サッカー・ブラジルチームの新監督に就任したのは、ブラジル最大のファン数を誇るサンパウロのサッカーチーム、コリンチャアンスのマノ・メネーゼス監督です。
ブラジルチームの新監督に就任したマノ・メネーゼス氏
コリンチャアンス(Corinthians)は今年、創立100周年を迎えるブラジルサッカー界の名門(100年程度では名門にはまだ程遠い?)で、サンパウロ州ではサントス、パウメイラス、サンパウロを含めて四強というか四天皇チームというか、たいへんな実力と実績(歴史)のある有名なチームです。
ちなみに、「コリンチャアンス」をキーワードでサーチしてみると、なんとWikipediaにもちゃんと出ています
そのWikipediaによれば、コリンチャアンスは現在までに―
◇ ブラジル全国選手権 4回優勝 (1990、1998、1999、2005年)
◇ ブラジル・サッカーカップ 3回優勝 (1995、2002、2009年)
◇ FIFA世界クラブ選手権 1回優勝 (2000年 初優勝チーム)
◇ トルネイオ・リオーサンパウロ 6回優勝(1942, 1950, 1953, 1954, 1966, 2002年)
◇ サンパウロ州選手権 26回優勝 (最後の優勝は2009年)
という名門にふさわしい華々しい勝利の歴史を刻んできています
といっても全てが順調満帆だったわけではなく、2007年のブラジル全国選手権セリエAでは17位と低迷し、クラブの歴史上初めてのセリエB降格となりました。 セリエB降格とはいわゆる”二軍落ち”ということです(注:ブラジル全国のコリンチャンス・ファンが泣いた日)
しかし、2008年にはブラジル・サッカー・カップ(コパ・ド・ブラジル)で決勝進出を果たし、セリエBでも優勝を果たして1年でセリエA復帰を決めました。
コリンチャンスは谷底に落ちて、そこから自力で這い上がってきたのです
”闇が深ければ深いほど暁は近い”という言葉がぴったりするコリンチャンスの復活劇でした。
100周年を見事に優勝で飾ろうと、去年あたりからマノ・メネーゼスを監督に迎え、ロナルジンニョと契約し、着々と布石を打ってきただけあって、現在、ブラジル全国選手権の真っ最中ですが、最多優勝でトップを独走しています。これもやはりマノ・メネーゼス監督の采配のおかげです。
ブラジルチーム”再建”を託されたメネーゼス新監督は「刷新」を掲げてチーム作りをスタートした
この実力あるマノ・メネーゼスが監督に就任したことで、次回にブラジルのリオ市で開催されるワールドサッカーでブラジルが優勝する確立がグンと上がりましたね。
で、マノ・メネーゼス新監督はドゥンガ前監督が見向きもしなかった、実力派の若手選手をブラジルチームに早速起用しています。
その中にはLobyが当ブログで南アフリカW杯特集記事を書いていたときに言っていた、ネイマル(18歳)が当然入っていますが...
