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塩辛いタラ その2 [日記]

 今日は「受難の日」で休み。
昨日、塩鱈(タラ)のことについて少々書いたのですが、あることを書き忘れていました。
で、今日は「塩辛い塩鱈 その2」です ^_^;

塩鱈、こちらでは普通、バカリャウ(鱈)としか呼ばれませんが、そのわけはブラジルには生の鱈なんて売ってなく、あるのは外国から入る塩鱈、いわゆる塩漬けの鱈だけだからなのですが、バカリャウという名前に関するエピソードがあるので鱈の話しのついでに紹介します。

その昔、日本人移民がブラジルに移住し始めたころ、ある日、ある日本人が田舎から町に買い物に出てアルマゼーン(食料品から雑貨まで扱う店。昔はたくさんあったそうです。いわゆる昔のスーパーみたいなもの)で塩鱈があるのを見て、「それを下さい」と店の人(ブラジル人)に言ったけど日本語だから通じない。 何回も何回も言っても通じない。 堪忍袋の緒を切らした日本人は「バカヤロー!」と怒鳴ったら、「Oh!バカリャウ!」と意味が通じて(?)塩鱈を売ってくれたという話しですが、どこまで本当だか...σ(^_^;)アセアセ... おそらく日本人移民の作ったジョークだと思いますね。

え~っと、本題にもどって、なぜ塩鱈の話題を昨日取り上げたかというと、TVニュースで塩鱈に課せられる税金は30パーセント、つまり消費者が支払う値段の実に30パーセントが税金だと説明していたからです。 だから、たとえば例の1キロが60ドルもする高級塩鱈の場合は、約20ドル近くが税金ということです。 輸入品だからただでさえ高い塩鱈に30パーセントも税金をかけたら高値の花になるのは当然です。 まあ、これだけ高いと庶民には手が出ませんので、庶民はもっと安い塩鱈とか、または塩鱈ならぬ塩鮫(サメ)というか、塩フカというか、値段が値ごろなサメの塩漬けを買ったりしているようですσ(^_^;)アセアセ...
まあ、塩サメなんて日本では逆立ちしても見つからないでしょうね。 味はそれほど悪くはありません(^_^)v

塩鱈のほかに、税金が高いもの(食べ物)としてTVで紹介していたのが、今週末の「復活祭」の日に、お父さん、お母さん、またはおじさん、おばさんたちが子供や甥&姪などにプレゼントするイースターエッグ。 これにはなんと40パーセントの税金がかけられているとか... 道理で高いはずです。 まあ、ノルウェー産の塩鱈にせよ、イースターエッグにせよ、高級品、贅沢品とブラジル政府は考えているのでしょうね... 

                【さまざまなイースターエッグ。でも値段は塩辛い?】

 
  
 


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