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ベレーンの町 [ブラジル見てある記]


(ベル・オ・ペーゾ市場の風景)

 外は冷たい雨が降っています。
憂鬱ですね、こんな日は...
でも、こんな日は熱いコーヒーやお茶がおいしいものです(^∇^)

私は、旅行というか、まだ知らないところや町に行くのが好きなのですが、その割りにあまり旅行はしていません...(^^ゞ
今年のはじめに、日本政府の出先機関の仕事でサンパウロ州の奥地の町や、南マットグローソ州の町を視察旅行したのはたいへん良い刺激になりました(^∇^)
この時期は、3ヶ月でかれこれ40数ヵ所の町を巡って回りました。

以前は、仕事の関係で年に5、6回、パラー州(ブラジル北部。アマゾン地域)に出張しました。
パラー州の玄関はベレーン市であり、ここには数年前に近代的な国際空港が完成したばかりです。
ベレーンの町の歴史もかなり古く、この町その昔、ゴム景気で栄えた町で立派なシアター(劇場)やコロニアル風のきれいな町並みをいまだに残しています。

ベレーンは、私のお気に入りの町のひとつで、私の好みの順位から言えば、リオ・デ・ジャネイロやサンパウロよりの上位を占めます^_^;
リオには約6年住みましたけど、観光用絵葉書で見るリオはきれいだけど、実際に自分の足で歩いてみると、あまりきれいでもないσ(^_^;)アセアセ...
イパネマやコパカバーナなどの海岸ゾーンは、それはきれいですけど、ダウンタウン(中心街)などはかなり汚れているし、ちょっと都心から離れると今にも崩れ落ちそうな家がかなりある...
なんでも、古い家は○X○X保存建築物とかなにかに指定されtれいるため、改修するだけのお金をもてない持ち主は、壊すに壊されず、保存状態が悪いため貸借もできない、といった状態で、なすがままに任せている、といった感じです(^^ゞ
それにリオはスラム(ファベーラ)がどんどん拡大してきており、美観もどんどん損なわれつつある。
リオの良さを挙げるとすれば、ビーチの美しさと青空の美しさ。
それと気候ですね。年中を通じて気温は高いし、快晴の日が多い。

街の清潔さ、という点ではサンパウロ市の方が上ですね。
ただし、サンパウロにはリオのような美しいビーチはないし、澄み切った青空もない(スモッグあり)、というデメリットがあります。
その点、ベレーンはリオのように汚れてないし、海はないものそれに代わる河がある。
街並みもきれいだし、ベレーンっ子はシンパチコ(人なつこい) (^∇^)
気候も熱帯でありながら、川風があるからでしょうか、意外と涼しい(^-^)
それに地元料理が、またおししいものがそろっているヾ(@^(∞)^@)ノ

ベレーンで有名なのが、ベル・オ・ペーゾという、パラー河のそばにある市場です。
ベル・オ・ペーゾとは、“量を計る”という意味で、昔から色々な物々交換がされてきたところから付けられた名前のようです。おそらく、昔は生ゴムなどが出荷されたのではないでしょうか。
先日、ここで紹介したカニ料理もベレーンのものです。


(地元料理。「あごが落ちるほどおいしい!」Loby撮影)


(ベレーン市街。Loby撮影)


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コメント 2

funabin

このベレーンの町並みの光景、良いですね。
何でもないこうした風景がふなは好きなんですよ。
ほっぺたが落ちそうな料理の画像も如何にもブラジル料理って言う感じで美味そうです(^^ゞ
by funabin (2006-08-01 09:39) 

Loby

ベレーンは街並みも素敵ですが、超素敵(?)なのはやはり地元料理です(^∇^) 以前にもHPなどでご紹介したことがあると思いますが、例のマンジオッカ(タピオカ)から抽出するツクピーというソースで煮たアヒル料理(パット・ノ・ツクピー)は、めちゃうまいです(^∇^)
by Loby (2006-08-01 22:31) 

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