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アマゾンの密林で迷子! [好奇心&ニュース]

 正月以来多忙でブログも少し放置状態でしたが、少しゆっくりできるようになったので更新(^^;
サンパウロもようやく夏らしい[晴れ]気温になってきてホッと一安心?
さて、人間の潜在能力のすごさについては科学実験などでいくどとなく証明されていますが、生存能力は子供の方が大人よりすぐれていると言われています。
ブラジルでは年初にそれを再度証明するような事が起きました。
事件が起きたのは、ブラジル北部のロライマ州から200キロほど離れたアリケメス郡(地図参照)。


大きな地図で見る

地図を見ればよくわかると思いますが、ロンドニアは赤道直下の大アマゾンの真っ只中。そのロンドニア州の州都からさらに200キロほど奥地に入ったところにあるのがアルケメス郡で、正月休暇を家族とともに山荘ですごしていたブラジル人一家の子供、アンナ・クララ・アブランシェスちゃん(1歳9ヶ月)が家族がちょっと目を離した間にいなくなって大騒動。
驚いた家族はすぐに地元の警察署に失踪届けを出すとともに捜索を依頼。警察ではすぐに捜索を開始。山荘近くの川でおぼれた可能性もあるとして川や山荘付近を捜索したけど二日たってもアナちゃんを発見できなかった。
幼いアンナちゃんが迷子になったというニュースはブラジル国中で報道され、事態を心配したロンドニア州知事が特別捜索隊を派遣することを発表、50人近くの捜索隊の懸命の捜索により失踪後4日目に山荘から4ほど近い密林の中で発見されました。発見された時、アンナちゃんは密林の中の空地に横たわっていて、身体中に虫に刺されたあとがあったけど生命状態に問題はなく、すぐ病院に運び込まれ脱水状態だったので至急水分補給のため点滴をうけました。四日間アマゾン密林の中で迷子になって、よく蛇に噛み付かれたりジャガーに襲われたりしなかったのは奇跡といってよいと捜索隊の人たちは驚いていたそうです。
アンナちゃんは迷子になっていた間、おそらく木になっている果物を食べたり、くぼ地にたまっている水などを飲んだのだろうと推測されていますが、迷子になって四日間で3キロ体重が減ったもののその本能的とのいえるサバイバル能力は驚嘆すべきものです(゜ー゜)(。_。)ウンウン

     【四日目に密林の中で発見されたアンナちゃん。発見されてよかったね(^^) 】
    ana.jpg



あしあと(4)  コメント(2) 
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あしあと 4

コメント 2

たーチャン

凄い生命力ですね。私には自信が無いです・・。


by たーチャン (2009-01-14 22:33) 

Loby

たーチャンさん、ご訪問&コメントありがとうございます。大人だったら危なかったかも知れませんね… もっとも、大人だったら山荘から400メートルくらいの地点で迷子になったりしないと思いますけど。
by Loby (2009-01-16 01:19) 

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