そのほかの若手の名前が面白い。
まず、ガンソ(ガチョウ=鵞鳥)
パット(アヒル)
ちなみに、この3人(ネイマール、ガンソ、パット)はサッカー界でも注目の若手実力選手です。
この3人の他に、南アフリカに出場したロビンニョも当然召集されています。
ロビンニョ
メネゼス新監督の就任にあたって、CBF(ブラジルサッカー連盟)のテイシェラ会長は声明を発表し、南アフリカW杯の期間中、すでに3名の次期ブラジルチーム監督候補を選出していたことを明かしました。
CBFは最初、リオデジャネイロ州の強豪チーム、フルミネンセを率いるムリシ・ラマーリョ監督を指名したのですが、フルミネンセはラマーリョを手放さないと発表したため、メネーゼス監督に白羽の矢がたったわけです。(三番目の監督候補が誰だったかについては明らかにされていません)。
CBFのテイシェラ会長は、メネゼス監督が率いてきたグレミオおよびコリンチャンスでの実績、若手を発掘し戦力に育てて上げた手腕を高く評価していると発言していますが、今回、メネゼス新監督が召集した選手のうち、10人が初召集(W杯出場経験なし)なのでCBF会長の評価が正しければ、次期W杯ではこれらの若手が大奮闘してくれることでしょう。 今から楽しみですね。
W杯初出場となる若手選手たち(先に挙げたネイマール、パット、ガンソも初出場です)
ダヴィッド・ルイース
エデルソン
ラファエル
レナン(ゴールキーパー)
あ、カカーファンの方には残念ですが、メネーゼス新監督はカカーを召集しませんでした。
カカーはいい選手ですが、南アW杯ではあまり活躍しませんでした。
ブラジルのサッカー評論家の中には、彼は”選手としての峠を越えた”と評しているものもいます
そんなこんなで、カカーは洩れてしまいました。
なのでリオW杯ではカカーのこぼれるような微笑は観れないことになります。。。
なので、カカーファンの方はこれを見て我慢してくださいね
さて、ブラジルチームはこれで一応陣容がととのったわけですが、ブラジルのライバルである隣国アルゼンチンの方では、マラドーナに監督残留を望む声が大きいものの、アルゼンチンサッカー連盟との交渉で、マラドーナは南アフリカW杯時のコーチ陣の留任を望んだそうですが、ア連盟はこれに反対したため交渉は決裂(大げさ!)し、マラドーナの監督留任は成りませんでした。
ボクの思うとおりのチームじゃないなら、仕方がないのよね...
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ブラジルチームの新監督に就任したマノ・メネーゼス氏
コリンチャアンス(Corinthians)は今年、創立100周年を迎えるブラジルサッカー界の名門(100年程度では名門にはまだ程遠い?)で、サンパウロ州ではサントス、パウメイラス、サンパウロを含めて四強というか四天皇チームというか、たいへんな実力と実績(歴史)のある有名なチームです。
ちなみに、「コリンチャアンス」をキーワードでサーチしてみると、なんとWikipediaにもちゃんと出ています
そのWikipediaによれば、コリンチャアンスは現在までに―
◇ ブラジル全国選手権 4回優勝 (1990、1998、1999、2005年)
◇ ブラジル・サッカーカップ 3回優勝 (1995、2002、2009年)
◇ FIFA世界クラブ選手権 1回優勝 (2000年 初優勝チーム)
◇ トルネイオ・リオーサンパウロ 6回優勝(1942, 1950, 1953, 1954, 1966, 2002年)
◇ サンパウロ州選手権 26回優勝 (最後の優勝は2009年)
という名門にふさわしい華々しい勝利の歴史を刻んできています
といっても全てが順調満帆だったわけではなく、2007年のブラジル全国選手権セリエAでは17位と低迷し、クラブの歴史上初めてのセリエB降格となりました。 セリエB降格とはいわゆる”二軍落ち”ということです(注:ブラジル全国のコリンチャンス・ファンが泣いた日)
しかし、2008年にはブラジル・サッカー・カップ(コパ・ド・ブラジル)で決勝進出を果たし、セリエBでも優勝を果たして1年でセリエA復帰を決めました。
コリンチャンスは谷底に落ちて、そこから自力で這い上がってきたのです
”闇が深ければ深いほど暁は近い”という言葉がぴったりするコリンチャンスの復活劇でした。
100周年を見事に優勝で飾ろうと、去年あたりからマノ・メネーゼスを監督に迎え、ロナルジンニョと契約し、着々と布石を打ってきただけあって、現在、ブラジル全国選手権の真っ最中ですが、最多優勝でトップを独走しています。これもやはりマノ・メネーゼス監督の采配のおかげです。
ブラジルチーム”再建”を託されたメネーゼス新監督は「刷新」を掲げてチーム作りをスタートした
この実力あるマノ・メネーゼスが監督に就任したことで、次回にブラジルのリオ市で開催されるワールドサッカーでブラジルが優勝する確立がグンと上がりましたね。
で、マノ・メネーゼス新監督はドゥンガ前監督が見向きもしなかった、実力派の若手選手をブラジルチームに早速起用しています。
その中にはLobyが当ブログで南アフリカW杯特集記事を書いていたときに言っていた、ネイマル(18歳)が当然入っていますが...
