ヤミツキになるアヒル料理-パット・ノ・ツクピー [ブラジル見てある記]
ベレーンは街並みも素敵ですが、やはりなんといっても抜群にいいのが食べ物です。
ベレーンの郷土料理はたくさんありますが、私の大好物は、ツクピーというスープで煮たパッ
ト・ノ・ツクピー(PATO NO TUCUPÍ)というアヒル料理で、以前にもHPなどでご紹介したこ
とがあると思いますが、めちゃうまいです(^∇^) これはもうヤミツキになりますね(^^ゞ
なんでも、ツクピー(TUCUPÍ)はブラジルの先住民、インディオが生み出したものだそうで、
当然のことながらパット・ノ・ツクピーもインディオ料理ということになります(^∇^)
ツクピー・ソースはマンジオッカ芋からでんぷんを精製する過程で生じる黄色い汁ですが、こ
のマンジオッカ芋は、普通、ブラジル南部あたりで食するマンジオッカと違ってマンジオッカ
・ブラーボといわれる青酸系の猛毒をもっていますσ(^_^;)アセアセ...
これをインディオは、摩りおろして煮ることで毒を完全に抜くことができることを発見。その
とき出来る煮汁(ツクピー)は料理に使うと特有の味になることを見つけました。
やはり、先人の知恵ってすごいですね(゜ー゜)(。_。)ウンウン
パット・ノ・ツクピー(PATO NO TUCUPÍ)は、オリジナル(インディオ)は野生の鴨を焼いた
ものをツクピーで煮てこの料理を作ったらしいですが、現在はアヒルを使っています。
アヒルを一晩かけて油、塩、玉ねぎ、にんにくなどで下味をつけ、オーブンでたれをかけなが
らこんがり焼き上げ、適当な大きさに切り分けてジャンブーという、これもブラジル北部に自
生するキク科の植物と一緒にたっぷりのツクピー・スープでくつくつ煮込めば完成ですが、こ
のパット・ノ・ツクピーをたっぷりお皿にとり、これにライス(米)とファロッファ(マンジ
オッカ芋を摩りおろした粉をバター、にんにくなどと一緒に炒めたもの)と一緒に食べます。
そして、このパット・ノ・ツクピーに欠かせないのが、ピメンタ・デ・シェイロという、アマ
ゾン特有の唐辛子で、この唐辛子は淡い黄色をした小粒(丸い形)なのですが、その辛さとい
ったら赤唐辛子の数倍ではないかと思います(ああ、書いているだけで顔に汗が出てきました
^_^;)。これを好みの量入れて、汗をかきながら食べるのです。
アヒルと一緒に煮たジャンブーという野菜は、どういうわけか口に入れて噛むと口中が痺れて
くるのですねσ(^_^;)アセアセ... これにピメンタ・デ・シェイロの辛さとパット・ノ・ツ
クピー料理の美味さがミックスして、もう、極楽の境地を味わえます(^∇^)
こんにちは。
Pato no Tucupi の写真がほしくて、検索したら、たどり着きました。(^-^)
20年近く、食べていないのですが(T-T)
時々食べたくなる料理の一つです。
他の日記も、まとめ読みさせていただきました。
この日記、リンク張らせていただきます。
娘さんのご結婚も、おめでとうございます!!ヽ(*^∇^*)ノ*:・'゜☆
by manauara (2006-11-26 14:54)
再び、お邪魔します。上のmanauaraです。
こちらのサイトは放置状態ですが、ナイス!をポチッとしたかったので、出直してきました♪^^
by MSじゃっきぃ (2006-11-26 15:00)
どういうわけか、今までこのコメント見ていませんでした。
ごめんなさいm(_ _"m)ペコリ
ご訪問&コメントありがとうございました。
by Loby (2009-10-16 11:11)