そのほかの若手の名前が面白い。
まず、ガンソ(ガチョウ=鵞鳥)
パット(アヒル)
ちなみに、この3人(ネイマール、ガンソ、パット)はサッカー界でも注目の若手実力選手です。
この3人の他に、南アフリカに出場したロビンニョも当然召集されています。
ロビンニョ
メネゼス新監督の就任にあたって、CBF(ブラジルサッカー連盟)のテイシェラ会長は声明を発表し、南アフリカW杯の期間中、すでに3名の次期ブラジルチーム監督候補を選出していたことを明かしました。
CBFは最初、リオデジャネイロ州の強豪チーム、フルミネンセを率いるムリシ・ラマーリョ監督を指名したのですが、フルミネンセはラマーリョを手放さないと発表したため、メネーゼス監督に白羽の矢がたったわけです。(三番目の監督候補が誰だったかについては明らかにされていません)。
CBFのテイシェラ会長は、メネゼス監督が率いてきたグレミオおよびコリンチャンスでの実績、若手を発掘し戦力に育てて上げた手腕を高く評価していると発言していますが、今回、メネゼス新監督が召集した選手のうち、10人が初召集(W杯出場経験なし)なのでCBF会長の評価が正しければ、次期W杯ではこれらの若手が大奮闘してくれることでしょう。 今から楽しみですね。
W杯初出場となる若手選手たち(先に挙げたネイマール、パット、ガンソも初出場です)
ダヴィッド・ルイース
エデルソン
ラファエル
レナン(ゴールキーパー)
あ、カカーファンの方には残念ですが、メネーゼス新監督はカカーを召集しませんでした。
カカーはいい選手ですが、南アW杯ではあまり活躍しませんでした。
ブラジルのサッカー評論家の中には、彼は”選手としての峠を越えた”と評しているものもいます
そんなこんなで、カカーは洩れてしまいました。
なのでリオW杯ではカカーのこぼれるような微笑は観れないことになります。。。
なので、カカーファンの方はこれを見て我慢してくださいね
-∞-∞-∞-∞-∞-∞-
さて、ブラジルチームはこれで一応陣容がととのったわけですが、ブラジルのライバルである隣国アルゼンチンの方では、マラドーナに監督残留を望む声が大きいものの、アルゼンチンサッカー連盟との交渉で、マラドーナは南アフリカW杯時のコーチ陣の留任を望んだそうですが、ア連盟はこれに反対したため交渉は決裂(大げさ!)し、マラドーナの監督留任は成りませんでした。
ボクの思うとおりのチームじゃないなら、仕方がないのよね...
-∞-∞-∞-∞-∞-∞-
性懲りもなくMetamorphose Planet のPRです(ここ)。
ジュールベルヌに関心のある方もない方もどうぞ♪
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2010-07-29 00:23
あしあと(15)
コメント(7)
期待されるほうも大変でしよね、でも楽しみですね。
by y-tanaka (2010-07-29 04:58)
カカーが見られないのは残念だけど、
若々しいチームで4年後は期待できそう?!
それにしても、マラドーナは愛嬌ありますね。
by げんき (2010-07-29 11:39)
「金のアヒル」「金のガチョウ」になって活躍するのでしょうね。
期待しましょう。
by 青い鳥 (2010-07-29 21:30)
こんばんは。
マラドーナは結構ゴネているという風に
ニュースで聞きました。^^;
by perseus (2010-07-30 00:54)
≫y-tanakaさん、ブラジルは当然優勝候補で(ォィォィ...)たいへん楽しみですが、日本がどれだけ成長してくるかもたいへん楽しみです^^b
≫げんきさん、カカーファンには残念ですが、カカーなしでも勝てると判断しての決断でしょう。多くの若手選手を起用して優勝して欲しいものです。
マラドーナは本当に愛嬌がありますね^^
≫青い鳥さん、ドゥンガ前監督が召集しなかった若手選手たちが大活躍してくれることを祈っています。
≫cerulean_blueさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。
≫okin-02さん、ご訪問&nice!ありがとうございます。
≫enosanさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。
by Loby (2010-07-30 07:02)
期待大ですが、新監督はつらいんだろうなぁ。
by Live (2010-07-30 18:10)
≫Liveさん、なんかヤル気満々みたいな感じですよ。
その方がブラジル人たちもLobyも期待できます^^b
by Loby (2010-08-01 08:22)